戦 う司書 シリーズ
ジャンル | バトル[1]、SF[2]、ファンタジー[1] |
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イラスト | |
レーベル | スーパーダッシュ |
2005 | |
ウルトラジャンプエッグ | |
レーベル | ヤングジャンプ・コミックス |
2008 | |
アニメ: | |
シリーズ |
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キャラクターデザイン | |
アニメーション |
david production |
バントーラ | |
2009 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・ |
ポータル |
「
メディアミックス
ストーリー[編集 ]
登場 人物 [編集 ]
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武装 司書 [編集 ]
館長 代行 ・一級 [編集 ]
- ハミュッツ=メセタ
声 -朴 璐美[3](少女 期 :喜多村 英 梨 )本 作 の主人公 。世界 最強 といわれる実力 を持 つ、現在 バントーラ図書館 の館長 代行 者 を務 める30代 前半 の女性 。通称 「ハミ」「代行 」。施設 ・職員 ともに華 やかな雰囲気 をまとう図書館 の中 では珍 しく、そばかすのある顔 に化粧 をほとんどせず、黒 いリボンにうさぎのアップリケがついたシャツ、ズボン姿 、サンダルという、非常 にラフな格好 をしている。一見 ズボラでのんびりしているが、その本性 は極 めて冷酷 かつ好戦 的 で、生 への執着 と同時 に存在 する「他者 に殺 されたい」という異質 な被 殺 願望 から、「全力 での死闘 の果 てに殺 されたい」という異常 な行動 理念 を持 ち、常 に望 んで自 らを死地 へと追 いこんでいる。その好戦 的 な部分 が目立 つが、戦闘 のないときは館長 代行 の職務 をまっとうにこなしている。自身 を図書館 に引 き入 れたマットアラストとは、交際 した期間 もあるが離縁 、復縁 を数 度 繰 り返 した腐 れ縁 。刺繍 が数少 ない趣味 。触覚 器 ・視覚 器 ・聴覚 器 を見 えない糸 として放出 する「触覚 糸 」と、「強 い力 で物 を投 げる」魔法 権利 を持 っており、触覚 糸 によって最大 50kmにも渡 る広範囲 の索敵 を行 い、特製 の投石 器 によって半径 35kmもの射程 範囲 を誇 る超 遠距離 狙撃 を得意 とする。その投石 器 は神 々の制作 した『追憶 の戦 器 』ですら破壊 することは難 しいとされるほどの強度 を持 ち、戦車 のパーツや飛行機 さえも射出 することが可能 。- マットアラスト=バロリー
声 -大川 透 [3]- 30
代 男性 で、ハミュッツの右腕 的 存在 。通称 「マット」。ハミュッツらとともに武装 司書 の裏 の顔 や「天国 」の存在 を知 る一人 で、公表 できない裏 の仕事 を密 かに担当 する。世界 各地 に私兵 や隠 れ家 、隠 し財産 が存在 し、裏 社会 での権力 も高 い。針子 であったハミュッツに一目惚 れし、彼女 を口説 き落 として武装 司書 へと引 き抜 いた張本人 であり、離縁 、復縁 を数 度 繰 り返 した腐 れ縁 でもある。 - サボり
魔 ・嘘 つき・女好 きと揃 った飄々 とした性格 で、私生活 も奔放 だが、それに反 して最年少 で武装 司書 に上 り詰 めた天才 でもあり、接近 戦 であればハミュッツと互角 の実力 を持 つ。未来 予知 の魔法 権利 を持 ち、2秒 後 を常時 予知 し続 けることが可能 。常人 では撃 てないレベルの反動 がある拳銃 を愛用 し、高 い身体 能力 と判断 力 によって、予知 の内容 を基 に「斬 られてから避 ける、命中 してから銃 を撃 つ」隙 のない戦闘 を行 う。 - イレイア=キティ
声 -竹口 安芸子 [4](青年 期 :田村 ゆかり)武装 司書 の指導 教官 をしている、古参 の50代 女性 。気 さくで落 ち着 きがあり、普段 は図書館 の休憩 室 で紅茶 や自家製 の菓子 をふるまう、司書 達 にとっては母親 のような存在 。しかしそれに反 して若 い頃 は武装 司書 屈指 の武闘 派 として知 られ、挑 む者 を震 え上 がらせる威厳 は未 だ健在 であり、若 かった頃 のハミュッツやマットアラストを本気 で畏怖 させるほどの危険 人物 。武装 司書 であることに誇 りを持 っており、その潔癖 な性格 から実力 者 ながらも天国 の正体 は知 らされていない。終章 の獣 でさえ片手 のみで吹 っ飛 ばすほどの凄 まじい怪力 を持 ち、現役 時代 は自分 の体 より遥 かに大 きい鉄柱 を片腕 で振 り回 し標的 を殲滅 するという、掟 破 りの戦法 を披露 していた。「視界 に映 るものの時 の流 れを操作 する」魔法 権利 を持 ち、時 の流 れを遅 らせる事 で敵 の動 きを止 めたり、逆 に敵 の新陳代謝 の時 を早 める事 で一瞬 のうちに餓死 させたりといった芸当 を得意 としている。自分 や遮蔽 物 の時 を止 めて破壊 されない状態 にする事 で、絶対 的 な防御 力 を得 ることも可能 。ただし最 も根源 的 な理 である時 の操作 は消耗 が激 しく、高齢 も伴 い持久 力 が低 いのが弱点 であり、現在 は緊急 事態 でなければ出動 はしない。蒼 淵 呪 病 の大乱 にて戦死 するも、ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によってなぜか彼女 のみ青年 期 の姿 で召喚 され、現役 時代 の圧倒的 な破壊 力 を披露 し多 くの終章 の獣 を殲滅 した。- モッカニア=フルール
声 -石田 彰 [3]- ハミュッツと
並 んで最強 の武装 司書 と言 われる23歳 の男 。魔法 権利 は蟻 の召喚 。召喚 した蟻 で敵 を圧死 させるほど大量 に召喚 することも可能 。動 けない敵 なら30秒 ほどで白骨 化 できるほど。反面 、優 しすぎる性格 の持 ち主 であり、協定 違反 した軍 を攻撃 する際 に慰問 に訪 れていた少年 楽団 を巻 き込 んで全員 殺 してしまった一 件 がトラウマとなり、母 がいた幼 い頃 に帰 りたいと望 むようになる。一般人 と触 れ合 うことを避 け、図書館 の迷宮 内部 に母 がいた頃 を再現 した部屋 を作 り、そこで生活 している。 - そんな
中 、ウインケニーによって偽 の母親 ・レナスを与 えられ、偽者 と知 りながらもその人 との時間 を守 るために武装 司書 を裏切 る。図書 迷宮 を占拠 し、侵入 してきたハミュッツと互角 の戦 いを繰 り広 げるが、偽 の母親 が本物 の母親 の『本 』を読 み、自分 が偽者 であることを知 ってしまう。神 溺 教団 によって全 ての記憶 を消 されていた彼女 はそれでもモッカニアの母 として振舞 うほかなかった。そして自分 の勝手 で彼女 を傷 つけてしまったことを悔 い、自 ら命 を絶 った。 ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、終章 の獣 相手 に激戦 を繰 り広 げる。 - ユキゾナ=ハムロー
声 -小西 克幸 次期 館長 代行 と目 される男性 。屈指 の実力 者 で仕事 にも熱心 だが、治療 不可能 な胸 の病気 にかかっており、その治療 が可能 な実妹 ・ユーリと常 に行動 を共 にしている。呼吸 に影響 が出 る事 から低温 の地下 迷宮 での業務 に向 かないため、各国 とバントーラ図書館 との調停 などを主 に行 っており、妹 ・ユーリとともにあまり図書館 にはいない。モッカニアとは友人 。天国 の存在 を知 る者 の一人 。幼 い頃 妹 ・ユーリへの強 い嫉妬 心 が無意識 のうちに魔術 審議 を行 う事 となり、腐 壊波動 (ふかいはどう)と呼 ばれる黒 い波動 を放 ち、触 れた生 き物 は老化 し、生 き物 でないものはすべて腐敗 させる魔法 権利 を手 に入 れている。- フィーキー=クイン
声 -竹本 英 史 迷宮 の最速 踏破 記録 を持 つ真面目 な性格 の男性 。魔法 権利 は鋼 海 潜行 (地面 や壁 を水 のように潜 り、泳 ぐこと)。単純 な戦闘 力 でいえば見習 い程度 しかないが、この能力 によって一 度 の戦闘 も経 ずに単独 での迷宮 制覇 に成功 、一級 の資格 を得 た。なお大型 の衛 獣 を相手取 る場合 は、体内 へ侵入 して内側 から破壊 するという戦法 をとるため、第 二 封印 迷宮 の衛 獣 を相手 にしても遅 れを取 ることはない。- モッカニアの
反乱 において功 を焦 るあまり戦死 するも、ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、共 に終章 の獣 と闘 った。
二 級 [編集 ]
- キャサリロ=トトナ
声 -広橋 涼 [4]- 20
代 半 ばのウエスタン風 の女性 。能 天気 で飄々 としているが、ヴォルケンに並 ぶ実力 を持 つ有力 な司書 。リズリーの指導 監督 を務 めており、ノロティとも交友 がある。 精度 の高 い念 動力 の魔法 権利 を持 ち、それにより複数 の火器 を一 度 に扱 う戦法 を得意 とする。普段 は12丁 の拳銃 を一 度 に扱 っているが、必要 の際 はさらに重火器 を一気 に用意 ・発射 する。- ルイーク=ハルトアイン
声 -遠藤 大輔 普段 は北方 辺境 にある鉱山 の管理 を任 されているベテラン男性 でかなりの巨漢 。全身 を鋼鉄 に変 える魔法 権利 を持 ち、その防御 力 と、100kgを超 える巨大 な鉄 の槍 を操 る優 れた体 術 を組 み合 わせて戦 う。- ガモ=ロッソ
声 -竹内 良太 [5]- ハミュッツとは
同期 の中年 男性 。五感 を極限 まで研 ぎ澄 ませる魔法 権利 を持 ち、それによる情報 支援 を行 う。 - ボンボ=タータマル
- クジラ
使 いの男 。彼 が操 るクジラは空 を飛 ぶことができる(もともと飛 べるクジラを操 っているのか、魔法 権利 で飛 ばせているのかは不明 )。使用 する魔法 権利 の性質 上 、屋外 、特 に海上 での戦 いを得意 とし、迷宮 に入 ることはできないので一 級 への昇格 はできていないが、鯨 を相手 の上 に落下 させる攻撃 は強力 で、1人 で一 国 の海軍 を撃破 することも容易 。ゆえに次代 代行 ナンバー2ともいわれる。また、食 べることに異常 な執着 を持 っており、かなりの肥満 体型 。性格 はハミュッツをして「かなりのクソッタレ」と言 わしめる人物 で、魔法 権利 の特性 の問題 がなければ館長 代行 の最 有力 候補 とされていた。天国 の存在 を知 る者 の一人 。 - ビザク=ジーグラス
声 -後藤 哲夫 鎧 を着 た40代 の男性 で図書館 ではイレイアに次 いで古参 。槍 を武器 として使 う。魔法 権利 は「敵 へ向 かって突撃 するときだけ爆発 的 な加速 力 を得 る」こと。ヴォルケンとは親 しい仲 。ヴォルケンと戦 い負傷 したところをダルトムに殺 された。しかしその状況 下 から、ヴォルケンが殺害 したと誤解 されている。ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、共 に終章 の獣 と闘 った。- キャスマ=トト
声 -坂巻 学 銀色 の長髪 を持 ち古風 なローブをまとっている男性 。あらかじめ特定 の魔法 権利 を習得 するのではなく、その場 で印 や呪 言 を使 って魔術 審議 を組 み立 てる古 いタイプの魔法使 いで、戦闘 には向 かない分 能力 に応用 が利 くので、他 の司書 の補助 に適 しており、主 にイレイア同様 後進 の指導 を担当 している。アロウ沖 船舶 強襲 事件 において、その能力 を活 かし白 煙 号 周囲 に張 られたシャーロットの結界 を解 いてみせたが、人間 爆 弾 の爆発 に巻 き込 まれて戦死 する。ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、共 に終章 の獣 と闘 った。
三 級 [編集 ]
- ミレポック=ファインデル
声 -沢 城 みゆき[3]元 グインベクス帝国 の仕官 候補 生 だった20歳 前後 の女性 。通称 「ミレポ」。在 軍 中 マットアラストに気 に入 られてハミュッツに引 き抜 かれた。ノロティの指導 役 でもある。堅物 ともいえるほどの真面目 な仕事 人間 であり、休暇 を取 っただけで図書館 内 では戦慄 が走 るほど。ヴォルケンとは同期 で、彼 に好意 を抱 いている。魔法 権利 はテレパシーによる思考 共有 。顔 と名前 がわかれば一 度 に多数 の人間 に、距離 に関係 なく使 える。思考 共有 としては最上級 レベルであるとともに、一定 以上 の戦闘 能力 を併 せ持 つ事 から、武装 司書 としてはハミュッツ以上 になくてはならない存在 とされている。思考 共有 は通常 送信 しかできないが、相手 も魔法 権利 を習得 していれば送受信 が可能 (ハミュッツのようにそれができない人 もいる)。- ミンス=チェザイン
声 -三宅 健太 [4]- 26
歳 の屈強 な肉体 を持 つ男性 。もとはイスモとよばれる街 の盗賊 だったが、イレイアに敗北 してつかまり、ハミュッツによって強引 に武装 司書 にされた。魔法 権利 は聖 浄 眼 (人 の心 を観 ること。どのような性格 か、今 怒 っているのか悲 しんでいるのか、嘘 や隠 し事 があるか、などをすべて見抜 く)。見 た目 に反 して、前線 で戦 うよりもスパイの発見 や尋問 など後方 支援 に向 いた人物 。戦闘 においては鉈のような剣 を用 いた肉弾 戦 を行 う。 - カチュア
亡 き後 、「天国 」の正体 を聞 かされ新 たな楽園 管理 者 に選 ばれた。 - ヴォルケン=マクマーニ
声 -中村 悠一 [3](幼少 時 :木村 はるか)- 20
歳 前後 の男性 。古風 な武装 司書 の制服 を常 に着用 するなど、武装 司書 であることに誇 りを持 つ、自他 ともに厳 しいながらも実直 な青年 。先代 館長 代行 であるフォトナの養子 で、彼 をとりわけ敬愛 している。自由自在 に形状 を決 められる幻 を作 り出 す魔法 権利 を生 まれ持 ち、その証 である髪 は若草 色 の髪 を持 つ。幻 を自 らの分身 に変 えて相手 を撹乱 しながら、鉄 のリングに2本 の小刀 を仕込 んだ専用 の剣 ・『マクマーニの舞 剣 』を念 動力 によって宙 を舞 わせる事 で、投擲 武器 や空中 での足場 として利用 する身軽 な戦法 を行 う。まだ若 く三 級 ながらも実力 ・意識 とも十分 で、成長 すれば館長 代行 まで上 り詰 めることが可能 だと目 されていた。しかしアロウ沖 事件 で白 煙 号 を沈 めたのはハミュッツであることを知 り、その正義 感 から彼女 に反旗 を翻 す。 武装 司書 は正義 であると信 じ続 けてきたが、白 煙 号 の件 を自分 以外 の全員 が知 りながら黙認 していたこと、神 溺 教団 が武装 司書 の下部 組織 でありフォトナがそれを知 りながら正義 を語 っていたことを知 り絶望 、その隙 を突 かれハミュッツに殺 された。ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、共 に闘 った。アニメ版 では原作 とは違 い、ハミュッツに武装 司書 の誇 りを説 き、決戦 後 には師 であるビザクと共 に誇 りを抱 きながら逝 くという最期 であった。- ルイモン=マハトン
声 -遠藤 大智 [4]若 い男性 で、身長 193cm、体重 110kgの巨漢 。ノロティの指導 教官 でもあった。魔法 権利 は肉体 強化 、巨大 な銃 を扱 い戦 う。外見 に反 して穏 やかな性格 。人間 爆 弾 の自爆 に巻 き込 まれ死亡 。死後 、『本 』はザトウ=ロンドホーンに強奪 され彼 に食 われることとなり、仮想 臓腑 の中 でザトウの意識 を封 じ込 めた。- ユーリ=ハムロー
声 -佐藤 利奈 - ユキゾナとは2
歳 離 れた実 の妹 。魔法 権利 は兄 の病気 を治療 する事 。ただし根本 的 な治療 はできず、一時 的 な抑制 のみに留 まる為 兄 と離 れて行動 することはあまりなく、三 級 にも拘 わらず天国 の存在 を知 る者 の一人 である。戦闘 時 には拳銃 を用 いる。 - ダルトム
声 -岸 尾 だいすけ- トアット
鉱山 の管理 を任 されているオカマ。剣 を用 いた戦闘 を得意 とする。 裏 の顔 は神 溺 教団 の擬人 であり、カチュアの忠実 な手足 としてビザク、ノロティ、アーキットを殺害 するも、達成 後 にその卑 しい人格 を嫌 ったカチュアによって始末 された。- テナ=ターノ
新人 の少女 。おかっぱ頭 。奇 怪 ともとれる言動 が目立 つ。
見習 い[編集 ]
- ノロティ=マルチェ
声 -戸松 遥 [3]褐色 肌 の10代後半 の少女 。ポニーテールとへそ出 しルックが特徴 的 。絶対 に人 を殺 さないという信念 を持 っているため、殺 さずに戦 える方法 を追求 しており、両 膝 、両 肘 、拳 に巻 きつけた荒縄 で打撃 力 を高 めた素手 での戦闘 を行 う。その信念 から各地 で「武装 司書 に向 かない」と評 され、本来 後輩 であるはずのミレポックに追 い抜 かれてしまう等 成果 は伸 び悩 み気味 だが、その信念 がエンリケ、そして武装 司書 そのものを救 う事 となる、最 「優 」の司書 。武器 を使 わないながらも戦闘 力 そのものは高 く、エンリケの特訓 もあり三 級 武装 司書 なら軽 く上回 る実力 の持 ち主 。- トアット
鉱山 における神 溺 教団 のテロの阻止 を命 じられ、そこでアーキット=クロマと出会 う。武装 司書 を強 く憎 むアーキットを殺 すことなく説得 し、心 を許 されるようになるが、アーキットの憎悪 を完成 させるために神 溺 教団 に寝返 ったダルトムに殺 されてしまう。『本 』はラスコールによってエンリケに届 けられ、さらにエンリケの手 でアーキットに伝 えられ、彼女 の思 いは武装 司書 を救 った。ルルタの仮想 臓腑 内 での最後 の戦 いにおいて、ハミュッツの「『本 』食 われ」によって召喚 され、終章 の獣 相手 に激戦 を繰 り広 げる。 - リズリー=カロン
声 -阿部 敦 [4]小柄 な18歳 の少年 。監督 はキャサリロ。まだ見習 いながらも実力 は十分 で、蒼 淵 呪 病 の大乱 から1年 後 には武装 司書 に昇格 している。レイピアから衝撃波 を飛 ばす魔法 権利 を持 つ。料理 と園芸 が得意 。- ヤンクゥ=クイン
- 15
歳 の少年 。ノロティとは同村 出身 で、彼女 への憧 れから司書 を目指 すようになった。泥 を操 る魔法 権利 を持 っている。ノロティが武装 司書 を目指 して村 を離 れてからは彼 が村 を支 えている。血 は繋 がっていないが、マニ=リッカーという9歳 の妹 がいる。
引退 ・死亡 [編集 ]
- フォトナ=バードギャモン
声 -古澤 徹 先代 館長 代行 。10代後半 の青年 の顔立 ちをしているが実 年齢 は40代 。ハミュッツに代行 の座 を譲 って以降 、行方 不明 だったが、現在 は虚構 抹消 杯 アーガックスにより武装 司書 であった頃 の記憶 を捨 て去 り、郵便 配達員 (一般人 )として生活 している。厳格 な性格 だが記憶 改変 後 は人当 たりのいい顔 をしている。自身 の「確信 」をもった想念 を現実 に具現 化 する、夢想 侵略 (むそうしんりゃく)という魔法 権利 を持 ち、これにより「切 った」という確信 だけで実際 に切 らずとも対象 を切断 するなど、対象 の防御 力 などを無視 した戦闘 を行 う。- マキア=デキシアート
声 - てらそままさき- ハミュッツの3
代 前 の館長 代行 でカチュアが武装 司書 であった頃 の同期 。スペードの形 をした眼帯 が特徴 の、飄々 とした伊達 男 。卓越 した身体 能力 と、念 動力 を込 めた強力 な斬撃 を得意 とする。また、予知 能力 を持 ち、本人 はこの力 を自分 の最高 の能力 だと自負 している。しかし、仕事 もほぼ人任 せだった事 から周囲 からの評価 は芳 しくなかった。 人任 せにしていた本当 の理由 は、自分 の前 の館長 代行 をルルタに殺 された事 に起因 する。ルルタを憎 み、かつ確実 に殺 す方法 を探 すため、ルルタの事 を徹底的 に調 べ上 げていた。そんな中 ルルタに「自分 を殺 して欲 しい」と依頼 を受 けた事 から、代行 の任 から退 き研究 施設 を設立 。禁断 の魔術 「魂 の改造 」を研究 ・習得 した後 、生来 の魔法 権利 から目 を付 けたハミュッツとチャコリーを生後 間 もないうちに誘拐 、戦闘 や魔法 を叩 き込 んだ末 に脳 と魂 を改造 、ルルタを殺 すためだけの道具 へと育 て上 げた。そのためにハミュッツから憎悪 される。後 にチャコリーとハミュッツはマキアが病死 するままに放置 、ルルタを倒 すために研究所 跡 を去 り今 に至 る。- アニメ
版 では、研究 施設 はハミュッツの手 で壊滅 させられ、最後 は使命 を果 たせなかったチャコリーの面倒 を見 るため、土砂 運 びとして過 ごした末 に死亡 。『本 』はラスコールの手 によってハミュッツに届 けられている。 - ハイザ=ミーケン
声 -宮坂 俊蔵 二 級 武装 司書 の男性 。長 いこと勤 めていたが実力 はさほど高 くない。グインベクス帝国 軍 と癒着 した罪 により処断 された。フィーキーが見習 いであったころの監督 でもある。
過去 神島 の住民 [編集 ]
- エンリケ=ビスハイル
声 -野島 裕史 [3]雷撃 と超 回復 能力 の魔法 権利 を操 る、透明 な髪 を持 つ長身 の男性 。生前 は「最強 の怪物 」を作 ろうとしたガンバンゼルに集 められた「肉 」の少年 で、雷撃 の魔法 権利 を持 っていたが、最期 はザトウに殺害 された後 『本 』として食 われた。しかし、逆 に仮想 臓腑 の中 からザトウの意識 に干渉 してザトウの肉体 を乗 っ取 り、最終 的 に心 を通 わせたノロティと仮想 臓腑 の中 の修行 仲間 やルイモンの助 けによって、ザトウの意識 が封印 されエンリケとして甦 った。なお上記 の透明 な髪 をはじめとした外見 はザトウのもので、生前 は黒 い短髪 に三白眼 の少年 だった。後 に数 年 を経 て身体 が主 人格 となった魂 に合 わせて変質 を遂 げ、頭髪 を除 き本来 のエンリケの容姿 に近 づきつつある。- ガンバンゼルに
集 められる前 に出逢 ったレーリアに影響 を受 け、「笑 える」ようになろうと願 うようになり、それを叶 えてくれたノロティへの恩返 しのため過去 神島 に留 まり、図書館 の非 正規 職員 として武装 司書 に力 を貸 すようになる。ザトウの身体 を得 てからもなお仮想 臓腑 に秘 められた能力 を引 き出 し続 ける(超 回復 能力 は後述 する修行 仲間 の少年 カヤスの魔法 権利 )など、非常 に高 い魔術 の才能 を秘 めており、武装 司書 ではないもののマットアラストと互角 の戦闘 能力 を持 つ。ノロティの死後 は生気 を失 い放浪 するも、ノロティや「肉 」だった仲間 の仇 である天国 への復讐 を決意 、オリビアから「菫色 の願 い」を受 け継 ぎ打倒 天国 のために暗躍 する。 - オリビア=リットレット
声 -大原 さやか神 溺 教団 の「肉 」だった美女 。ウインケニーらの手 でモッカニアの母 ・レナスの人格 を植 えつけられた状態 で過去 神島 に連 れてこられ、その後 本来 の人格 が甦 り、自 らの望 みを果 たすためヴォルケンやエンリケに協力 する。男性 のような口調 で口 が悪 いが、狡猾 な策略 と強 い意志 を併 せ持 つ。幼 い頃 「肉 」にされる前 、自分 を教団 から守 ってくれたベンド=ルガーの1体 と友情 を築 いた事 から、彼 から「菫色 の願 い」を受 け継 いだ者 でもあり、それによりハミュッツに狙 われる。幼少 時 、神 溺 教団 の擬人 に捕 らわれ「肉 」の一員 となる。しかしその飛 びぬけた容姿 から、神 溺 教団 の真人 ・シャーロットに拾 われ、教団 に奪 われた記憶 を取 り戻 そうと願 い、自転 人形 ユックユックと周 りの「肉 」を利用 して魔術 を学 んでいた。後 に計画 を知 られてシャーロットともに再度 記憶 を消 され、ウインケニーの手 によってレナスに仕立 て上 げられる事 となるも、過去 神島 で暮 らすうちにオリビアの人格 を取 り戻 し、ハミュッツの追跡 を受 けながらもヴォルケンの協力 の下 ユックユックに秘 められた「教団 の「肉 」達 に愛 の記憶 を取 り戻 す」魔法 権利 を発動 させ、教団 の瓦解 の中心 的 な役割 を担 った。その後 は記憶 を取 り戻 したシャーロットの手 でハミュッツの追跡 を逃 れ、天国 の打倒 を願 うエンリケに「菫色 の願 い」を受 け継 がせた後 、入念 な下 準備 の基 ミレポックを騙 してアーガックスの水 を飲 み計画 の総 てを忘却 した。- レナス=フルール
声 -大原 さやか- ウインケニーの
手配 でオリビアに植 えつけられた、モッカニアの実母 ・レナスの人格 を忠実 にコピーした別 人格 。ウインケニーの計画 により教団 の思想 や予備 知識 などは植 えつけられておらず、暴力 を嫌 うおしとやかな性格 。 - モッカニアに
武装 司書 への反乱 を行 わせるキーパーソンとして、視力 と歩行 能力 を一時 的 に奪 われた状態 で過去 神島 に連 れて来 られる。自身 をモッカニアの母 であると信 じ込 んでいたが、偶然 図書館 迷宮 でモッカニアが保管 していたレナスの『本 』を読 んでしまった事 で真実 を知 り、モッカニアを止 める。その後 は平穏 に生活 していたが、オリビアの人格 が甦 り2人 の人格 が混在 し始 める状態 となり、オリビアに理解 を示 していたために彼女 に人格 を支配 されることを了承 した。
神 溺 教団 [編集 ]
楽園 管理 者 ・真人 [編集 ]
- カチュア=ビーインハス
声 -大木 民夫 [4]神 溺 教団 の総帥 である楽園 管理 者 。薄 緑色 の頭髪 の、小柄 ・痩身 の老人 。元 は一級 武装 司書 だったが、マキアの館長 代行 就任 と同時 に楽園 管理 者 に就任 、それから積極 的 に神 溺 教団 の勢力 を拡大 していき、反乱 を起 こして武装 司書 に取 ってかわろうと目論 んだ。「人 の認識 を操作 する」魔法 権利 を生 まれ持 ち、その証 である針葉樹 色 の髪 を持 つ。普段 は自分 を「単 なる1人 の男 」として認識 させる事 で自分 の存在 を隠蔽 しており、必要 時 には自分 を「全 くの他者 」として認識 させる事 で変装 も可能 となる他 、戦闘 時 には自分 の位置 を錯覚 させる事 による頭脳 戦 を行 う。- この
世 の総 てに不満 を持 ち、自分 以外 の存在 をどうとも思 わない歪 んだ人格 の持 ち主 で、成長 するに従 って「絶対 的 な「神 」による支配 体制 の社会 を作 る」という野心 を持 つようになり、そのために武装 司書 となった珍 しい人物 。同僚 だったマキアとともにルルタの絶対 的 な力 を目 の当 たりにした事 で彼 に心酔 し、武装 司書 を排除 してルルタを自分 の理想 である「神 」とした世界 を作 ろうと、神 溺 教団 を自 らの私兵 として勢力 を拡大 していった。彼 の計画 は途中 でベンド=ルガーを見 たハミュッツにのみ見破 られる事 となったが、その上 で被 殺 願望 を持 つ彼女 の挑戦 とも言 うべき黙認 を受 けている。 最終 的 に蒼 淵 呪 病 にアーキットの憎 しみを移植 することで武装 司書 を壊滅 寸前 まで追 い込 んだが、エンリケの落雷 を受 けて死亡 し、蒼 淵 呪 病 も彼 が届 けたノロティの『本 』によって解除 されてしまう。
- シガル=クルケッサ
声 -置鮎 龍太郎 [3]神 溺 教団 の真人 。人間 爆 弾 を生 んだ人物 の一人 でもある。金 を集 めることに執着 している。自身 が幸福 になることを第 一 と考 え、自身 以外 の者 が幸福 になることを許 さない、極端 なまでに利己 的 な男 。- シロン=ブーヤコーニッシュの『
本 』に遺 された予知 から、人間 爆 弾 、龍 骸 咳 と呼 ばれる伝染 病 、そして台風 を利用 した作戦 を立 て、ハミュッツの戦闘 能力 を制限 、常 笑 いの魔 刀 シュラムッフェンを構 えハミュッツと対峙 する。作戦 の成功 によって優位 に戦闘 を展開 するが、シロンの予知 によって戦 う決意 とただ一瞬 の勝利 の可能 性 を見出 したコリオに致命傷 を負 わされ、最期 はハミュッツの一撃 により死亡 した。 - ガンバンゼル=グロフ
声 -納谷 六朗 [4]神 溺 教団 の真人 の老人 。年老 いるまでは普通 の人生 を送 ってきたが、偶然 目撃 したハミュッツの圧倒的 な戦闘 能力 に魅了 され、秘 められた破壊 願望 をカチュアに認 められて入信 した。自称 博愛 主義 者 。破壊 願望 を満 たすため「最強 の怪物 」を作 ることに執着 、「肉 」を集 めて魔法 権利 を習得 させ、『本 』食 いの能力 者 ・ザトウに彼 らの本 を食 わせ多 くの魔法 を扱 えるようにする事 で望 みを果 たそうとした。最期 はハミュッツに殺 される。- アニメ
版 ではエンリケに殺 され、幸福 のうちに『本 』となってルルタに捧 げられる。
擬人 [編集 ]
- ウインケニー=ビゼ
声 -野島 健児 [4]神 溺 教団 の擬人 。丸 眼鏡 の痩躯 な体 をした男性 。子供 の頃 、母親 (声 -安芸 けい子 )に従 って入信 した。強力 な武装 司書 になると予知 されたモッカニアの天敵 となるべく修行 をした。しかし結果 、得 られた魔法 権利 は自分 の体 を石油 に変 える魔法 のみだった。ゆえに役立 たずのレッテルを貼 られている。現在 は表 の顔 として新聞 記者 を務 めつつ、神 溺 教団 の連絡 員 として活動 している。- モッカニアを
操 り、反乱 を起 こさせるために彼 の全 てを調 べ上 げた。結果 的 にモッカニアを裏切 らせることに成功 したが、ハミュッツを殺 すことは失敗 した。 - アルメ=ノートン
声 -平田 宏美 - シガルの
部下 で、シガルを慕 う20歳 前後 の女性 。短髪 の赤 い髪 、赤 い肌 を持 つ。ハミュッツほど広域 ではないが、触覚 糸 が使 える。ヴァイオリンを弾 くのが上手 い。錆 びた剣 を打撃 武器 として使 う。通称 「赤錆 の女 」。 - シガルに
仕 え、彼 からも絶大 な信頼 を得 ていた。しかしシガルに仕 える自分 は幸福 であるという発言 から、見捨 てられてしまう。捨 てられた後 も彼 を慕 っていたが、捨 てられた理由 を理解 出来 ずにいた。そしてシガルが亡 くなり、彼 を殺 した者 への復讐 としてラスコール=オセロを付 け狙 う中 でミレポックと出会 う。互 いに共感 しあうが戦 いは避 けられず、ミレポックとマットアラストに敗 れて死亡 。 - ザトウ=ロンドホーン
声 -浜田 賢二 [5]身長 185cmほどの透明 な頭髪 の男性 。珍 しいと言 われている本 喰 いで、沼 の仮想 臓腑 も持 つ。ガンバンゼルの元 で多 くの『本 』を食 べ、多 くの魔法 権利 を得 て「怪物 」となり、バントーラ図書館 を奇襲 する。- エンリケの『
本 』も食 べ、彼 の魔法 権利 を持 つ。しかしたまたま触 れたクモラの『本 』がエンリケの人格 を呼 び出 すきっかけとなり、一時 的 ながらもエンリケに人格 を支配 される。後 に人格 を取 り戻 すが、ルイモンやカヤスなどにより自身 の仮想 臓腑 内 に押 さえ込 まれ、エンリケに完全 に支配 された。 - ロコロ=ボバッツ
神 溺 教団 の擬人 (戦士 )の男性 。それなりの戦闘 力 を持 つが、軽薄 で思慮 浅 い面 があり、団員 からは軽蔑 されている。- ウインケニーにモッカニアを
裏切 らせる作戦 を詳 しく聞 かされておらず、ドジを踏 みモッカニアに殺 される。 - シャーロット
声 -楠 見 尚己 神 溺 教団 の擬人 。小太 りの男性 。転送 の魔法 権利 を持 ち教団 内 でも高位 にいた。「肉 」であったオリビア=リットレットに目 をつけ、自分 のそばに置 いていた。その後 、オリビアの件 で失態 を犯 した罰 として「肉 」へと降格 した。- ボラモット=メイフ
声 -岩崎 正寛 [5]- ガンバンゼルの
部下 である擬人 の男性 。身 に纏 う布 を操 る魔法 権利 を持 つ。「最強 の怪物 」を作 るために集 めた少年 たちの監督 をしている。アルメやウインケニーの教官 を務 めていたこともある。エンリケに殺 された。 - ザッキー=マイロン
声 -坂巻 学 [4]神 溺 教団 の擬人 。パーニィに仕 え、彼女 に忠実 な男性 。山猫 のごとく敵 に飛 び掛 り殺害 する。- オルト=ゴーラ
声 -菊本 平 神 溺 教団 の擬人 。ザッキー同様 、パーニィに仕 える老人 の男性 。- ラティ=マルグンド
声 -牧口 真幸 慈善 団体 「マルグンド人類 進歩 財団 」の代表 理事 の女性 。以前 はパーニィの付 き人 をしていた。- アニメ
版 では楽園 管理 者 に就 いたミンスの付 き人 。
肉 ・兵器 [編集 ]
- コリオ=トニス
声 -入野 自由 [3]武装 司書 ハミュッツ=メセタを殺 すために派遣 された人間 爆 弾 の少年 。ハミュッツ殺害 以外 の事柄 には関心 が無 く、ひどく無愛想 な性格 。しかしハミュッツを探 す途中 、『猫 色 の姫 の本 』を見 つけたことで、彼 の運命 や考 え方 は大 きく変 わる。15歳 前後 で、猫背 。- レーリア=ブックワット
声 -遠藤 大輔 [4]- ハミュッツを
殺 すために派遣 された人間 爆 弾 の少年 。20歳 前後 。人間 爆 弾 でありながら、記憶 や人格 を残 している。そのためか、人間 爆 弾 の中 でリーダー的 な位置 づけにある。過去 にエンリケやクモラと出会 い、彼 らに影響 を与 えた。シガルを殺害 しようと自身 の胸 の爆 弾 を爆発 させ、死亡 。 - ヒョウエ=ジャンフス
声 -江口 拓也 [4]- ハミュッツを
殺 すために派遣 された人間 爆 弾 の少年 。常 に顔色 が悪 い。17歳 前後 。爆 弾 を埋 め込 んだ傷 が癒 えず、体 の不調 を訴 えていた。その後 、暴発 により死亡 。 - ベンド=ルガー
神 溺 教団 に作 られた兵器 。鉛 の体 を持 つ。元 は神 溺 教団 に属 していた人間 であり、魔術 で動 く自動 人形 とするべく動力 回路 を脳 に埋 め込 まれた改造 人間 。なお、ベンド=ルガー1個体 の名前 ではなく、あくまで兵器 の名前 。思考 共有 されて思考 は1つだが本体 は何 体 も存在 する。元 はカチュアが対 武装 司書 用 に開発 した物 である。- カヤス
声 -宮崎 寛 務 [5]- ガンバンゼルが「
最強 の怪物 」を作 るために集 めた少年 たちの1人 で、リーダー格 。超 回復 の魔法 権利 を持 つ。ボラモットに殺害 され死亡 。死後 、ザトウに『本 』を食 われるものの、ルイモンとともに仮想 臓腑 内 にザトウを押 さえ込 む。つまり現在 のエンリケの超 回復 は彼 のものである。 - ロンケニー
声 -井口 祐一 - ガンバンゼルが「
最強 の怪物 」を作 るために集 めた少年 たちの1人 。炎 を生成 する魔法 権利 を持 つ。エンリケに敗 れ死亡 。死後 、ザトウに『本 』を食 われる。 - ササリ
声 -宮坂 俊蔵 - ガンバンゼルが「
最強 の怪物 」を作 るために集 めた少年 たちの1人 。水 を操 る魔法 権利 を持 つ。人一倍 、エンリケを嫌悪 していた。エンリケとほぼ互角 であったが敗 れ死亡 。死後 、ザトウに『本 』を食 われる。 - クモラ
声 -後藤 沙 緒 里 [5]- ガンバンゼルが「
最強 の怪物 」を作 るために集 めた少年 たちの世話 係 の少女 。17歳 前後 で、小柄 。過去 にレーリアと出会 い、人 を助 けたいと思 うようになる。 - エンリケを「
殺 し好 きな人物 」と思 い、恐 れており、彼 に関 わろうとしないようにしていた。しかしエンリケの本心 を聞 き、戸惑 いながらも彼 を許 した。その思 いは届 くことなく、エンリケに殺害 され死亡 するが、死後 、『本 』はガンバンゼルの元 へと渡 り、後 にザトウが偶然 にも触 れることとなる。
元 ・真人 [編集 ]
- シロン=ブーヤコーニッシュ
声 -川澄 綾子 [3]神 溺 教団 の真人 。約 250年 前 の人間 で、コリオ=トニスが見 つけた『本 』の少女 。通称 「常 笑 いの魔女 」。三毛 猫 のようなまだら色 の髪 を持 つ18歳 。コリオからは「三 毛 猫 色 の姫 様 」、略 して「猫 色 の姫 様 」と呼 ばれている。空前絶後 の予知 能力 者 であり、1000年 先 の予言 を可能 とする。- チャコリー=ココット
声 -野中 藍 - ハミュッツの2
歳 下 の友人 で、妹 的 存在 。褐色 の肌 と、菫 のような紫色 の頭髪 に前髪 の一 房 だけが白髪 なのが特徴 。他者 の心 を読 み取 り、自身 の考 えを強制 的 に植 えつけることのできる魔法 権利 ・『心魂 共有 』を生 まれつき持 ち、菫色 の髪 はその証 。魔法 権利 の譲渡 も習得 している。 生 まれ持 った魔法 権利 からマキアに目 を付 けられ、幼少 期 にハミュッツとともに誘拐 され、ルルタを殺 すための「道具 」として育 てられた。そのためルルタには異常 ともいえるほどの執着心 を抱 いており、教団 に所属 しながらもルルタ=天国 を滅 ぼそうとした事 から、『菫 の咎人 』と呼 ばれ武装 司書 と神 溺 教団 の両方 から追 われる身 となる。結果 的 にルルタを殺 す事 には失敗 したが、同時 になすべき事 がルルタを「救 う」事 と知 り、その「菫色 の願 い」を教団 で知 り合 ったベンド=ルガーに引 き継 いでいる。原作 では物語 開始 前 にハミュッツに発見 され殺 されているが、アニメではハミュッツの「死 より重 い罰 」としてあえて生 かされ、マキアの庇護 を受 け廃人 同然 で生 きている。- パーニィ=パールマンタ
声 -林 真里 花 神 溺 教団 の真人 で、かつて人気 を博 した女優 。本名 リサ=パニス、23歳 。突然 何者 かにより斬殺 された。故人 。唯一 の友人 ・メルと2人 暮 らしで、長 いこと無名 の女優 であったが、女優 業 を諦 めかけていた頃 に神 溺 教団 に目 をつけられた。神 溺 教団 により人気 女優 へと仕立 て上 げられ、幸福 を手 に入 れる。しかしラスコールの存在 を知 り、会 いたいと思 うようになる。ラスコールを追 うことは許 されていないため、密 かに探 り始 めるものの神 溺 教団 に気付 かれ、殺害 された。
楽園 時代 の人物 [編集 ]
- ルルタ=クーザンクーナ
声 -櫻井 孝宏 - バントーラ
図書館 二 代目 館長 を務 める、砂漠 の仮想 臓腑 を持 つ「『本 』食 い」の能力 者 であり、神 溺 教団 の言 う「天国 」の正体 。楽園 時代 、終章 の獣 に対抗 するべく10万 人 もの戦士 の『本 』を捧 げられたことで、肉体 強化 、超 回復 、思考 共有 、様々 な魔法 攻撃 といった基本 的 な魔法 から、樹木 への変身 による不老不死 、シュラムッフェンよりも完全 な因果 抹消 攻撃 などの強力 な魔法 まで、膨大 な数 の魔法 権利 を獲得 した無敵 の存在 。普段 は図書館 の地下 迷宮 にある第 2封印 書庫 にて、樹木 に変身 した状態 で佇 んでいる。 猫 色 の髪 を持 つ予知 能力 者 の予言 から、「終章 の獣 から世界 を救 う英雄 」という宿命 を背負 いながら生 まれ、その責任 感 と恐怖 心 とのジレンマに自殺 を考 えるほど苦 しんでいたが、それを理解 したニーニウによって救 われ、やがて愛 し合 ったニーニウを守 ろうという意志 によって恐怖 心 を克服 した。しかしヴーエキサルの暗躍 によって虚構 抹消 杯 アーガックスの水 を飲 まされニーニウの事 を忘却 、ニーニウの変身 した『虚無 色 の髪 の石像 』を打 ち倒 してしまう結果 となり、残 されたニーニウの『本 』に触 れて記憶 を取 り戻 し世界 に絶望 、ニーニウの『本 』を食 う事 でオルントーラの力 を手 に入 れ彼 自身 が終章 の獣 を操 る魔王 となった。その後 は仮想 臓腑 の中 のニーニウの「滅 びの意思 」を鎮 めるため、幸福 に満 ちた『本 』から記憶 を抽出 してニーニウに与 えることを思 いつき、『本 』を得 るためにバントーラ図書館 を牛耳 り神 溺 教団 を作 らせ、2000年 に渡 る両 組織 による悲劇 の元凶 となった。- ニーニウ
声 -能登 麻美子 楽園 時代 の人間 。苦 しむ人々 の心 の声 を感 じ取 り、癒 しの歌 によってその人物 を救 う「歌 い人 」と呼 ばれる10代後半 の少女 。三 つ編 みにした長 い金髪 に、前髪 の一 房 だけが赤 紫色 をしている。かつてルルタの心 の叫 びを感 じ取 り、彼 と深 く愛 し合 うようになったが、それを嫌 ったヴーエキサルによって暗殺 されてしまい、深 い絶望 から未来 神 オルントーラと同化 し『虚無 色 の髪 の石像 』へと変化 、終章 の獣 を操 り世界 を滅 ぼす『滅 びの意思 』そのものとなってしまう。世界 を滅 ぼそうとするもルルタに敗北 し再度 死亡 、残 された『本 』は全 ての真実 を知 ったルルタによって食 われ、これにより『虚無 色 の髪 の石像 』としての機能 は全 てルルタへと受 け継 がれた。- ヴーエキサル=メリオト
声 -青山 穣 楽園 時代 のメリオト国王 。ルルタから絶大 な信頼 を得 ており、彼 自身 もルルタを崇拝 している。ニーニウ殺害 後 、ルルタに虚構 抹消 杯 アーガックスを飲 ませ、ニーニウの存在 を消 し去 る。しかしニーニウの記憶 を思 い出 し、激昂 したルルタに殺害 される。- ヒハク=ヤンモ
楽園 時代 の人間 。兵士 で、30代 の痩 せた男性 。カーロイという7歳 の息子 と2人 暮 らし。体 を樹木 に変 える魔法 権利 を持 つ。死後 、その『本 』はルルタに食 べられ、ルルタがその魔法 権利 を手 に入 れる。そのお陰 で2000年 近 くもの間 、彼 は生 き続 けている。- ミエナ=ヤンモ
楽園 時代 の人間 。ヒハクの妻 。魔法 権利 は針 使 い。故人 。
その他 の主要 人物 [編集 ]
- ラスコール=オセロ
声 -川久保 潔 (老人 姿 )、中 津川 南美 (少女 姿 )- 500
年 以上 前 から世界中 を暗躍 し、追憶 の戦 器 『過 ぎ去 りし石 剣 ヨル』の力 で死人 の魂 を一瞬 のうちに『本 』に変 え、人 から人 へと受 け継 がせていく謎 の『本 』屋 。特定 の人物 の『本 』を読 む事 で何 らかの行動 を起 こすであろう人間 に『本 』を読 ませる事 で、本編 で起 こる大半 の出来事 の仕掛 け人 となっている存在 。 - その
正体 は石 剣 ヨルそのものであり、石 剣 の持 ち主 となっている人間 はあくまで石 剣 に操 られた死体 に過 ぎず、そのため登場 するごとに老人 、少女 といった様々 な外見 で現 れている。館長 代行 、楽園 管理 者 の双方 と接触 し、双方 から存在 を秘匿 されているが、ラスコール自身 は武装 司書 、神 溺 教団 といった勢力 に加 わる事 はなく、石 剣 に込 められた『人々 の紡 ぐ物語 の続 きを観 る』という強 い欲求 を行動 原理 としている。 - アーキット=クロマ
声 -釘宮 理恵 武装 司書 嫌 いの10歳 前後 の少年 。かつてモッカニアが巻 き込 んでしまった少年 楽団 員 の生 き残 りで、そのことで武装 司書 を強 く憎 んでいる。そして、その憎悪 をカチュアに利用 され蒼 淵 呪 病 を用 いた計画 に使 われようとする。しかし、ノロティと出会 い彼女 に心 を許 す。それを見 て、カチュアは裏切 り者 のダルトムを使 ってノロティを殺 し、アーキットにより深 い憎 しみを抱 かせることに成功 する。- その
後 、鬱 黒 蜥蜴 に魂 を移植 され、蒼 淵 呪 病 の病原 に変 えられる。しかし、エンリケによって届 けられたノロティの『本 』を読 み、憎 むことを止 め、蒼 淵 呪 病 は消滅 する。 - イア=ミラ
声 -吉田 聖子 - トアット
鉱山 街 に住 む売春 婦 。カートヘロ=マッシェアの恋人 で、彼 より1歳 下 。カートヘロが亡 くなり、気落 ちしていたところ、コリオと出会 う。その後 、神 溺 教団 により竜 骸 咳 に感染 させられてしまう。 - カートヘロ=マッシェア
声 -中田 隼人 - トアット
鉱山 街 に住 む男性 。イアの恋人 。三毛 ボンという名前 の三 毛 猫 を飼 っている。パンを売 り、生活 している。ヒョウエの爆破 に巻 き込 まれ、死亡 。シロンの『本 』を所持 しており、イアとともに『本 』の中 の彼女 に呼 びかけていた。
作中 の大 きな事件 [編集 ]
- アロウ
沖 船舶 強襲 事件 (アロウおきせんぱくきょうしゅうじけん) - イスモ
共和 国 東岸 の北方 辺境 にほど近 い海 ・アロウ湾 にて、擬人 達 と大量 の人間 爆 弾 を含 めた「肉 」が搭乗 する神 溺 教団 の船 ・白 煙 号 (はくえんごう)を、ハミュッツ率 いる武装 司書 が強襲 した事件 。二 級 武装 司書 ・キャスマが人間 爆 弾 の奇襲 により戦死 しながらも、擬人 らは武装 司書 の手 で全滅 し制圧 が完了 。その後 は「肉 」の救助 が行 われる手 はずだったが、ベンド=ルガーの意志 を継 ぐ存在 ・オリビア=リットレットの存在 を知 ったハミュッツによって、船 は「肉 」達 もろとも沈 められてしまった。 武装 司書 とカチュア率 いる神 溺 教団 の戦争 の幕開 けとなった事件 であり、シロン=ブーヤコーニッシュの『本 』の一部 と龍 骸 咳 の病原 体 、そして自転 人形 ユックユックなどの数々 の物品 が発見 され、後 に起 こる様々 な事件 を示唆 する出来事 となった。龍 骸 咳 事件 (りゅうがいぜきじけん)神 溺 教団 の真人 ・シガル=クルケッサが伝染 病 の蔓延 を計画 した事件 。未遂 。致死 性 ・感染 力 が高 い伝染 病 である龍 骸 咳 の病原 体 とその治療 法 を手 に入 れたシガルが、龍 骸 咳 を蔓延 させた上 で治療 薬 を独占 販売 することで巨 万 の富 を得 ようと画策 した。武装 司書 の介入 を避 けるための作戦 としてハミュッツ=メセタをおびき寄 せて殺害 しようと計画 していたが失敗 、首謀 者 であるシガルは死亡 。武装 司書 が龍 骸 咳 の治療 法 を手 に入 れたため、若干 の感染 者 は出 たものの大 きな被害 や混乱 はないまま事件 は未遂 に終 わった。怪物 事件 (かいぶつじけん)神 溺 教団 の真人 ・ガンバンゼル=グロフが計画 した、「怪物 」・ザトウ=ロンドホーンによって図書館 が襲撃 された事件 。- モッカニアの
反乱 (モッカニアのはんらん) 神 溺 教団 の擬人 ウィンケニー=ビゼがモッカニア=フルールを裏切 らせ、バントーラ図書館 を攻撃 した事件 。蒼 淵 呪 病 の大乱 (そうえんじゅびょうのたいらん)神 溺 教団 の楽園 管理 者 カチュア=ビーインハスが、改造 した蒼 淵 呪 病 によって世界中 の人々 に武装 司書 を敵視 させ、バントーラ図書館 を壊滅 させようと計画 した事件 。- バントーラ
図書館 の終焉 (バントーラとしょかんのしゅうえん) 突如 バントーラ図書館 館長 ・ルルタが「世界 を滅 ぼす」と宣言 。「涙 なき結末 の力 」によって図書館 を含 む全 世界 の人間 を眠 らせる。わずかに残 った数 人 がルルタと戦 い、同時 にルルタの仮想 臓腑 の中 でルルタに食 われた『本 』の人物 がルルタを止 めるために行動 する。戦 いの中 でバントーラ図書館 の来歴 が全 世界 に対 して公表 され建物 も倒壊 してしまったため、バントーラ図書館 は再建 されることなく消滅 。『本 』を収集 、保管 する業務 は別 の団体 へ引 き継 がれた。
用語 [編集 ]
「本 」およびバントーラ図書館 関連 [編集 ]
- 『
本 』(ほん) 死 んだ人間 から魂 だけが抽出 され結晶 となったもの。大抵 は人 の手 のひらにちょうど乗 るくらいの大 きさの、半 透明 の石版 である。なお、紙 に書 かれた通常 の書籍 も本 と呼 ばれるが、こちらの『本 』とは無論 意味合 いが異 なる。基本 的 には、人 が死 んだ後 魂 が地中 にある魂 抱 玄 岩 と呼 ばれる黒 く柔 らかい岩 に吸 い寄 せられ、長 い時間 をかけて『本 』へと変 わるもの。そのため地中 から掘 り出 されるものであり、巨大 な掘削 機 などを設置 した鉱山 において発掘 される。『本 』にはその人間 の生涯 が記録 されており、素手 で触 れることによって、『本 』の人物 の生涯 を追 体験 することができる。落 とす等 して破砕 し欠片 になってしまった場合 は、欠片 からはその一部 しか追 体験 ができず、仮 に全 て集 めても元 の情報 が戻 りきることはない。原則 としてバントーラ図書館 に納 めることになっているが、個人 所有 の物 も多数 存在 する。武装 司書 によって『本 』の売買 は禁 じられているが、有名人 や美人 の『本 』を売買 する組織 も存在 する。なお過去 神 バントーラと、追憶 の戦 器 の1つ・過 ぎ去 りし石 剣 ヨルのみが、魂 を一瞬 にして『本 』に変 えることが可能 。神立 バントーラ図書館 大央 洋 に浮 かぶバントーラ過去 神島 に建 つ、世界 最古 の図書館 。通常 の図書館 司書 と同様 の一般 司書 と、最強 の戦闘 集団 ・武装 司書 によって運営 され、掘 り出 された『本 』を総 て収 め管理 するための図書館 であり、世界 各国 の調停 機関 としての役割 も果 たす。過去 神 バントーラによって建造 され、彼 が館長 を務 めていることになっているが、あくまで便宜 上 の物 であり、実質 的 な最高 責任 者 は武装 司書 から選任 される館長 代行 である。現在 の館長 代行 はハミュッツ=メセタ。大 きく分 けて、地上 部 の大 冥 門 と地下 に設 けられた5層 の大 迷宮 に存在 する、6つの書庫 で構成 されており、最 も地上 に近 い第 六 書庫 までは一般 司書 でも管理 可能 だが、それ以降 の図書 迷宮 には衛 獣 が存在 する事 から、武装 司書 でなければ管理 できない。図書館 の『本 』は一般 にも開放 されており、故人 との思 い出 のため、研究 として当時 の歴史 を知 るため、盗賊 や大 富豪 の隠 し財産 のためなど、さまざまな理由 で貸 し出 しが行 われている。しかし図書館 外 への持 ち出 しは禁 じられており、破損 した場合 は罪 になるなど厳 しいルールがある。最高 権力 者 である館長 代行 は、武装 司書 の中 から先代 の館長 代行 の指名 と他 の武装 司書 の信任 によって決定 される。館長 代行 の持 つ権力 のわりに、館長 代行 の座 を巡 る権力 闘争 などはほとんど起 きない。館長 代行 にふさわしいレベルの武装 司書 はたいてい権力 や名誉 に関心 が薄 いことが原因 である。楽園 時代 の終 わりにバントーラは管理 を放棄 しており、現在 の本当 の館長 はルルタ=クーザンクーナである。現行 の図書館 の目的 は、幸福 を欲 するルルタに捧 げるための『本 』を集 めること。バントーラが館長 であるという体裁 を守 るため、ルルタの存在 は代行 クラスのごく一部 の武装 司書 のみが知 る機密 事項 となっている。武装 司書 (ぶそうししょ)- バントーラ
図書館 で『本 』の配 架 と貸与 の管理 をする人 。盗 まれた『本 』の捜索 、凶悪 犯罪 の捜査 、戦争 の調停 なども行 うため、図書館 以外 にも全 世界 に配属 されている国境 を越 えた戦闘 集団 。ただし、いずれも犯罪 や戦争 によって図書館 や『本 』に被害 が及 ばない事 が第 一 目的 。制服 は存在 するが、いつ戦 いになるか分 からない事 から普段着 での業務 ・訓練 が定着 しており、着用 しているのはヴォルケン程度 である。 業務 内容 上 強 くなければ務 まらないために、基本 的 にこの世界 で最 も強 い集団 とされる。逆 に強 ければ人格 、出自 、経歴 などは問 われないが、各々 が必 ず魔法 権利 を獲得 しているのが特徴 。武装 司書 専 門 の養成 学校 も存在 する。武装 司書 に就任 する最低 条件 は、図書 迷宮 の第 五 封印 迷宮 を単独 で出入 り可能 になることであり、それだけの実力 が認 められれば指導 教官 の許可 の下 就任 できる。なお彼 らの階級 は、下 から三 ~一 級 まで、そして最高 権力 者 である館長 代行 の4段階 に分 かれており、三 級 武装 司書 からある程度 の経験 と能力 を認 められた者 は二 級 武装 司書 となり、図書 迷宮 の第 二 封印 迷宮 を単独 で踏破 する(手段 は問 わない)事 で、館長 代行 候補 である一級 武装 司書 に就任 できる。過去 神 バントーラより『本 』の管理 を命 じられた集団 とし、また、その仕事 内容 などから民衆 からの人気 も高 い。しかし、その起源 は、逆 らう者 たちは容赦 なく皆殺 しにしてきたルルタの従者 たちであり、バントーラと直接 の関連 は無 い。真 の館長 であるルルタに幸福 な『本 』を捧 げるため、初代 館長 代行 であるマスライが、改革 によって民衆 の支持 を取 り付 けると共 に、バントーラより信託 された存在 であると偽 る。封印 迷宮 (ふういんめいきゅう)- バントーラ
図書館 地下 に存在 する5層 の大 迷宮 。図書館 の書庫 であり、貴重 であったり一般 に公開 できない内容 の『本 』が納 められている。 最 下層 に行 くほど、重要 性 ・危険 性 の高 い『本 』が収 められていく。迷宮 内部 には武装 司書 、一般人 、目的 問 わず侵入 者 を無差別 に攻撃 する衛 獣 がおり、奥 に行 くほど強 く、また迷宮 自体 も複雑 になっていく事 から、衛 獣 を倒 せるほどの強 さを持 つ武装 司書 でなければ管理 できない。1番 浅 い第 五 封印 迷宮 を単独 で出入 り可能 になることが武装 司書 の最低 条件 で、第 二 封印 迷宮 を単独 で踏破 する事 で、一級 武装 司書 に就任 できる。最深 部 である第 一 封印 書庫 は、因果 抹消 能力 による結界 に守 られており、バントーラとラスコール以外 は入 ることができないため、事実 上 は4段階 。館長 代行 かそれに準 じた人物 であれば、迷宮 の封鎖 をバントーラに申請 することもできる。第 二 封印 書庫 には真 の館長 であるルルタがおり、衛 獣 (終章 の獣 )は彼 を守 っている(詳 しくは終章 の獣 を参照 )。
神 溺 教団 関連 [編集 ]
神 溺 教団 (しんでききょうだん)謎 の多 い宗教 団体 。その教義 により、国家 ・世界 規模 の事件 を起 こすことがあるため、武装 司書 に幾度 となく壊滅 させられてきた。物語 における敵 集団 。最高 指導 者 は総帥 もしくは楽園 管理 者 と呼 ばれる。現在 の楽園 管理 者 はカチュア=ビーインハス。- 「
人 が幸福 であれば、神 も幸福 である。ゆえに人 が幸福 であるためには何 をしてもよい」を教義 とする宗教 (この場合 における「人 」とは真人 を指 す)。真人 の『本 』は天国 へ行 き永遠 の幸福 を味 わい、また真人 を助 けたと認 められた者 の『本 』も天国 へ行 くと信 じられている。結果 として、大 事件 を引 き起 こしたり(特 に「肉 」と呼 ばれる人 に対 する)非 人道的 な扱 いを行 うため、武装 司書 によって壊滅 させられてきたが、なぜか存続 し続 けている。そのような性質 のため、神 溺 教団 の名 を許可 なく知 っているだけで死刑 に相当 する罪 となる。 - その
正体 は、天国 ことルルタに捧 げる幸 いなる人 の『本 』を作 りだすことを目的 とする武装 司書 の下部 組織 。楽園 管理 者 は代々 武装 司書 から選 ばれている。ただし、このことを知 るのは館長 代行 と一部 の者 のみであり、天国 の正体 も含 め、信者 ですらこのことはほとんど知 らない。 元々 は邪教 扱 いでは無 かったが、ある真人 が調子 に乗 って暴走 したため、やむなく粛清 される。その後 、その真人 は神 溺 教団 という邪教 の一員 であるとされ、表向 きは秘匿 扱 いされることとなる。その後 の教団 と武装 司書 との戦 いは、真人 の暴走 によって引 き起 こされてきた。神 溺 教団 における階級 -
真人 (しんじん)神 溺 教団 における階級 。建前 上 は最高 階級 。- 「
本当 の人間 」の意 で、自分 の幸福 の形 を明確 に持 ちそれの実現 に対 して一切 躊躇 しないことを条件 とする。その性質 ゆえに、しばしば目的 達成 のために暴走 することがある。 真人 はあくまで、その幸福 を持 って天国 (ルルタ)を満 たすための存在 に過 ぎず、もし幸福 を見失 えば教団 によって粛清 される。実際 には擬人 に管理 されている存在 に過 ぎない。擬人 (ぎじん)神 溺 教団 における階級 。- 「
人間 の格好 をしているだけの人間 ではないもの」の意 で、真人 の望 みを叶 え、真人 のために尽 くすことが存在 意義 とされる。一見 すると真人 に使役 される存在 であるが、真人 の存在 意義 からわかるように、実際 には教団 を取 り仕切 る階級 。 肉 (にく)神 溺 教団 における階級 。最下 級 の者 たちで、人間 扱 いすらされない。基本 的 には真人 の都合 によって人体 実験 や自爆 テロなどを命 じられる階級 。ほぼ家畜 扱 い。外部 から誘拐 されたり、真人 から「肉 」にされるように命 じられた人 であり、その際 には記憶 や感情 を抹消 される。
天国 (てんごく)神 溺 教団 の教義 における真人 の『本 』が行 く場所 。その正体 は本 喰 いの能力 を持 つルルタ=クーザンクーナ。蒼 淵 呪 病 (そうえんじゅびょう)楽園 管理 者 カチュアの切 り札 。魂 に感染 する病気 。- かかると
絶望 に囚 われて死 ぬと言 う強力 な病気 。感染 者 が「蒼 い。蒼 い。」とつぶやきながら死 ぬためにこの名 がついた。さらに爆発 的 な感染 力 も持 ち、病人 の息 を吸 うだけで一瞬 で感染 する。大元 の病原菌 は鬱 黒 蜥蜴 と呼 ばれる人造 生物 の体内 で生 み出 される。治療 法 は一切 ないが予防 薬 は存在 する。 神 溺 教団 は、死者 の『本 』を鬱 黒 蜥蜴 に触 れさせ、死者 の感情 を感染 者 に同調 させるように改造 した。この改造 した蒼 淵 呪 病 を全 世界 に対 して広 げ、武装 司書 を憎悪 して死 んだアーキットの魂 を鬱 黒 蜥蜴 に移植 することで、世界中 の人々 に武装 司書 に対 する憎悪 を抱 かせることに成功 する。
魔法 ・能力 [編集 ]
魔法 権利 (まほうけんり)- この
世界 の人間 が使 う物理 法則 (世界 の法則 )を無視 した力 。いわゆる魔法 。雷 を生 み出 す、未来 を予知 する、特定 の動物 を操 る、など人 それぞれに違 った魔法 権利 を獲得 していることが多 い。 魔術 審議 と呼 ばれる儀式 を反復 することで習得 できる。基本 的 に魔法 権利 を獲得 したら、より強力 に、精密 に、長時間 使 えるように強化 していくのが普通 であり、何 種類 もの魔法 権利 を獲得 している人間 はほとんどない。武装 司書 のように魔法 を使 って戦 う者 は、身体 ・肉体 強化 、念 動力 、触覚 糸 といった簡単 なもの、特 に肉体 強化 の魔法 権利 は必 ず習得 しており、そこにプラスして各々 が固有 の魔法 権利 を習得 している。逆 に、身体 ・肉体 強化 以外 の魔法 権利 を獲得 せずに、剣 ・銃 ・格闘技 のみで戦 うものも珍 しくない。稀 に生 まれつき魔法 権利 を獲得 している者 もいる。そういう人物 は髪 の色 に特徴 があり、猫 色 の髪 は予知 、若草 色 の髪 は幻 を作 る、菫色 の髪 は心魂 共有 、透明 な髪 は『本 』食 い、闇 色 の髪 は『本 』食 われの能力 の証 である。魔法 権利 は(回数 制限 などはつくが)譲渡 も可能 。しかし、魔法 権利 の譲渡 まで獲得 できるものは少 ない。魔術 審議 (まじゅつしんぎ)魔法 を習得 するための儀式 。強 い意志 によって自身 の中 にあるこの世 の理 =常識 から脱却 する事 で、この世 の理 から外 れた術 =魔法 を習得 する。常 に精神 が混沌 に触 れる危険 が伴 うため、混沌 に触 れた時 に引 き戻 す役目 の監視 人 が立 ち会 う。基本 的 に誰 でもできるが、年齢 制限 のようなものがあり、13歳 になる前 に始 めると精神 に異常 をきたす可能 性 が高 く、20代 前半 を過 ぎてしまうと常識 や諦観 が邪魔 をして魔法 権利 を獲得 できない。未来 予知 文字通 り未来 を予知 することができる魔法 権利 。天気 予報 にも使用 される。後天的 に獲得 した者 としてはマットアラスト、先天的 に獲得 している者 に関 してはシロンが確認 されており、先天的 な未来 予知 能力 を持 つ者 は、三 毛 猫 のようなまだら模様 の髪 を持 つ。未来 予知 と一 口 に言 ってもその詳細 は様々 であり、シロンのように任意 で1000年 先 さえも予知 できる者 もいれば、マットアラストのように予知 できる未来 は2秒 しかないものの、常時 予知 を継続 することを可能 とする持久 力 に特 化 した能力 を持 つ者 もいる。また、実体験 のように鮮明 な予知 ができるもの、「このままだとよくないことが起 きる」といったレベルの漠然 とした予知 しかできないものなど、予知 の精度 もばらばら。思考 共有 (しこうきょうゆう)- テレパシーによって、
自分 の見聞 きしていること、考 えていることなどを相手 に伝 える魔法 権利 。通常 は送信 しかできないが、相手 も魔法 が使 えれば、思考 共有 中 に限 られるが対話 が可能 (ハミュッツのようにそれができない人 もいる)。顔 や名前 がわかっている相手 でなければ使 えないなどの制限 があるのが普通 。軍隊 でも伝令 として重用 される。 心魂 共有 (しんこんきょうゆう)思考 共有 の上位 版 のような能力 で、相手 の思考 ・心 を読 み、自分 の感情 を相手 に移 すことで人 を操 ることをも可能 にする魔法 権利 。生 まれつきこの魔法 権利 を持 つ者 は、菫 色 の髪 を持 っており、チャコリーがこれに該当 する。- 『
本 』食 い 文字通 り『本 』を食 らうことができる能力 。ルルタやザトウが持 つ。生 まれつきの能力 で透明 な髪 の色 が特徴 。『本 』を吸収 してその意識 の中 に作 り出 した異 空間 ・仮想 臓腑 (かそうぞうふ)に貯蓄 し、その『本 』の人物 の知識 や人格 を自分 に取 り込 むことが可能 で、魔法 権利 もそのまま習得 できる。仮想 臓腑 内 の『本 』は、能力 者 本人 の意思 もしくは『本 』となった魂 の意志 の強 さによっては、人格 として仮想 臓腑 内 で独立 する事 がある。故 に非常 に多 くの本 を食 べながらそのすべての意思 を封印 したルルタが、多種 多様 な魔法 権利 を習得 して無敵 の存在 になった一方 で、ザトウのように取 り込 んだ『本 』の人物 らが目覚 め、自分 の人格 を封 じ込 められてしまう場合 もある。また仮想 臓腑 はあくまで能力 者 によって形成 されているため、能力 者 自身 の魂 が現実 空間 、もしくは仮想 臓腑 内 で干渉 を受 け死 んだ場合 は、内部 の魂 も仮想 臓腑 もろとも消滅 する。- 『
本 』食 いの能力 者 が死 んだ場合 、その『本 』は食 べた『本 』の数 に比例 して巨大 になる。 - 『
本 』食 われ 自分 もしくは自分 と関 わりの深 い任意 の人物 の『本 』を、任意 の『本 』食 いの能力 者 に強制 的 に吸収 させる事 ができる能力 。『本 』食 いと同様 生 まれつきの能力 であるが、能力 の特質 上 自身 が死 んだ時 に初 めて発動 可能 となる能力 であり、能力 者 の髪 は死 とともに特有 の色 である深 い黒 ・闇 色 へと変 わる。その特質 上 これまで能力 を持 っていても発見 される事 、もしくは活 かされる事 がなかったため、歴史 上 この能力 を確認 されているのはハミュッツのみ。- 『
本 』食 いの能力 者 の魂 と、仮想 臓腑 内 で交戦 するためだけの能力 であり、マキアがルルタに自身 の殺害 を依頼 された事 により初 めて捜索 が開始 され、その研究 データの下 にハミュッツが導 き出 された。
世界 関連 [編集 ]
世界 管理 者 世界 を管理 するもの。つまり神 で、主 には「過去 神 バントーラ」「現在 神 トーイトーラ」「未来 神 オルントーラ(声 -西村 知道 )」の3人 を指 す。最初 期 に世界 を作 った「始 まりと終 わりの管理 者 」が自 らの体 を引 き裂 いて生 み出 したとされる。- バントーラは
人間 の全 てを記録 (つまり『本 』にすること)、トーイトーラは物理 法則 の維持 、オルントーラは人間 をよりよい方向 へ導 くことを役割 とする。彼 らは楽園 を作 り上 げ、維持 することを目的 としているが、毎回 管理 者 が定 めた以上 の欲望 を持 つ「悪 しき人 」の台頭 によって管理 を諦 めならざるを得 なくなり、最終 的 に終章 の獣 を使 って世界 を滅 ぼし、新 たに世界 (楽園 )を構築 することを繰 り返 している。 現在 の世界 (694番目 の世界 )もまた、2000年 以上 前 に楽園 が終 わり、終章 の獣 によって滅 ぼされるはずだったが、ルルタが終章 の獣 を支配 下 に置 いた事 によって一時 的 に食 い止 められた状態 にある。その段階 でバントーラとオルントーラは世界 管理 を放棄 しているため、現行 において世界 管理 者 は単 なる伝説 (形骸 )の存在 にすぎない。楽園 時代 - 2000
年 以上 前 の世界 の呼 び名 。世界 管理 者 によって世界 が統治 され、平穏 が約束 されていた時代 のこと。 楽園 時代 の末期 「悪 しき人 」が台頭 し始 めたため、オルントーラは力 によって道 を正 すため懲罰 天使 を差 し向 ける。しかし「悪 しき人 (特 に当時 の王 ヴーエキサル)」は戦 うことを選択 し、戦 いを至上 としてしまったため、かえって善 き人 が虐 げられることとなる。最終 的 にヴーエキサルが「善 き人 」であるニーニウを「虚無 色 の髪 の石像 」にさせた(終章 の獣 の発動 条件 を満 たした)ことで楽園 時代 は完全 な終 わりを迎 えた。終章 の獣 /虚無 色 の髪 の石像 世界 管理 者 に見限 られた世界 を滅 ぼすため、未来 神 オルントーラによって作 られた兵器 。バントーラ図書館 地下 迷宮 の衛 獣 (えいじゅう)の正体 。発動 条件 は1人 の善 き人 が絶望 のうちに死 に、自 らが生 きてきた人生 の全 てを呪 い、生 まれてきたことそのものを否定 した時 。条件 が満 たされると善人 は終章 の獣 の統括 者 「虚無 色 の髪 の石像 」へと姿 を変 え、終章 の獣 が世界 を滅 ぼす。現在 はルルタが「虚無 色 の髪 の石像 」となったニーニウを取 り込 んだために彼 の支配 下 にある。衛 獣 こそが終章 の獣 であり、『本 』ではなくルルタを守 るために行動 している。
その他 [編集 ]
追憶 の戦 器 楽園 時代 に神 々が作 り出 したとされる兵器 。常世 の呪 いがかけられている事 から壊 すことはできず、自 らの意思 を持 ち所有 者 を選 ぶとされている。7つあるとされているが、後 に神 の手 のかかっていない戦 器 ・過 ぎ去 りし石 剣 ヨルが誕生 する。- どのような
構造 でそれが可能 になっているのかは解明 されていない。例外 は自転 人形 ユックユックで、レプリカがいくつか作 られている。 - 7つは
下記 の通 り。自転 人形 ユックユック、常 笑 いの魔 刀 シュラムッフェン、常 泣 きの魔 剣 アッハライ、虚構 抹殺 杯 アーガックス、彩 なる砂 戦艦 グラオーグラマーン、大 冥 棍グモルク、韻律 結界 ウユララ。ちなみにこれらの名前 は『はてしない物語 』(ミヒャエル・エンデ著 )からとられたものである。 常 笑 いの魔 刀 シュラムッフェン蜘蛛 を模 した糸状 の小 剣 。「斬 る」という過程 を経 ずに「斬 った」という結果 を残 す「因果 抹消 攻撃 」という独自 の機能 を持 つ。これにより、その場 で振 っただけで空間 内 に無数 の斬撃 を放 ち、所有 者 に攻撃 が放 たれた際 には自動的 に斬撃 を放 ち防御 する、攻防 一体 の魔 刀 。「常 笑 いの魔 刀 」の名 は、一 度 に放 たれる無数 の斬撃 によって、笑 い声 に似 た風切 り音 が漏 れる事 に由来 する。- この
剣 から放 たれる因果 抹消 攻撃 は、斬撃 を放 つ「空間 」を指定 できても「対象 」の指定 はできない不完全 なものである事 から、攻撃 には回避 行動 をとられる余地 があり、防御 には斬撃 以外 の手段 を持 たない事 から全 ての攻撃 を防御 する事 は不可能 である、といった弱点 が存在 し、戦 器 の中 では低級 に位置 している。 虚構 抹殺 杯 アーガックス猿 の面 が刻 まれた銀色 の杯 。その杯 に汲 んだ水 に消 したい記憶 を囁 き、水 を飲 み干 すことで記憶 を消 す機能 を持 つ。2つ存在 し、バントーラ図書館 、神 溺 教団 それぞれが所持 している。自転 人形 ユックユック妖精 を模 した彫像 。本来 束 ねることのできない魔法 権利 を束 ねることで強力 な魔法 を発動 させることのできる機能 を持 つ。元々 は人間 の持 つ魔法 権利 を奪 う能力 を持 っていたが、司書 天使 から奪 い取 った後 、現在 の形 に改造 された。しかし一 つの魔法 権利 を込 めるのに数 年 がかりで魔術 審議 を執 り行 わなければならない上 に、一 つのユックユックにつき一 度 しか発動 させることができないため最低 ランクの追憶 の戦 器 であるとされる。常 泣 きの魔 剣 アッハライ芋虫 を模 した短剣 。シュラムッフェンと同 系統 の力 を持 ち、その威力 はシュラムッフェンを上回 る。大 冥 棍グモルク黒 い霧 で覆 われた棍棒 。黒 い霧 によって直接 その外貌 を目 にする事 はできず、もし直接 目 にすれば視力 を失 うと言 われる。一撃 で大地 を割 り砕 くほどの打撃 力 を持 つ。彩 なる砂 戦艦 グラオーグラマーン虹色 に輝 く空 飛 ぶ船 。短剣 ほどの大 きさの鉄片 が無数 に集合 した構造 となっており、持 ち主 の意思 に応 じて、自由 に動 き姿 を変 える。韻律 結界 ウユララ蔦 状 の紋様 。因果 抹消 能力 を防御 に転用 した結界 を発生 させ、所有 者 を戦 う意思 を持 たない時 に限 って、あらゆる攻撃 から守護 する。作中 では一貫 してルルタの肩 に刻 まれている。過 ぎ去 りし石 剣 ヨル- 8つ
目 の追憶 の戦 器 。本来 過去 神 バントーラにしか成 し得 ない人 の魂 を『本 』に変 えることを可能 にする。最 も強 い意思 を持 った追憶 の戦 器 であり、死 によって途切 れた物語 に続 きを与 えることを己 の機能 としている。そのために死体 を操 ってラスコール=オセロを名乗 り、『本 』をその死者 の物語 を継 ぐ者 へと渡 し歩 いている。 元々 はバントーラから『本 』の管理 を任 された存在 である「司書 天使 」の一体 。その司書 天使 はラスコール=オセロという名 の老 戦士 に敗 れ、人間 に興味 を持 った。そしてラスコール=オセロは世界 の滅 びを見 るために、司書 天使 は人間 の織 り成 す物語 を見 るために融合 、過 ぎ去 りし石 剣 ヨルとなった。世界 の滅 びに抗 うルルタの行動 に感動 し、その物語 に続 きを与 えるため自 らの力 の全 てを使 いミレポックを目覚 めさせ、消滅 する。菫色 の願 い(すみれいろのねがい)- 「
菫 の咎人 」と呼 ばれる少女 ・チャコリー=ココットの、「心 の底 からルルタを思 いやり、彼 を救 う」という願 い。天国 を滅 ぼす唯一 の方法 でもある。ハミュッツとベンド=ルガーにその詳細 が伝 えられ、自 らの運命 を変 えた根源 であるルルタを憎 むハミュッツには拒絶 されたものの、ベンドによってオリビアからエンリケへと語 り継 がれていくこととなった。
既刊 一覧 [編集 ]
小説 [編集 ]
山形 石雄 (著 ) /前嶋 重機 (イラスト)、集英社 〈スーパーダッシュ文庫 〉、全 10巻 - 『
戦 う司書 と恋 する爆 弾 』2005年 9月 30日 第 1刷 発行 (9月 22日 発売 [6])、ISBN 4-08-630257-8 - 『
戦 う司書 と雷 の愚者 』2006年 1月 30日 第 1刷 行 (1月 25日 発売 [7])、ISBN 4-08-630276-4 - 『
戦 う司書 と黒 蟻 の迷宮 』2006年 4月 30日 第 1刷 発行 (4月 25日 発売 [8])、ISBN 4-08-630294-2 - 『
戦 う司書 と神 の石 剣 』2006年 7月 30日 第 1刷 発行 (7月 25日 発売 [9])、ISBN 4-08-630306-X - 『
戦 う司書 と追想 の魔女 』2006年 12月30日 第 1刷 発行 (12月 20日 発売 [10])、ISBN 4-08-630333-7 - 『
戦 う司書 と荒縄 の姫君 』2007年 4月 30日 第 1刷 発行 (4月 25日 発売 [11])、ISBN 978-4-08-630352-1 - 『
戦 う司書 と虚言 者 の宴 』2007年 8月 30日 第 1刷 発行 (8月 24日 発売 [12])、ISBN 978-4-08-630372-9 - 『
戦 う司書 と終章 の獣 』2008年 4月 30日 第 1刷 発行 (4月 25日 発売 [13])、ISBN 978-4-08-630417-7 - 『
戦 う司書 と絶望 の魔王 』2009年 7月 29日 第 1刷 発行 (7月 24日 発売 [14])、ISBN 978-4-08-630494-8 - 『
戦 う司書 と世界 の力 』2010年 1月 30日 第 1刷 発行 (1月 22日 発売 [15])、ISBN 978-4-08-630527-3
- 『
漫画 [編集 ]
山形 石雄 (原作 ) /前嶋 重機 (キャラクターデザイン) /篠原 九 (作画 ) 『戦 う司書 と恋 する爆 弾 』集英社 〈ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ〉、全 3巻 - 2009
年 1月 19日 第 1刷 発行 、ISBN 978-4-08-877589-0 - 2009
年 7月 19日 第 1刷 発行 、ISBN 978-4-08-877692-7 - 2009
年 11月19日 第 1刷 発行 、ISBN 978-4-08-877768-9
- 2009
テレビアニメ[編集 ]
『
スタッフ[編集 ]
監督 -篠原 俊哉 [3]- シリーズ
構成 -岡田 麿 里 [3] - キャラクターデザイン -
山田 正樹 [3] - プロップデザイン -
橋本 英樹 [4] 総 作画 監督 -山田 正樹 [4]、かどともあき[4]- アクション
作画 監督 -光田 史 亮 [4] - メカ
作画 監督 -中原 れい(第 17話 ・第 18話 ・第 20話 -第 24話 ) 美術 監督 -池田 繁美 [4]色彩 設計 -大西 峰 代 [4]撮影 監督 -北村 直樹 [4]- 3Dディレクター - ソエジマヤスフミ[4]
編集 -後藤 正浩 [4]音楽 -平野 義久 [4]音響 監督 -本山 哲 [4]- ゼネラルプロデューサー -
渡辺 直樹 [4] - プロデューサー -
斎藤 哲郎 [4]、川瀬 浩平 、伊藤 善之 [4]、梶田 浩司 [4] - アニメーションプロデューサー -
笠間 寿 高 [4] - アニメーション
制作 - david production[3] 製作 協力 - アニマックス製作 - バントーラ図書館 [4]
主題歌 [編集 ]
- オープニングテーマ
-
- 「堕天
國 宣戦 」(第 1話 -第 16話 ) 作詞 -宝 野 アリカ /作曲 ・編曲 -片倉 三 起 也 /歌 - ALI PROJECT- 「
星 彩 のRipieno」(第 17話 -第 27話 ) 作詞 ・歌 -佐 咲 紗 花 /作曲 ・編曲 -小高 光太郎
- 「堕天
- エンディングテーマ
-
- 「Light of Dawn」(
第 1話 -第 16話 ) 作詞 ・歌 - Annabel /作曲 ・編曲 - myu- 「Dominant space」(
第 17話 -第 27話 ) 作詞 -畑 亜貴 /作曲 ・編曲 - myu /歌 -結城 アイラ
- 「Light of Dawn」(
各 話 リスト[編集 ]
サブタイトルは
サブタイトル | |||||
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きみやしげる | |||||
SEO KYUNG ROCK | |||||
きみやしげる | |||||
プロペラと |
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きみやしげる | |||||
放送 局 [編集 ]
アニマックス | 2009 |
CS |
LEVEL22 ハイビジョン | ||
BS11 | 2009 |
BSデジタル |
ANIME+ ミュージッククリップ、エンドカードあり | ||
バンダイチャンネル | 2009 |
ネット |
2 | ||
TOKYO MX | 2011 |
3 |
アニマックス 「LEVEL22」 |
||
---|---|---|
-
|
The Book of Bantorra |
|
BS11 ANIME+ |
||
The Book of Bantorra |
関連 項目 [編集 ]
脚注 [編集 ]
- ^ a b c
榎本 秋 『ライトノベル最強 !ブックガイド少年 系 』NTT出版 、2009年 12月3日 初版 第 1刷 発行 、124-125頁 。ISBN 978-4-7571-4231-2。 - ^ 『SFが
読 みたい! 2006年版 』早川書房 、2006年 2月 、113頁 。ISBN 4-15-208706-4。 - ^ a b c d e f g h i j k l m n 『メガミマガジン 2009
年 12月 号 』学習研究社 、2009年 10月 30日 発売 、160頁 、ASIN B002SUI9KS - ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “
戦 う司書 The Book of Bantorra”. allcinema. 2022年 6月 25日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2023年 8月 16日 閲覧 。 - ^ a b c d e “
戦 う司書 The Book of Bantorra”. メディア芸術 データベース. 2023年 8月 16日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2023年 8月 16日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と恋 する爆 弾 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と雷 の愚者 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と黒 蟻 の迷宮 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と神 の石 剣 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と追想 の魔女 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と荒縄 の姫君 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と虚言 者 の宴 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と終章 の獣 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と絶望 の魔王 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。 - ^ “
戦 う司書 と世界 の力 ”.集英社 . 2023年 11月23日 閲覧 。
外部 リンク[編集 ]
- ダッシュエックス
文庫 戦 う司書 (スーパーダッシュ文庫 ) - ウェイバックマシン(2010年 3月 24日 アーカイブ分 )
- ウルトラジャンプ Web
連載 戦 う司書 と恋 する爆 弾 - テレビアニメ
公式 サイト - TSUTAYA online
集英社 「戦 う司書 」特集
( |
(アサウラ) |
- ^
第 3回 は該当 作 なし