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高空 こうくう より見 み る会津盆地 あいづぼんち を流 なが れる日橋川 にっぱしがわ (2010年 ねん 6月 がつ 15日 にち )
日橋川 にっぱしがわ (にっぱしがわ)は、福島 ふくしま 県 けん の中央 ちゅうおう 部 ぶ にある猪苗代湖 いなわしろこ から会津盆地 あいづぼんち へ流 なが れる阿賀野川 あがのがわ 水系 すいけい の一級 いっきゅう 河川 かせん である。堂島 どうじま 川 がわ (どうじまがわ)とも呼 よ ばれる。
猪苗代湖 いなわしろこ から流 なが れ出 で る唯一 ゆいいつ の川 かわ である。十 じゅう 六 ろく 橋 きょう 水門 すいもん (じゅうろっきょうすいもん)を経 へ て磐梯山 ばんだいさん の岩 いわ 屑 くず なだれ地帯 ちたい (翁島 おきなじま 泥 どろ 流 りゅう )を北西 ほくせい 方向 ほうこう へ刻 きざ み下 くだ りながら会津 あいづ 地方 ちほう の東部 とうぶ を潤 うるお し、盆地 ぼんち 中央 ちゅうおう 部 ぶ の喜多方 きたかた 市 し 塩川 しおかわ 町 まち 会知 かいち 地区 ちく で阿賀川 あががわ (大川 おおかわ )に合流 ごうりゅう する。上流 じょうりゅう では山地 さんち などの中 なか を流 なが れるほか、下流 かりゅう の会津盆地 あいづぼんち 内 ない では水田 すいでん や畑地 はたち などの農地 のうち が広 ひろ がる地域 ちいき を流 なが れる。猪苗代湖 いなわしろこ を含 ふく め、すべて一 いち 級 きゅう 河川 かせん に指定 してい されている。
十 じゅう 六 ろく 橋 きょう 水門 すいもん
猪苗代 いなわしろ 湖 こ と会津盆地 あいづぼんち の間 あいだ には 300 m を越 こ える落差 らくさ があり急流 きゅうりゅう となっている。その大 おお きな落差 らくさ を利用 りよう した水力 すいりょく 発電 はつでん 所 しょ が古 ふる くから設 もう けられ、6ヶ所 かしょ で稼動 かどう している。上流 じょうりゅう から、猪苗代 いなわしろ 第 だい 一 いち ・猪苗代 いなわしろ 第 だい 二 に ・猪苗代 いなわしろ 第 だい 三 さん ・日 にち 橋川 はしかわ ・猪苗代 いなわしろ 第 だい 四 よん ・金川 かながわ の6発電 はつでん 所 しょ があり、現在 げんざい 東京電力 とうきょうでんりょく により管理 かんり されている。総 そう 発電 はつでん 量 りょう は 16万 まん kW に及 およ び、その豊富 ほうふ な電力 でんりょく を利用 りよう したアルミ 製品 せいひん 、金属 きんぞく 工業 こうぎょう などの近代 きんだい 工業 こうぎょう の工場 こうじょう が古 ふる くから稼動 かどう している(阿賀野川 あがのがわ #猪苗代 いなわしろ 発電 はつでん 所 しょ を参照 さんしょう )。
夏 なつ には昼 ひる のいかだ 下 くだ り大会 たいかい と夜 よる の花火 はなび 大会 たいかい が楽 たの しめる「日橋川 にっぱしがわ 川 がわ の祭典 さいてん ・花火 はなび 大会 たいかい 」が開催 かいさい されている。花火 はなび 大会 たいかい は会津 あいづ 一 いち ともいわれている。秋 あき には「会津 あいづ 塩川 しおかわ バルーンフェスティバル」が日橋川 にっぱしがわ 河川敷 かせんしき で開 ひら かれている。
以下 いか に、本 ほん 河川 かせん に架 か かる橋梁 きょうりょう を記 しる す。特記 とっき の無 な い橋梁 きょうりょう に付 つ いては、市道 しどう または町 まち 道 どう 。
会津 あいづ 大 だい 事典 じてん (国書刊行会 こくしょかんこうかい )