後藤 政志
経歴
[東京 生 まれ、静岡 県 富士宮 市 で育 つ。沼津工業高等専門学校 機械 工学科 卒業 。1973年 、広島大学 工学部 船舶 工学科 卒業 [1]。- 1973
年 から、三井 海洋 開発 で海洋 構造 物 を設計 。 - 1989
年 、東芝 に入社 。原子 炉 格納 容器 の圧力 と温度 に対 する強度 設計 を研究 。2002年 までに東京電力 柏崎 刈羽 原子力 発電 所 の3号機 、6号機 、中部電力 浜岡 原子力 発電 所 の3号機 、4号機 、東北電力 女川原子力発電所 の3号機 の設計 に携 わる。 - この
間 、原子 炉 格納 容器 の安全 性 は技術 で担保 しきれないのではとの疑念 を生 じるようになり、2007年 7月 16日 の新潟 県 中越 沖 地震 に伴 う柏崎 刈羽 原子力 発電 所 の一連 の事故 のときに、これは決定的 にだめだ、技術 者 として黙 ってはいられない、と思 った[2]。東芝 在職 中 、柴田 宏行 名 で原子力 技術 を批判 する論文 を発表 した[3]。 - 2009
年 、東芝 を定年 退職 [4][5]。 芝浦工業大学 、早稲田大学 -東京 都市 大学 大学院 共同 原子力 専攻 、國學院大学 で非常勤 講師 。- 2011
年 3月11日 に発生 した福島 第 一 原子力 発電 所 事故 の翌日 、田中 三彦 らとともに記者 会見 し、炉心 溶融 の危険 性 をいち早 く指摘 した[3]。以来 、原子 炉 格納 容器 設計 者 の観点 から、福島 第 一 原子力 発電 所 事故 の分析 を行 っている。2011年 5月23日 、参議院 行政 監視 委員 会 に参考 人 として出席 。2011年 11月-2012年 8月 、原子力 安全 ・保安 院 「発電 用 原子 炉 施設 の安全 性 に関 する総合 的 評価 (いわゆるストレステスト)に係 る意見 聴取 会 」委員 を務 めた[6]。 - 2012
年 4月 、特定 非 営利 活動 法人 APASTを設立 した[7]。2013年 4月 より、原子力 市民 委員 会 委員 を務 める[8]。
論文 ・著作
[共著 『転換期 の技術 者 たち―企業 内 からの提言 』勁草書房 、1989年 共著 『老朽 化 する原発 』原発 老朽 化 問題 研究 会 、原子力 資料 情報 室 刊 、2005年 3月 後藤 政志 , 「大 規模 構造 物 の設計 とリスクを考慮 した評価 方法 に関 する研究 」東京工業大学 博士 論文 ,報告 番号 乙 第 3809号 . 2005年 3月 , NAID 500000334782単 著 『「原発 をつくった」から言 えること』クレヨンハウス(わが子 からはじまるクレヨンハウス・ブックレット 003)、2011年 井野 博満 編 、井野 博満 ・後藤 政志 ・瀬川 嘉之 著 『福島 原発 事故 はなぜ起 きたか』藤原 書店 、2011年 - エントロピー
学会 編 広瀬 隆 ・井野 博満 ・後藤 政志 ・黒田 光太郎 ・崎山 比 早子 ・福本 敬夫 ・山田 國廣 ・菅井 益郎 ・室田 武 ・三輪 大介 著 『原発 廃 炉 に向 けて:福島 原発 同時 多発 事故 の原因 と影響 を総合 的 に考 える』日本 評論 社 2011年 8月 ISBN 978-4535586000
脚注
[- ^
自己 紹介 - ^
日本外国特派員協会 での講演 、2011年 03月 14日 - ^ a b 「ニッポン
人 ・脈 ・記 石 をうがつ 9技術 は何 をもたらすか」、朝日新聞 夕刊 、2012年 9月 12日 - ^ 『
週刊 現代 』2011年 5月 7・14日 号 、p.50 - ^ 「
原発 設計 、全 電源 喪失 考慮 を元 東芝 技術 者 、福井 で講演 」、福井 新聞 、2011年 5月 4日 - ^
発電 用 原子 炉 施設 の安全 性 に関 する総合 的 評価 (いわゆるストレステスト)に係 る意見 聴取 会 - ^ 「
技術 者 として考 えれば、原発 の安全 性 に絶対 はない」元 原子力 プラント設計 技術 者 、後藤 政志 さん<「どうする?原発 」インタビュー第 4回 > ニコニコニュース、2012年 8月 16日 、2013年 7月 30日 閲覧 - ^
原子力 市民 委員 会
外部 リンク
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