桜井さくらい勝美かつみ

桜井さくらい 勝美かつみ（さくらい かつみ、1908年ねん2月がつ20日はつか - 1995年ねん7月がつ24日にち）は、日本にっぽんの詩人しじん、文芸ぶんげい評論ひょうろん家か。

北海道ほっかいどう出身しゅっしん。日本にっぽん大学だいがく文学部ぶんがくぶ卒そつ。北川きたがわ冬ふゆ彦の『麺めん麭』同人どうじんとなり、ネオリアリズム詩し運動うんどうに参加さんか。1954年ねん詩集ししゅう『ボタンについて』で第だい4回かいH氏し賞しょう受賞じゅしょう。1955年ねん時間じかん賞しょう、1966年ねん詩集ししゅう『葱ねぎの精神せいしん性せい』で北川きたがわ冬ふゆ彦賞受賞じゅしょう。1977年ねんには、郷里きょうりの士別しべつ市しから士別しべつ市し文化ぶんか賞しょうを受賞じゅしょうした。

著書ちょしょ

• 『ボタンについて 詩集ししゅう』時間じかん社しゃ 1953
• 『現代げんだい詩しの魅力みりょく』東宝とうほう書房しょぼう 1957
• 『桜井さくらい勝美かつみ詩集ししゅう 昭和しょうわ詩し大系たいけい』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1975
• 『志賀しが直哉なおやの原はら像ぞう』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1976
• 『子こどもの詩しの原野げんやへ』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1980
• 『北川きたがわ冬ふゆ彦の世界せかい』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1984
• 『一いち〇〇万まん人にんの現代げんだい詩し』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1986
• 『牛うしと高こうレベル放射ほうしゃ性せい廃棄はいき物ぶつ 詩集ししゅう』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1987
• 『志賀しが直哉なおや随ずい聞記』宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1989
• 『桜井さくらい勝美かつみ詩集ししゅう』土曜どよう美術びじゅつ社しゃ出版しゅっぱん販売はんばい 日本にっぽん現代げんだい詩文しぶん庫こ 1992

共著きょうちょ・編へん

• 『新あたらしい世代せだいの詩し その作つくり方かたと解説かいせつ・批評ひひょう』北川きたがわ冬ふゆ彦共著ちょ 宝たから文ぶん館かん 1954
• 真壁まかべ仁ひとし『北きたからの詩人しじん論ろん』山田野やまだの理り夫おっと共編きょうへん 宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1985
• 村野むらの四郎しろう『今日きょうの詩論しろん 増補ぞうほ版ばん』山田野やまだの理り夫おっと共編きょうへん 宝たから文ぶん館かん出版しゅっぱん 1986