宝たから暦れき(ほうれき)は渤海の元号げんごう。大だい欽茂の治世ちせいで用もちいられた。大だい興きょう37年ねん(774年ねん)に改元かいげんされたが、「貞さだ孝こう公主こうしゅ墓誌ぼし」に大だい興きょう56年ねんに死去しきょとの記載きさいがあり、時期じきは不ふ詳しょうであるが再ふたたび大だい興きょうが使用しようされたと見みられている。