官衙かんが

官衙かんが（かんが）

• 役所やくしょ・官庁かんちょうのこと。
• 旧きゅう日本にっぽん軍ぐんにおいて、軍ぐんを構成こうせいする組織そしきを大おおきく4つに分類ぶんるいした中なかの一ひとつ。軍ぐんにおける事務じむ機関きかんを指さし、陸軍りくぐん省しょう、海軍かいぐん省しょう、参謀さんぼう本部ほんぶ、軍令ぐんれい部ぶ、教育きょういく総監そうかん部ぶなどが含ふくまれる。官衙かんがのほかに「軍隊ぐんたい（実戦じっせん部隊ぶたい）」、「学校がっこう（軍ぐん学校がっこう）」、「特務とくむ機関きかん（侍従じじゅう武官ぶかん、軍事ぐんじ参議院さんぎいんなど他たの3つに分類ぶんるいできない組織そしき。陸軍りくぐんが設置せっちした諜報ちょうほう機関きかんとは異ことなるもの）」があった。
• 官衙かんが遺跡いせきは、主おもに古代こだいの政庁せいちょうである国衙こくがや郡ぐん衙跡あとを指さす。