小峯こみね隆生たかお

小峯こみね 隆生たかお（こみね たかお、1959年ねん2月がつ19日にち - ）は、日本にっぽんの編集へんしゅう者しゃ、ラジオパーソナリティ、元もと『週刊しゅうかんプレイボーイ』軍事ぐんじ班はん記者きしゃ、小説しょうせつ家か。映画えいが監督かんとくの経験けいけんもあり、日本にっぽん映画えいが監督かんとく協会きょうかい会員かいいん。2010年ねん頃ごろより筑波大学つくばだいがく非常勤ひじょうきん講師こうし、同どう大学だいがく知的ちてきコミュニティ基盤きばん研究けんきゅうセンター客員きゃくいん研究けんきゅう員いん、同志社大学どうししゃだいがく嘱託しょくたく講師こうし。

兵庫ひょうご県けん芦屋あしや市し出身しゅっしん。東海大学とうかいだいがく高輪たかなわ台だい高校こうこう、東海大学とうかいだいがく工学部こうがくぶ（航空こうくう工学こうがく専攻せんこう）卒業そつぎょう。

略歴りゃくれき

5歳さいまで兵庫ひょうごに居いたが、それ以後いごはずっと東京とうきょう都と在住ざいじゅう。大学生だいがくせい時代じだいはシェイクスピア劇げき研究けんきゅう会かいに在籍ざいせき。大学だいがく卒業そつぎょう後ごは外資がいし系けい企業きぎょうでコンピュータセールスマンを務つとめていたが、会社かいしゃを辞やめた後のち、東京とうきょう・新宿しんじゅくの店みせでバーテンダーなどのアルバイトをしていたことがあった。その後ご野坂のさか昭あきら如に出会であい「何なにかやれ」と言いわれたことがきっかけとなり、1983年ねんより雑誌ざっし『週刊しゅうかんプレイボーイ』（集英社しゅうえいしゃ）のフリー編集へんしゅう者しゃとなり、名物めいぶつ編集へんしゅう者しゃとして有名ゆうめいになる。

1984年ねん、第だい8回かい日本にっぽんパロディ展てんでパフォーマンス部門ぶもんに応募おうぼ、「外国がいこく人じんのための日本語にほんごリンガフォン」で入選にゅうせん。これがきっかけで1985年ねん4月がつより、ニッポン放送にっぽんほうそう『オールナイトニッポン』水曜すいよう1部ぶのパーソナリティを務つとめたことで一躍いちやく有名ゆうめいになる（1986年ねん3月がつまで担当たんとう）。またその後ご1987年ねん10月がつには、同おなじく「オールナイトニッポン」水曜すいよう2部ぶのパーソナリティに復帰ふっき（1988年ねん9月がつまで担当たんとう）、オールナイトニッポンにおいては異例いれいの「1部ぶから2部ぶへの返かえり咲ざき」を果はたす（2021年ねん現在げんざい1部ぶから2部ぶ相当そうとうへの降格こうかくを経験けいけんしたのは、小峯こみね/アルコ&ピース/三四郎さんしろうの3例れいのみ）。

この頃ころ、宅たく八郎はちろうとテレビ局てれびきょくの楽屋がくやで口論こうろんしたことがきっかけで、宅たくが小峯こみねの自宅じたくに嫌いやがらせを繰くり返かえしたとして民事みんじ裁判さいばんを起おこしている。宅たくの復讐ふくしゅう路線ろせんのきっかけでもある。

『週刊しゅうかんプレイボーイ』との契約けいやくを解除かいじょされた後のち、夕刊ゆうかん紙し『日刊にっかんアスカ』（飛鳥新社あすかしんしゃ）の創刊そうかんに参加さんかするも、同紙どうしの廃刊はいかんに伴ともない、フリーのジャーナリストに転身てんしん。週刊しゅうかんプレイボーイの軍事ぐんじ記者きしゃとして、アフガン戦争せんそう、イラク戦争せんそうに関かんする特集とくしゅう取材しゅざいをこなしてきた経験けいけんがあり、軍事ぐんじ技術ぎじゅつや軍事ぐんじ史しに精通せいつうしており、特とくに各国かっこくの特殊とくしゅ部隊ぶたいの徹底的てっていてきな研究けんきゅうを中心ちゅうしんに手掛てがけている。

映画えいが監督かんとくのジェームズ・キャメロンのインタビュー集しゅう『豪快ごうかい！映画えいが学がく　ジェームズ・キャメロンTalks About Film　ジェームズ・キャメロン映画えいがを撮とらずにいられない』（集英社しゅうえいしゃインターナショナル）を手掛てがけるなど交流こうりゅうがある。また、彼かれの作品さくひんであるハリウッド映画えいが『ターミネーター2』『トゥルーライズ』には端役はやくで出演しゅつえんしている。

過去かこの出演しゅつえん作品さくひん

映画えいが

• ターミネーター2（1991年ねん、ショッピングモールの業務ぎょうむ用よう通路つうろでT-1000に撃うたれる従業じゅうぎょう員いん役やく。エキストラ）
• トゥルーライズ（1994年ねん、ラストシーンで主人公しゅじんこうと日本語にほんごで挨拶あいさつを交かわすエキストラ）

テレビドラマ

• スケバン刑事けいじII 少女しょうじょ鉄てつ仮面かめん伝説でんせつ（1985年ねん、フジテレビジョン）… DJ（第だい8話わ）
• ウルトラマンガイア 第だい35話わ「怪獣かいじゅうの身代金みのしろきん」（1999年ねん、MBS）

ビデオ映画えいが

• クライムハンター2 裏切うらぎりの銃弾じゅうだん（1989年ねん、東北新社とうほくしんしゃ / 東映とうえいビデオ）

ラジオ

• 小峯こみね隆生たかおのオールナイトニッポン（1985年ねん4月がつ - 1986年ねん3月がつ、水曜すいよう1部ぶ・1987年ねん10月がつ - 1988年ねん9月がつ、水曜すいよう2部ぶ、ニッポン放送にっぽんほうそう）
• 大竹おおたけまこと ゴールデンラジオ!（2009年ねん12月30日にち、2015年ねん6月がつ17日にち、文化放送ぶんかほうそう） - 大学だいがく時代じだいの演劇えんげきサークルの後輩こうはいだった太田おおた英明ひであきに頼たのみ込こんでゲスト出演しゅつえん。

PV

• 東京とうきょうマルイ（1991年ねん、「無敵むてきの電動でんどうガン」）

ゲーム

• 鬼おに武者むしゃ3（2004年ねん） - 2004年ねんのパリでビデオカメラで幻魔げんまの襲撃しゅうげきを撮影さつえいする観光かんこう客きゃく役やくで出演しゅつえん。

監督かんとく作品さくひん

• N45゜第だい2話わ「パオさんとの復讐ふくしゅう」（1994年ねん）

連載れんさい

• 月刊げっかんラジオパラダイス（三さん才さいブックス）『小峯こみね隆生たかおのノルウェイの海軍かいぐん』 （1988年ねん1月がつ号ごうから1988年ねん11月がつ号ごうまで）

主おもな書籍しょせき

軍事ぐんじ記者きしゃの経験けいけんがあるため銃器じゅうき・ミリタリーの知識ちしきを生いかしたものが多おおい。

• 『パオさんとの復讐ふくしゅう』（コスミックインターナショナル）、ISBN 978-4-88532-372-0
• 『豪快ごうかい！映画えいが学がく　ジェームズ・キャメロンTalks About Film　ジェームズ・キャメロン映画えいがを撮とらずにいられない』（集英社しゅうえいしゃインターナショナル）、ISBN 978-4-7976-7035-6 - ジェームズ・キャメロンへのインタビュー集しゅう
• 『1968少年しょうねん玩具おもちゃ 東京とうきょうモデルガンストーリー』（角川かどかわ学芸がくげい出版しゅっぱん）、ISBN 978-4-04-621182-8 - 自伝じでん小説しょうせつ
• 『拳銃けんじゅう王おうシリーズ』（グリーンアロー出版しゅっぱん社しゃ） - 雑誌ざっし『Gun』に連載れんさいされたものの書籍しょせき化か
• 『海上保安庁かいじょうほあんちょう特殊とくしゅ部隊ぶたいSST』（並木なみき書房しょぼう）、ISBN 4-89063-193-3

外部がいぶリンク

• 小峯こみね隆生たかおのWebサイト - ウェイバックマシン（2000年ねん3月がつ4日にちアーカイブ分ぶん）