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応急おうきゅう危険きけん判定はんてい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
応急おうきゅう危険きけん判定はんてい
英名えいめい Emergency Risk Discriminator
略称りゃくしょう 判定はんてい
資格しかく種類しゅるい 公的こうてき資格しかく
認定にんてい団体だんたい 都道府県とどうふけん
根拠こんきょ法令ほうれい 地震じしん対策たいさく推進すいしん条例じょうれい
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応急おうきゅう危険きけん判定はんてい(おうきゅうきけんどはんていし)とは、だい規模きぼ災害さいがい発生はっせいであるだい地震じしん余震よしんにより被災ひさいした建築けんちくぶつ調しらべ、その発生はっせいするさらなる余震よしんなどによる倒壊とうかい危険きけんせい外壁がいへき看板かんばんまどガラスなどの落下らっか付属ふぞく設備せつび機器きき転倒てんとう落下らっかなどの応急おうきゅう危険きけん判定はんていおこなうことのできる資格しかくったひとのことである。人命じんめいにかかわるてき災害さいがい防止ぼうしする判定はんていおこなう。2009ねん平成へいせい21ねん)3がつまつ時点じてんでは日本にっぽん全国ぜんこく応急おうきゅう危険きけん判定はんていは102,610にんいる。

必要ひつよう要件ようけん

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応急おうきゅう危険きけん判定はんていになるために、以下いか要件ようけんたす必要ひつようがある。

  • 建築けんちくほう規定きていする建築けんちくであること。
    • 一級いっきゅう建築けんちくきゅう建築けんちく木造もくぞう建築けんちくのいずれの資格しかくでもかまわない。
    • 施工しこう管理かんり技士ぎし対象たいしょうとなった
  • かく都道府県とどうふけん居住きょじゅうもしくは勤務きんむしていること。
    • 登録とうろくかく自治体じちたいによりおこなわれるため。
  • 判定はんてい養成ようせい目的もくてきとした講習こうしゅうかい修了しゅうりょうしていること。

業務ぎょうむ内容ないよう

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2011ねん3月11にち発生はっせいした東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい)から9にち3がつ20日はつかに、建物たてものられた判定はんていステッカー(2011ねん4がつ2にち撮影さつえい

応急おうきゅう危険きけん判定はんていおこな応急おうきゅう危険きけん判定はんていは、被災ひさいした市町村しちょうそん設置せっちされた災害さいがい対策たいさく本部ほんぶからの要請ようせいによって実施じっしされる。そのさい応急おうきゅう危険きけん判定はんていは、ボランティアとして建築けんちくぶつ被災ひさいじょうきょう応急おうきゅう危険きけん判定はんていをおこなう。

なお、応急おうきゅう危険きけん判定はんていは、判定はんてい2人ふたり1くみとなって、建築けんちくぶつ外観がいかんおこなう。判定はんてい、「調査ちょうさずみ」(みどり)、「要注意ようちゅうい」()、「危険きけん」(あか)のうちのどれかをやすい箇所かしょ判定はんていした建築けんちくぶつ掲示けいじし、居住きょじゅうしゃをはじめとした一般人いっぱんじん状況じょうきょうらせる。なお、「危険きけん」が場合ばあい立入禁止たちいりきんしとなる。

外部がいぶリンク

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