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宝島社文庫(たからじましゃぶんこ)は、宝島社が発行している文庫本レーベル。本項では、姉妹レーベルである宝島SUGOI文庫などについても解説する。
1998年7月24日創刊[1]。毎月5日頃に数点ずつ発売されている。ミステリー、ライトノベル、時代小説、官能小説、恋愛小説、ノンフィクションなど、様々なジャンルを扱っており、それぞれにレーベルやシリーズが設けられている。
宝島SUGOI文庫の創刊と、宝島社文庫の10周年を記念して誕生した『ぶんこちょ』というPRキャラクターが設けられている。
鳥をモチーフとしたキャラクターで、機嫌が良い時には人の手に乗って遊ぶことがあるとされ、羽の部分が文庫本のようになっている[2]。
宝島社が発行するライトノベル系の文庫レーベル。
宝島社が発行するミステリー系の文庫シリーズ。
『このミステリーがすごい!』大賞の大賞や優秀賞を受賞した作家の単行本が文庫化される際に、『このミステリーがすごい!』大賞シリーズとして宝島社文庫に収められる[3]。
- ゼロの迎撃(安生正)
- ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走(深町秋生)
- JC科学捜査官 雛菊こまりと“ひとりかくれんぼ”殺人事件(上甲宣之)
- 鷹野鍼灸院の事件簿(乾緑郎)
- 花工房ノンノの秘密 死をささやく青い花(深津十一)
- 人喰いの家(塔山郁)
宝島社が発行する時代小説系の文庫シリーズ。
- 奔る吉原用心棒 小蝶丸騒動伝(中谷航太郎)
- はぐれ文吾人情事件帖(小杉健治)
- 一本うどん 八丁堀浪人江戸百景(倉阪鬼一郎)
「この官能小説がすごい!」シリーズ
[編集]
宝島社が発行する官能小説系の文庫シリーズ。
日本ラブストーリー大賞の大賞やエンタテインメント特別賞、ニフティ/ココログ賞を受賞した作家の単行本が文庫化される際に、日本ラブストーリー大賞シリーズとして宝島社文庫に収められる。日ラブ大賞シリーズと略称される[4]。
宝島社が発行するノンフィクション系の文庫レーベル。
2008年5月創刊。
宝島社から発行された単行本や「別冊宝島」シリーズを再編成したものなどを収録している
[1][5]。
創刊に際しては、「宝島社が発行する文庫の知名度を上げていきたい。これまでに、宝島社文庫では文芸や教養といったジャンルを主に扱ってきたが、月ごとの発行点数は、10点の月があったり2点の月があったりと、大きなばらつきがあった。宝島SUGOI文庫では、通巻1500号を超えるムック「別冊宝島」で扱ったノンフィクションを中心に収録し、大量の刊行を目標として、文庫の存在感を高めていきたい」といった声明が発せられた
[6]。
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