この項目 こうもく では、一般 いっぱん 的 てき な温度 おんど について説明 せつめい しています。より厳密 げんみつ に規定 きてい された温度 おんど については「熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど 」をご覧 らん ください。
温度 おんど ( おんど 、( 英 えい : temperature )とは、温 ゆたか 冷 ひや の度合 どあ いを表 あらわ す指標 しひょう である。
二 ふた つの物体 ぶったい の温度 おんど の高低 こうてい は温度 おんど 的 てき な接触 せっしょく [疑問 ぎもん 点 てん – ノート ] (thermal[ 1] contact)によりエネルギー が移動 いどう する方向 ほうこう によって定義 ていぎ される。すなわち温度 おんど とはエネルギーが自然 しぜん に移動 いどう していく方向 ほうこう を示 しめ す指標 しひょう であるといえる。標準 ひょうじゅん 的 てき には、接触 せっしょく によりエネルギーが流出 りゅうしゅつ する側 がわ の温度 おんど が高 たか く、エネルギーが流入 りゅうにゅう する側 がわ の温度 おんど が低 ひく いように定 さだ められる。接触 せっしょく させてもエネルギーの移動 いどう が起 お こらない場合 ばあい は二 ふた つの物体 ぶったい の温度 おんど が等 ひと しい。この状態 じょうたい を温度 おんど 平衡 へいこう (熱 ねつ 平衡 へいこう )と呼 よ ぶ。
マクスウエルは、気体 きたい の温度 おんど は分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう エネルギ―の平均 へいきん 値 ち のみによって決 き まる。ただし、液体 えきたい または固体 こたい 状態 じょうたい にある物体 ぶったい に対 たい する同様 どうよう な結果 けっか は現在 げんざい のところ確立 かくりつ されるに至 いた っていないと述 の べていた[ 2] 。最近 さいきん 、五十嵐 いがらし は液体 えきたい や固体 こたい に対 たい しても成 な り立 た つ温度 おんど の定義 ていぎ を提案 ていあん している。それによると、分子 ぶんし 間 あいだ 力 りょく が位置 いち のみの関数 かんすう であれば、多 た 原子 げんし 分子 ぶんし で相互 そうご 作用 さよう が存在 そんざい しても、分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち を統計 とうけい 力学 りきがく を用 もち いて、厳密 げんみつ に求 もと めることができて、その結果 けっか はマクスウエルの速度 そくど 分布 ぶんぷ 則 そく と一致 いっち し、絶対温度 ぜったいおんど と質量 しつりょう のみの関数 かんすう となる[ 3] [ 4] 。この結果 けっか を簡潔 かんけつ に述 の べると次 つぎ のようになる。「温度 おんど は、原子 げんし ・分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち を示 しめ している。」と云 い うことができる。気体 きたい 分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう の速度 そくど 分布 ぶんぷ ついてのマクスウエルの速度 そくど 分布 ぶんぷ 則 そく は気体 きたい ばかりでなく、液体 えきたい や固体 こたい に対 たい しても成立 せいりつ することが、原島 はらしま 鮮先生 せんせい のテキスト[ 5] にも記 しる されているが、数学 すうがく 的 てき 証明 しょうめい は附 ふ されていない。温度 おんど が分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう の運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち によって決 き まり分 ぶん 、分子 ぶんし 内 ない の回転 かいてん や振動 しんどう 運動 うんどう は温度 おんど に依存 いぞん して励起 れいき されるが、温度 おんど には寄与 きよ しないことを五十嵐 いがらし は思考 しこう 実験 じっけん を用 もち いて証明 しょうめい している[ 6] [ 7] 。
統計 とうけい 力学 りきがく によれば、温度 おんど は物質 ぶっしつ を構成 こうせい する分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう エネルギー の平均 へいきん 値 ち として、五十嵐 いがらし が導出 どうしゅつ した様 よう に求 もと めることができる。この様 よう にして求 もと めた温度 おんど は、熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど と一致 いっち する。
熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど の零 れい 点 てん (0ケルビン )は絶対 ぜったい 零 れい 度 ど と呼 よ ばれ、分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう が停止 ていし する状態 じょうたい に相当 そうとう する。ただし絶対 ぜったい 零 れい 度 ど は極限 きょくげん 的 てき な状態 じょうたい であり、有限 ゆうげん の操作 そうさ で物質 ぶっしつ が絶対 ぜったい 零 れい 度 ど となることはない。また、量子力学 りょうしりきがく 的 てき な不 ふ 確定 かくてい 性 せい があるため、絶対 ぜったい 零 れい 度 ど になっても分子 ぶんし の運動 うんどう は止 と まることはない。しかし、このときの分子 ぶんし の運動 うんどう は乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう ではない。このときの分子 ぶんし の運動 うんどう は、量子力学 りょうしりきがく 的 てき ゼロ点 てん 振動 しんどう (ゼロ点 てん 運動 うんどう )と呼 よ ばれ、乱雑 らんざつ な運動 うんどう ではないので、エントロピーには寄与 きよ しないので、絶対 ぜったい 零 れい 度 ど ではエントロピーはゼロであり、分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう も停止 ていし しゼロとなる。温度 おんど は物質 ぶっしつ を構成 こうせい する分子 ぶんし の乱雑 らんざつ な並進 へいしん 運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち だからである。
温度 おんど は、化学 かがく 反応 はんのう において強 つよ い影響 えいきょう 力 りょく を持 も つ。また、生物 せいぶつ にはそれぞれ至 いたり 適 てき 温度 おんど があり、ごく狭 せま い範囲 はんい の温度 おんど の環境 かんきょう 下 か でしか生存 せいぞん できない。化学 かがく や生物 せいぶつ 学 がく における観察 かんさつ や実験 じっけん では、基礎 きそ 的 てき な条件 じょうけん として温度 おんど を記録 きろく する必要 ひつよう があり、あるいは温度 おんど を調整 ちょうせい することが実験 じっけん を成立 せいりつ させる重要 じゅうよう な条件 じょうけん となる。また、生物 せいぶつ 学 がく や医学 いがく において組織 そしき や検体 けんたい を冷蔵 れいぞう するのは、温度 おんど を下 さ げることで化学 かがく 変化 へんか の速度 そくど を抑 おさ える意味 いみ がある。
動力 どうりょく 学理 がくり 論 ろん では、ケルビン温度 けるびんおんど は、温度 おんど (熱 ねつ )平衡 へいこう 状態 じょうたい における、1 自由 じゆう 度 ど 当 あ たりの運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち に関連 かんれん づけられる。
エネルギー等 とう 配分 はいぶん の法則 ほうそく (equipartition theorem)によると、系 けい の個々 ここ の自由 じゆう 度 ど あたりの運動 うんどう エネルギーは k B T /2 となる。ここで、 T は絶対温度 ぜったいおんど 、 k B はボルツマン定数 ていすう である。3次元 じげん 空間 くうかん で、粒子 りゅうし の並進 へいしん 自由 じゆう 度 ど は 3 なので、単 たん 原子 げんし 気体 きたい 粒子 りゅうし 1個 こ は、3k B T /2 なるエネルギーを持 も つ。
例 たと えば気体 きたい 状態 じょうたい の酸素 さんそ 分子 ぶんし (O2 ) は、並進 へいしん に加 くわ えて回転 かいてん (2自由 じゆう 度 ど )と振動 しんどう (1自由 じゆう 度 ど )を持 も つ。それぞれの1自由 じゆう 度 ど あたりの運動 うんどう エネルギーは、 k B T /2 であるが、振動 しんどう のモードは、常温 じょうおん を含 ふく む低 ひく い温度 おんど 領域 りょういき では量子力学 りょうしりきがく 的 てき に凍結 とうけつ されるので、分子 ぶんし 一 いち 個 こ 当 あ たりの全 ぜん エネルギーは 5k B T /2 となる。また、高 たか い温度 おんど 領域 りょういき では調和 ちょうわ 振動 しんどう 子 こ と近似 きんじ される振動 しんどう のモードとなり、運動 うんどう エネルギーおよびそれとほぼ等 ひと しいポテンシャルエネルギーが加 くわ わるので、分子 ぶんし 一 いち 個 こ 当 あ たりの全 ぜん エネルギーは 7k B T /2 となる。並進 へいしん 、回転 かいてん 、振動 しんどう などの各 かく モードはこのような一定 いってい の制約 せいやく のもとに等 とう 配分 はいぶん され、その(地下水 ちかすい 位 い のような)統一 とういつ 尺度 しゃくど が温度 おんど と言 い えるが、ポテンシャルや周期 しゅうき 性 せい の観点 かんてん から、最 もっと も制約 せいやく の少 すく ないのが気体 きたい の並進 へいしん エネルギーである。
固体 こたい の温度 おんど エネルギーは、デバイ温度 おんど より高 たか い温度 おんど 領域 りょういき では原子 げんし 1個 いっこ あたり、 6k B T /2 で近似 きんじ される(デュロン=プティの法則 ほうそく )が、これも、原子 げんし の 1 個 こ が3自由 じゆう 度 ど の調和 ちょうわ 振動 しんどう 子 こ を構成 こうせい するからである。
エネルギー等 とう 配分 はいぶん の法則 ほうそく は、混合 こんごう 気体 きたい における異種 いしゅ 気体 きたい 粒子 りゅうし 相互 そうご においても成 な り立 た つのみならず、こうしたことは結果 けっか であって、実 じつ は、この結果 けっか に近 ちか づける均等 きんとう 化 か 作用 さよう が存在 そんざい すると考 かんが えられる。この均等 きんとう 化 か 作用 さよう が物体 ぶったい 中 ちゅう の空間 くうかん 的 てき 不 ふ 均一 きんいつ に対 たい して働 はたら く結果 けっか は熱 ねつ 伝導 でんどう と言 い えるが、同 おな じ空間 くうかん を占 し めていても、(例 たと えば透明 とうめい な)物質 ぶっしつ と輻射 ふくしゃ 場 じょう とが、異 こと なる温度 おんど を長時間 ちょうじかん 保持 ほじ するケースは考 かんが えられ、この場合 ばあい は、それぞれの温度 おんど を分 わ けて考 かんが えるべきである(輻射 ふくしゃ の温度 おんど は、そもそも常識 じょうしき 的 てき に定義 ていぎ できない場合 ばあい もある)。
温度 おんど は統計 とうけい 的 てき な実体 じったい なので、空間 くうかん 的 てき 、時間 じかん 的 てき に、やや広 ひろ い計測 けいそく 範囲 はんい が必要 ひつよう であり、気体 きたい であれば、その粒子 りゅうし が複 ふく 数 すう 回 かい 衝突 しょうとつ する時間 じかん や空間 くうかん が必要 ひつよう である。例 たと えば気体 きたい の並進 へいしん 、回転 かいてん 、振動 しんどう といった運動 うんどう のモードは、このような時空 じくう の範囲 はんい では十分 じゅうぶん に(先 さき に述 の べた制約 せいやく のもとに)均等 きんとう 化 か すると考 かんが えられる。しかし、マクスウエルが指摘 してき している様 よう に分子 ぶんし の回転 かいてん 、振動 しんどう といった運動 うんどう のモードは温度 おんど に依存 いぞん して励起 れいき されるが、温度 おんど には寄与 きよ しないことに留意 りゅうい する必要 ひつよう がある[ 2] 。いわゆる「断熱 だんねつ 自由 じゆう 膨張 ぼうちょう 」などはあくまで例外 れいがい 的 てき な過渡 かと 現象 げんしょう である。
歴史 れきし 上 じょう 様々 さまざま な温度 おんど の定義 ていぎ があったが、現在 げんざい の国際 こくさい 量 りょう 体系 たいけい における基本 きほん 量 りょう に位置付 いちづ けられる熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど の定義 ていぎ は、温度 おんど (熱 ねつ )平衡 へいこう 状態 じょうたい における系 けい の内部 ないぶ エネルギーU を、体積 たいせき を一定 いってい に保 たも ってエントロピー S で偏 へん 微分 びぶん したものである。
(T =∂ U /∂ S )v 。現時点 げんじてん で、非 ひ 平衡 へいこう 状態 じょうたい での温度 おんど やエントロピーの定義 ていぎ は、本来 ほんらい の意味 いみ で定義 ていぎ できないこともあり、途上 とじょう 段階 だんかい である。
温度 おんど は非常 ひじょう に計 はか りにくい物理 ぶつり 量 りょう の一 ひと つである。温度 おんど は統計 とうけい 値 ち であるから、低 てい 密度 みつど な物体 ぶったい や非常 ひじょう に狭 せま い範囲 はんい を対象 たいしょう に計測 けいそく するなど、分子 ぶんし 数 すう が少 すく ない場合 ばあい には統計 とうけい 的 てき に値 ね が安定 あんてい せず意味 いみ が無 な くなること、非常 ひじょう に大量 たいりょう の分子 ぶんし の運動 うんどう 状態 じょうたい を一 いち 個 こ 一 いち 個 こ 観測 かんそく することは現在 げんざい の技術 ぎじゅつ では不可能 ふかのう であり代 か わりに間接 かんせつ 計測 けいそく を行 おこな っていることに起因 きいん している。
温度 おんど を計測 けいそく する方法 ほうほう としては、計測 けいそく 対象 たいしょう となる物体 ぶったい から放射 ほうしゃ される電磁波 でんじは を計測 けいそく する方法 ほうほう や、長 なが い時間 じかん をかけて計測 けいそく プローブを計測 けいそく 対象 たいしょう となる物体 ぶったい に接触 せっしょく させ温度 おんど (熱 ねつ )平衡 へいこう 状態 じょうたい にさせてから計 はか る方法 ほうほう がある。どちらの方法 ほうほう も、何 なん らかの計測 けいそく 上 じょう の問題 もんだい を抱 かか えている。しかし、近年 きんねん の高速 こうそく 温度 おんど 測定 そくてい 装置 そうち では、対象 たいしょう 物 ぶつ の大 おお きさ数 すう 十 じゅう マイクロメートル、測定 そくてい 時間 じかん は数 すう ミリ秒 びょう 程度 ていど で測定 そくてい 可能 かのう となっており、物理 ぶつり 現象 げんしょう を捉 とら える一 ひと つの手段 しゅだん としての有効 ゆうこう 性 せい が向上 こうじょう してきている。
物体 ぶったい の寒暖 かんだん の度合 どあ いを定量 ていりょう 的 てき に表 あらわ そうという試 こころ みを初 はじ めて行 い ったのは異説 いせつ はあるがガリレオ・ガリレイ であると考 かんが えられている。ガリレイは空気 くうき の熱 ねつ 膨張 ぼうちょう の性質 せいしつ を利用 りよう して物体 ぶったい の温度 おんど を計測 けいそく できる装置 そうち 、すなわち温度 おんど 計 けい を作成 さくせい した。ガリレイの作 つく った温度 おんど 計 けい は気圧 きあつ などの影響 えいきょう を受 う けてしまうために実際 じっさい に温度 おんど を定量 ていりょう 的 てき に表 あらわ すには及 およ ばなかったが、このように物質 ぶっしつ の温度 おんど による性質 せいしつ の変化 へんか を利用 りよう して、寒暖 かんだん の度合 どあ いを定量 ていりょう 的 てき に表 あらわ そうという試 こころ みは以後 いご も続 つづ けられた。初 はじ めて目盛 めもり 付 つ き温度 おんど 計 けい により数値 すうち によって温度 おんど を表現 ひょうげん しようとしたのはオーレ・レーマー である。レーマーは水 みず の沸点 ふってん を60度 ど 、水 みず の融点 ゆうてん を7.5度 ど とする温度 おんど 目盛 めもり を作成 さくせい した。温度 おんど 目盛 めもり を作成 さくせい するにはこのように2点 てん の定義 ていぎ 定点 ていてん が必要 ひつよう となる。多 おお くの独自 どくじ の温度 おんど 目盛 めも りが作成 さくせい されたが、現在 げんざい では日常 にちじょう 的 てき にはアンデルス・セルシウス によって作成 さくせい された摂氏 せっし 温度 おんど 目盛 めもり 、ガブリエル・ファーレンハイト によって作成 さくせい された華氏 かし 温度 おんど 目盛 めもり が主 おも に使用 しよう されている。
かつては温度 おんど と熱 ねつ の概念 がいねん の区別 くべつ が明確 めいかく にされていなかった。温度 おんど と熱 ねつ の違 ちが いに初 はじ めて気 き が付 つ いたのはジョゼフ・ブラック であると考 かんが えられている。ブラックは氷 こおり が融解 ゆうかい している最中 さいちゅう は熱 ねつ を吸収 きゅうしゅう しても温度 おんど が変化 へんか しないことを発見 はっけん した(潜熱 せんねつ )。また温度 おんど の違 ちが う同 どう 質量 しつりょう の水銀 すいぎん と水 みず を混 ま ぜる実験 じっけん を行 おこな い、それぞれ水 みず と水銀 すいぎん の温度 おんど 変化 へんか にある定数 ていすう を掛 か けた量 りょう が常 つね に等 ひと しくなることを発見 はっけん した。これは熱容量 ねつようりょう の概念 がいねん であり、温度 おんど 変化 へんか に乗 じょう ずる定数 ていすう が熱容量 ねつようりょう に相当 そうとう し、常 つね に等 ひと しくなる量 りょう は移動 いどう する熱量 ねつりょう である。これらの実験 じっけん により温度 おんど と熱 ねつ が異 こと なる概念 がいねん であることが確立 かくりつ された。
その後 ご 、19世紀 せいき に入 はい ると効率 こうりつ の良 よ い熱 ねつ 機関 きかん の開発 かいはつ の要請 ようせい から熱 ねつ 力学 りきがく の構築 こうちく が進 すす んでいった。ニコラ・レオナール・サディ・カルノー は熱 ねつ 機関 きかん の効率 こうりつ には熱源 ねつげん と冷媒 れいばい の間 あいだ の温度 おんど 差 さ によって決 き まる上限 じょうげん があることを発見 はっけん した。このことから熱 ねつ 力学 りきがく 第 だい 二 に 法則 ほうそく についての研究 けんきゅう が進 すす んでいった。熱 ねつ 力学 りきがく 第 だい 二 に 法則 ほうそく によれば外部 がいぶ から仕事 しごと がなされない限 かぎ り、熱 ねつ エネルギーは温度 おんど の高 たか い物体 ぶったい から温度 おんど の低 ひく い物体 ぶったい にしか移動 いどう しない。
ウィリアム・トムソン はカルノーサイクル で熱源 ねつげん と冷媒 れいばい に出入 でい りする熱 ねつ エネルギーから温度 おんど 目盛 めもり が構築 こうちく できることを示 しめ した。これを熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど 目盛 めもり という。熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど においては1つの定義 ていぎ 定点 ていてん はカルノーサイクルの効率 こうりつ が1となる温度 おんど であり、これは摂氏 せっし 温度 おんど 目盛 めもり で表 あらわ せば−273.15 °Cである。熱 ねつ 力学 りきがく 第 だい 二 に 法則 ほうそく によれば、この温度 おんど に到達 とうたつ するには無限 むげん の仕事 しごと が必要 ひつよう となり、それより低 ひく い温度 おんど は存在 そんざい しない。そのため、この温度 おんど を絶対 ぜったい 零 れい 度 ど ともいう。熱 ねつ 力 りょく 温度 おんど 目盛 めもり ではこの絶対 ぜったい 零 れい 度 ど を原点 げんてん (0 K )としている。温度 おんど の下限 かげん の存在 そんざい はトムソン以前 いぜん にシャルルの法則 ほうそく から、あらゆる気体 きたい の体積 たいせき が0となる温度 おんど として考 かんが えられていた。
原子 げんし 、分子 ぶんし レベルにおける温度 おんど の意味 いみ については、ジェームズ・クラーク・マクスウェル の気体 きたい 分子 ぶんし 運動 うんどう 論 ろん によって初 はじ めて明 あき らかとなった。気体 きたい 分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう の速度 そくど 分布 ぶんぷ はマクスウェル分布 ぶんぷ に従 したが い、この分布 ぶんぷ 関数 かんすう の形状 けいじょう は温度 おんど に依存 いぞん している。特 とく に気体 きたい 分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう エネルギーの平均 へいきん 値 ち は3/2 kT (k:ボルツマン定数 ていすう 、T:熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど )となり、温度 おんど に比例 ひれい する。すなわち温度 おんど は分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう の激 はげ しさを表 あらわ す数値 すうち でもある。このためプラズマ 中 なか のイオンや電子 でんし の持 も つ平均 へいきん 運動 うんどう エネルギーを温度 おんど で表現 ひょうげん することがある(プラズマ 中 なか のイオンや電子 でんし は並進 へいしん 運動 うんどう の自由 じゆう 度 ど しか持 も たないからである)。この時 とき は通常 つうじょう 平均 へいきん 運動 うんどう エネルギー = kTとなる温度 おんど Tによって表現 ひょうげん する。
ルートヴィッヒ・ボルツマン はこのマクスウェルの考 かんが え方 かた を発展 はってん させ統計 とうけい 熱 ねつ 力学 りきがく を構築 こうちく した。統計 とうけい 熱 ねつ 力学 りきがく では、あらゆる形態 けいたい のエネルギーにこの考 かんが え方 かた が拡張 かくちょう されている。温度 おんど が高 たか いほど高 たか いエネルギーを持 も つ原子 げんし や分子 ぶんし の割合 わりあい が大 おお きくなり、原子 げんし や分子 ぶんし の持 も つ平均 へいきん エネルギーの大 おお きさも増加 ぞうか する。このように統計 とうけい 熱 ねつ 力学 りきがく において温度 おんど は分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう エネルギー分布 ぶんぷ の仕方 しかた を表 あらわ す指標 しひょう である。
量子 りょうし 論 ろん が確立 かくりつ してくると、古典 こてん 的 てき な統計 とうけい 熱 ねつ 力学 りきがく は量子 りょうし 統計 とうけい の近似 きんじ であることが明 あき らかとなった。古典 こてん 論 ろん においては0 Kにおいてあらゆる粒子 りゅうし は運動 うんどう を停止 ていし した最低 さいてい エネルギー状態 じょうたい をとることになるが、量子 りょうし 論 ろん においては粒子 りゅうし は0 Kにおいても零 れい 点 てん エネルギーを持 も ち静止 せいし 状態 じょうたい とはならない。この物理 ぶつり 現象 げんしょう は零 れい 点 てん 振動 しんどう と呼 よ ばれている。また、ボース粒子 りゅうし のエネルギー分布 ぶんぷ はボース・アインシュタイン分布 ぶんぷ 、フェルミ粒子 りゅうし のエネルギー分布 ぶんぷ はフェルミ・ディラック分布 ぶんぷ となる。フェルミ粒子 りゅうし においてはパウリの排他 はいた 原理 げんり により、絶対 ぜったい 零 れい 度 ど においても古典 こてん 論 ろん では数 すう 万 まん Kにも相当 そうとう するような大 おお きなエネルギーを持 も つ粒子 りゅうし が存在 そんざい するが、これは、エネルギーを上 うえ 式 しき のkTに代入 だいにゅう して温度 おんど と見 み なしたことによるもので、真 しん の温度 おんど を示 しめ しているのではないことに留意 りゅうい することが大切 たいせつ である。したがって、温度 おんど が分子 ぶんし の並進 へいしん 運動 うんどう エネルギー分布 ぶんぷ の仕方 しかた を表 あらわ す指標 しひょう であることは古典 こてん 統計 とうけい と変 か わっていない。
温度 おんど の単位 たんい の比較 ひかく
ケルビン
セルシウス度 ど
ファーレンハイト度 ど
ランキン度 ど
ドリール度 ど
ニュートン度 ど
レオミュール度 ど
レーマー度 ど
絶対 ぜったい 零 れい 度 ど
0
−273.15
−459.67
0
559.725
−90.14
−218.52
−135.90
地球 ちきゅう 表面 ひょうめん の最低 さいてい 気温 きおん (※1)
183.95
−89.2
−128.56
331.11
283.8
−29.436
−71.36
−39.33
ファーレンハイト の寒剤 かんざい
255.37
−17.78
0
459.67
176.67
−5.87
−14.22
−1.83
水 みず の融点 ゆうてん (標準 ひょうじゅん 状態 じょうたい 下 した )
273.15
0
32
491.67
150
0
0
7.5
地球 ちきゅう 表面 ひょうめん の平均 へいきん 気温 きおん
288
15
59
518.67
127.5
4.95
12
15.375
人間 にんげん の平均 へいきん 体温 たいおん
309.95
36.8
98.24
557.91
94.8
12.144
29.44
26.82
地球 ちきゅう 表面 ひょうめん の最高 さいこう 気温 きおん (※2)
329.85
56.7
134.06
593.73
64.95
18.711
45.36
37.268
水 みず の沸点 ふってん (標準 ひょうじゅん 状態 じょうたい 下 か )
373.15
100
212
671.67
0
33
80
60
チタン の融点 ゆうてん
1941
1668
3034
3494
−2352
550
1334
883
太陽 たいよう の表面 ひょうめん 温度 おんど
5800
5526
9980
10440
−8140
1823
4421
2909
国際 こくさい 単位 たんい 系 けい においては温度 おんど には熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど を使用 しよう し、単位 たんい としてケルビンを使用 しよう することになっている。しかし熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど は理想 りそう 化 か された系 けい の性質 せいしつ から定義 ていぎ される温度 おんど であるから、実際 じっさい に計測 けいそく することは容易 ようい ではない。そこで熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど と実用 じつよう 上 じょう 一致 いっち し、測定 そくてい しやすい温度 おんど として国際 こくさい 温度 おんど 目盛 めもり (こくさいおんどめもり、ITS、International Temperature Scale)が定 さだ められている。現在 げんざい 使用 しよう されている温度 おんど 目盛 めもり は1990年 ねん に定 さだ められたものでITS-90 と呼 よ ばれている。国際 こくさい 温度 おんど 目盛 めもり はある領域 りょういき の温度 おんど を定義 ていぎ する計測 けいそく 器 き とそれを校正 こうせい するための定義 ていぎ 定点 ていてん からなる[ 8] 。
ヘリウム の蒸気 じょうき 圧 あつ 点 てん : 3 K – 5 K での値 ね を校正 こうせい に使用 しよう
平衡 へいこう 水素 すいそ (オルト水素 すいそ とパラ水素 すいそ が平衡 へいこう にある水素 すいそ )の三重 みえ 点 てん : 13.8033 K
平衡 へいこう 水素 すいそ の蒸気 じょうき 圧 あつ 点 てん : 17.025 K – 17.045 K と 20.26 K – 20.28 K の値 ね が定義 ていぎ されている
ヘリウム気体 きたい 温度 おんど 計 けい の示度 しど : 16.9 K – 17.1 K と 20.2 K – 20.4 K の値 ね を校正 こうせい に使用 しよう
ネオン の三重 みえ 点 てん : 24.5561 K
酸素 さんそ の三重 みえ 点 てん : 54.3584 K
アルゴン の三重 みえ 点 てん : 83.8058 K
水銀 すいぎん の三重 みえ 点 てん : 234.3156 K
水 みず の三重 みえ 点 てん : 273.16 K (熱 ねつ 力学 りきがく 温度 おんど 目盛 めもり のもう一 ひと つの定義 ていぎ 定点 ていてん )
ガリウム の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か (101 325 Pa)の融解 ゆうかい 点 てん : 302.9146 K
インジウム の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 429.7485 K
スズ の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 505.078 Kᐸ
亜鉛 あえん の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 692.677 K
アルミニウム の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 933.473 K
銀 ぎん の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 1234.93 K
金 きむ の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 1337.33 K
銅 どう の標準 ひょうじゅん 気圧 きあつ 下 か の凝固 ぎょうこ 点 てん : 1357.77 K
測定 そくてい 方法 ほうほう には物体 ぶったい に直接 ちょくせつ 触 ふ れて測 はか る接触 せっしょく 式 しき と、触 さわ らずに測 はか る非 ひ 接触 せっしょく 式 しき がある。
接触 せっしょく 式 しき は、膨張 ぼうちょう 式 しき と電気 でんき 式 しき 、計 けい 数式 すうしき 等 とう があり、膨張 ぼうちょう 式 しき は、気圧 きあつ 温度 おんど 計 けい や蒸気 じょうき 圧 あつ 温度 おんど 計 けい など温度 おんど 変化 へんか による気体 きたい の圧力 あつりょく 変化 へんか を測 はか るものや、水銀 すいぎん 温度 おんど 計 けい のような液体 えきたい の長 なが さを測 はか るもの、固体 こたい の変形 へんけい を測 はか るバイメタル 式 しき がある。電気 でんき 式 しき は、温度 おんど によって抵抗 ていこう 率 りつ が変 か わる原理 げんり を利用 りよう した白金 はっきん 抵抗 ていこう 温度 おんど 計 けい や熱 ねつ 電 でん 対 たい など金属 きんぞく 線 せん を用 もち いるもの、サーミスタ やダイオード など半導体 はんどうたい を用 もち いるものがある。温度 おんど 変化 へんか を共振 きょうしん 周波数 しゅうはすう 変化 へんか として計測 けいそく できる水晶 すいしょう 温度 おんど 計 けい は計 けい 数式 すうしき に分類 ぶんるい され、この他 ほか にもサーモペイント や液晶 えきしょう も接触 せっしょく して温度 おんど 変化 へんか を測定 そくてい できる。
非 ひ 接触 せっしょく 式 しき は、検出 けんしゅつ 波長 はちょう によって2種類 しゅるい に分 わ かれる。ひとつは、約 やく 2–5 μ みゅー mの短波 たんぱ 長 ちょう の赤外線 せきがいせん を検出 けんしゅつ 波長 はちょう 帯 たい とする量子 りょうし 型 がた 。もうひとつは、約 やく 8–14 μ みゅー mの長波 ちょうは 長 ちょう の赤外線 せきがいせん を検出 けんしゅつ 波長 はちょう 帯 たい とする熱型 ねっけい 。それぞれの検出 けんしゅつ 波長 はちょう 帯 たい は、大気 たいき による赤外線 せきがいせん の減衰 げんすい が小 ちい さい波長 はちょう 帯 たい にあたり、量子 りょうし 型 がた は検出 けんしゅつ 素子 そし にInSb(インジウムアンチモン )、InAs(ヒ化 か インジウム )などを使 つか い、熱型 ねっけい はマイクロボロメータ を使 つか っている。非 ひ 接触 せっしょく 式 しき の温度 おんど 計 けい としては代表 だいひょう 的 てき なものとして、赤外線 せきがいせん サーモグラフィ がある。
ヒト が感 かん じる温度 おんど は、気温 きおん だけでは決 き まらず、風 ふう や湿度 しつど 、周囲 しゅうい の物体 ぶったい の熱 ねつ 放射 ほうしゃ にも影響 えいきょう を受 う ける。これらを勘案 かんあん し定量 ていりょう 的 てき に表 あらわ した温度 おんど を体感 たいかん 温度 おんど という。
温度 おんど 差 さ (おんどさ)は、文字通 もじどお り二 ふた つの物質 ぶっしつ における温度 おんど の違 ちが いのその量 りょう の差 さ であるが、1990年 ねん 代 だい 初 はじ め頃 ごろ から[要 よう 出典 しゅってん ] 日本 にっぽん では一 ひと つの物事 ものごと や案件 あんけん に対 たい して複数 ふくすう の関係 かんけい 者 しゃ 間 あいだ での熱意 ねつい 、考 かんが え方 かた や思惑 おもわく などの違 ちが い、価値 かち 観 かん の違 ちが いの比喩 ひゆ として「温度 おんど 差 さ 」と表現 ひょうげん することがある。[ 9] これはそれぞれの関係 かんけい 者 しゃ の考 かんが え方 かた や思惑 おもわく などを、熱 あつ い思 おも いと冷 さ めた思 おも いと捉 とら え、その違 ちが いを物理 ぶつり 的 てき な温度 おんど の違 ちが いとして例 たと えた言葉 ことば である。
^ Riedi, P.C. (1989-01-01). Thermal Physics: An introduction to thermodynamics, statistical mechanics, and kinetic theory (2nd Edition ed.). Oxford University Press. ISBN 978-0198519928 . p.9 の 2. First law of thermodynamics 2.1 Zeroth law and scale of temperature の冒頭 ぼうとう に、次 つぎ の記述 きじゅつ がある。"The most directly accessible thermal concept is not heat but rather temperature, the relative sensation of hot and cold."
^ a b 湯川 ゆかわ 秀樹 ひでき 、井上 いのうえ 健 けん 編 へん 「J.C. Maxwell『気体 きたい の分子 ぶんし 論 ろん を主 おも とした最近 さいきん の分子 ぶんし 科学 かがく の概説 がいせつ 』」『世界 せかい の名著 めいちょ 65』中央公論社 ちゅうおうこうろんしゃ 〈現代 げんだい の科学 かがく Ⅰ〉、1973年 ねん 9月 がつ 10日 とおか 、1231–1239頁 ぺーじ 。ISBN 978-4124001457 。 ; The Scientific Papers of James Clerk Maxwell Vol.2 (1965)Dover,pp.445-484
^ 五十嵐 いがらし , 靖則 やすのり (2014-09). “⟨(1/2)mv tr 2 ⟩ = (3/2)kT の関係 かんけい 式 しき は液体 えきたい や固体 こたい についても成立 せいりつ するか? ― 温度 おんど 測定 そくてい の原理 げんり の考察 こうさつ から ―”. 日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい 講演 こうえん 概要 がいよう 集 しゅう (日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい ) 69 (2): 240.
^ 五十嵐 いがらし , 靖則 やすのり (2017-03). “相互 そうご 作用 さよう のある多 た 原子 げんし 分子 ぶんし 集団 しゅうだん における速度 そくど 分布 ぶんぷ について ― 温度 おんど の分子 ぶんし 論 ろん 的 てき 意味 いみ ―”. 日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい 講演 こうえん 概要 がいよう 集 しゅう (日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい 化学 かがく 物理 ぶつり 分科 ぶんか 会 かい ) 72 (1).
^ 原島 はらしま , 鮮『基礎 きそ 物理 ぶつり 学 がく Ⅰ 力学 りきがく ・相対 そうたい 論 ろん ・熱 ねつ 学 がく 』(初版 しょはん )学術 がくじゅつ 図書 としょ 、1967年 ねん 3月 がつ 、309-310頁 ぺーじ 。
^ 五十嵐 いがらし , 靖則 やすのり (2011-03). “温度 おんど とは何 なに か -温度 おんど の分子 ぶんし 論 ろん 的 てき 意味 いみ -”. 日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい 講演 こうえん 概要 がいよう 集 しゅう (日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい ) 66 (1): 443.
^ 五十嵐 いがらし , 靖則 やすのり (2013-03). “温度 おんど 概念 がいねん の分子 ぶんし 論 ろん 的 てき 構造 こうぞう と検証 けんしょう 実験 じっけん ”. 日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい 講演 こうえん 概要 がいよう 集 しゅう (日本 にっぽん 物理 ぶつり 学会 がっかい ) 68 (1(2分冊 ぶんさつ )): 470.
^ 計量 けいりょう 研究所 けんきゅうじょ 「1990年 ねん 国際 こくさい 温度 おんど 目盛 めもり (ITS-90)〔日本語 にほんご 訳 やく 〕」1991年 ねん 10月 がつ (PDF )
^ 温度 おんど 差 さ 、三省堂 さんせいどう デイリー 新語 しんご 辞典 じてん