妻つまをめとらば〜晶子あきこと鉄幹てっかん〜

妻つまをめとらば〜晶子あきこと鉄幹てっかん〜
脚本きゃくほん	マキノノゾミ（原作げんさく）; 鈴木すずき哲也てつや
登場とうじょう人物じんぶつ	藤山ふじやま直美なおみ・香川かがわ照之てるゆきほか
初演しょえん日び	2007年ねん7月がつ28日にち
初演しょえん場所ばしょ	明治めいじ座ざ
オリジナル言語げんご	日本語にほんご

『妻つまをめとらば〜晶子あきこと鉄幹てっかん〜』（つまをめとらばあきことてっかん）は、2007年ねん 7月がつ28日にちから8月がつ20日はつかに明治めいじ座ざで公演こうえんされた舞台劇ぶたいげき。原作げんさくはマキノノゾミ『MOTHER－君くんわらひたまふことなかれ』。脚本きゃくほんはマキノノゾミ・鈴木すずき哲也てつや。演出えんしゅつは宮田みやた慶子けいこ。主演しゅえんは藤山ふじやま直美なおみ・香川かがわ照之てるゆき。

上演じょうえん記録きろく

明治めいじ座ざ（2007年ねん 7月がつ28日にち - 8月がつ20日はつか）。全ぜん35回かい公演こうえん。

主おもなキャスト

あらすじ

舞台ぶたいは明治めいじ42年ねん（1907年ねん）から大正たいしょう2年ねん（1913年ねん）にかけての5年間ねんかんの物語ものがたりで、与謝野よさの家かの引ひっ越こし風景ふうけいからはじまる。そんな夫妻ふさいをとりまくのは、石川いしかわ啄木たくぼく、北原きたはら白秋はくしゅう、平野ひらの萬里ばんりに佐藤さとう春夫はるお、さらに管野かんの須賀すか子こに平塚ひらつか雷鳥らいちょうと、いずれも現代げんだいに名なを残のこす歌人かじんばかり。文化ぶんか人じんとして名なを馳はせる彼かれらが、作品さくひんの中なかではお金かねがないと嘆なげき、嫁よめ姑しゅうと問題もんだいに悩なやみ、道みちならぬ恋こいに苦にがみ、実じつに人間味にんげんみを帯おびて描えがかれている。亡なくなったはずの人ひとが幽霊ゆうれいとなって度々たびたび登場とうじょうしたり、子供こどもが次々つぎつぎに生うまれたりと、実じつにテンポよく進すすむ。公演こうえん当時とうじは出演しゅつえん中ちゅうの岩崎いわさきひろみが第だい一いち子しを妊娠にんしん中ちゅうであった。

また子沢山こだくさん^[1]の与謝野よさの家かの子供こどもたちを演えんじるために多おおくの子役こやくが出演しゅつえんし、さらに成長せいちょうした姿すがたを描えがいているため一人ひとり二に役やくを演えんじていた。

子役こやく一覧いちらん

八はち百ひゃく源げんの息子むすこ・ヒカル(成長せいちょう後ご)：金子かねこ尚しょう太郎たろう・薄衣うすぎぬ峻たかし平たいら
ヒカル(成長せいちょう前まえ)・シゲル(成長せいちょう後ご)：松本まつもと頼よりゆき・新井あらい雄貴ゆうき
シゲル(成長せいちょう前まえ)・リン(成長せいちょう後ご)：早川はやかわ恭きょう崇たかし・小林こばやし海人かいじん^[2]。
ヤツオ(成長せいちょう前まえ)：宮永みやなが歩あゆみ海うみ・三浦みうら三奈みな
ナナセ(成長せいちょう前まえ)：千葉ちば真子しんじ・木村きむら心こころ静せい
リン(成長せいちょう前まえ)・サホコ：石井いしい晏璃・豊澤とよさわ汐しお凪なぎ
ヤツオ(成長せいちょう後ご)：川原かわはら弓ゆみ佳けい・芥川あくたがわ結香ゆか
ナナセ(成長せいちょう後ご)：森田もりた結むすぶ海かい・加藤かとう綾香あやか

（いずれもダブルキャスト）

脚注きゃくちゅう

^ 与謝野よさの晶子あきこは12人にんの子供こどもを産うんでいる
^ 『神かみ児じ遊ゆう助すけ』2014年ねん6月がつ18日にち付づけ、2014年ねん8月がつ7日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

舞台ぶたい『妻つまをめとらば〜晶子あきこと鉄幹てっかん〜』公式こうしきサイト

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[1] 与謝野よさの晶子あきこは12人にんの子供こどもを産うんでいる

[2] 『神かみ児じ遊ゆう助すけ』2014年ねん6月がつ18日にち付づけ、2014年ねん8月がつ7日にち閲覧えつらん。

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