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慶寿寺(けいじゅじ)は、静岡県島田市にある真言宗泉涌寺派の寺院。
1345年(貞和元年)、今川範氏の開基である。範氏は泉涌寺から南江和尚を招聘して寺を創建し、自らの菩提寺とした。これが当寺の起源である[1][2]。
今川氏滅亡後は寺運衰微したが、江戸時代後期になって高峰大和尚によって寺運を盛り返した。現在の本堂はこの時に建てられたものである[1]。
また当寺はしだれ桜で知られており、静岡県の天然記念物に指定されている[1]。
- 慶寿寺の枝重櫻(静岡県指定天然記念物 昭和31年1月17日指定)[3]
- 慶寿寺文書(島田市指定文化財 昭和59年5月22日指定)[4]
- 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年