式しき守もり卯之助うのすけ

式しき守もり 卯之助うのすけ（しきもり うのすけ、式しき守もり夘之助すけ）は、大相撲おおずもうの行司ぎょうじの名跡みょうせきの1つ。江戸えど期きから明治めいじ期きにかけて4人にんが名乗なのったが、1874年ねん以降いこう襲名しゅうめいされておらず事実じじつ上じょう途絶とだえている。襲名しゅうめいの経緯けいいが不明瞭ふめいりょうなことや名跡みょうせきの格かくなどを考慮こうりょしても、今後こんご誰だれかが襲名しゅうめいする可能かのう性せいは極きわめて低ひくいものと思おもわれる。

• 初代しょだい - 後ごの3代だい式しき守もり伊之助いのすけ。襲名しゅうめい期間きかんは天明てんめい8年ねん4月がつ-寛政かんせい7年ねん3月、再さい勤つとむして文化ぶんか5年ねん10月-文政ぶんせい2年ねん11月。
• 2代だい - 襲名しゅうめい期間きかんは天保てんぽう6年ねん10月-天保てんぽう8年ねん正月しょうがつ。
• 3代だい - 最高さいこう位いは8人にん目め。襲名しゅうめい期間きかんは安政あんせい2年ねん2月がつ-万延まんえん元年がんねん3月がつ。
• 4代だい - 最高さいこう位いは13人にん目め。襲名しゅうめい期間きかんは明治めいじ5年ねん4月がつ-明治めいじ7年ねん3月がつ。