天王てんのう社しゃ (小松島こまつしま市し)

天王てんのう社しゃ
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所在地しょざいち	徳島とくしま県けん小松島こまつしま市し田野たの町まち鳥居本とりいもと12
位置いち	北緯ほくい33度ど58分ふん37秒びょう 東経とうけい134度ど35分ふん14秒びょう
主祭しゅさい神しん	須佐すさ之の男おとこ命いのち 大だい己おのれ貴命きめい 稲田いなだ姫ひめ命いのち
社格しゃかく等ひとし	旧きゅう村社そんしゃ
創建そうけん	不ふ詳しょう
例祭れいさい	10月23日にち

天王てんのう社しゃ（てんのうしゃ）は、徳島とくしま県けん小松島こまつしま市し田野たの町まちに鎮座ちんざする神社じんじゃである。徳島とくしま県けん指定していの無形むけい文化財ぶんかざい「天王てんのう社しゃ稚児ちご三番叟さんばそう」が行おこなわれることで有名ゆうめいである。

歴史れきし

創建そうけん年ねんは不ふ詳しょう。724年ねん（養老ようろう8年ねん）頃ごろに悪疫あくえきが全国ぜんこくに蔓延まんえんし、それを収おさめるため聖武天皇しょうむてんのうが諸国しょこくに一いち国こく一いち社しゃを建立こんりゅうし民みんの平癒へいゆを祈願きがんした際さいの一いち社しゃであると伝つたえられている。

『阿波あわ志こころざし』によると「牛頭ごず祠ほこら 田野たの村むら天王てんのう谷だににあり」と記しるされており、采さい地ち一いち二に石せきは村むら内ないの大乗だいじょう院いんが管轄かんかつしていた。『阿おもね淡あわ年表ねんぴょう秘録ひろく』によれば1618年ねん（元和がんわ4年ねん）に大乗だいじょう院いんは天王てんのう社しゃの周囲しゅういの竹たけ木きの伐採ばっさいを禁止きんしする定じょう書しょを下くだしている。また1641年ねん（寛永かんえい18年ねん）の『忠英ただひで様さま御代みよ両りょう国内こくない寺領じりょう社領しゃりょう等とう支配しはい帳ちょう』では「天王てんのう」領りょう一いち三さん石せき余あまりとあり、1730年ねん（享とおる保ほ15年ねん）の『寺社じしゃ領りょう相しょう記帳きちょう』では「牛頭ごず天王てんのう」として高こう一いち三さん石せき余あまりと記しるされる。

天王てんのう社しゃの白色はくしょく尉じょう・黒色こくしょく尉じょう・鬼神きじん面めんは小松島こまつしま市し文化財ぶんかざい、天王てんのう社しゃ稚児ちご三番叟さんばそうは徳島とくしま県けん無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していされている。

祭神さいじん

• 須佐すさ之の男おとこ命いのち
• 大だい己おのれ貴命きめい
• 稲田いなだ姫ひめ命いのち

交通こうつう

• 牟岐線むぎせん（JR四国しこく）阿波赤石あわあかいし駅えきより車くるまで約やく10分ふん。
• 徳島とくしま自動車じどうしゃ道どう「徳島とくしまインターチェンジ」より車くるまで約やく30分ふん。

外部がいぶリンク

• 天王てんのう社しゃ稚児ちご三番叟さんばそう - 小松島こまつしまナビ