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『極道恐怖大劇場 牛頭』(ごくどうきょうふだいげきじょう ごず)は、2003年に公開された日本のオリジナルビデオ作品である。監督は三池崇史。第56回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された。また、R-15指定作品となっている。
愛知県名古屋市のアンダーグランド系の実業家が出資して設立された「オフィスアスク」がスポンサーとなり、映画俳優曽根晴美の意向で本作品は制作された。
当初、曽根晴美の思い入れが強かった実子の曽根悠多を主役とした、王道極道モノの作品で勝負をしたかったが、三池の思惑は外国向けに受けのよい「きわもの」に仕立てることでカンヌ映画祭を視野にいれ、脚本家に『殺し屋1』でもタッグを組んだ佐藤佐吉を招聘。結果、「デヴィッド・リンチが任侠ものを撮ったら」をコンセプトに[1]本作品は全てのジャンルを超越した「やくざホラー」として誕生した。
この思惑により、キャスティングにある名を連ねる俳優陣は低ギャラであっても「三池ブランド」の名のもとに集結した。撮影は短期間で行われた。
当初、主演の哀川翔がチワワ(※ぬいぐるみ)を放り投げ叩きつけるシーンが愛護団体の目にとまり物議を醸したが、この作品の宣伝効果にもなったといえる[要出典]。
なおこの作品はあくまでVシネマとして製作されたため、映画祭など特別な状況をのぞいて劇場での上映はなく、レンタル店で借りてみるしかない作品である。
- 監督:三池崇史
- 製作:曽根晴美
- プロデューサー:坂美佐子、前田茂司、向井達矢
- 企画:曽根晴美、瀬戸恒雄
- 脚本:佐藤佐吉
- 音楽:遠藤浩二
- 撮影:田中一成
- 照明:吉角荘介
- 美術:石毛朗
- 録音:鶴巻仁
- 装飾:坂本朗
- 特殊造形:松井祐一
- 編集:島村泰司
- 音響効果:柴崎憲治、伊藤瑞樹
- 助監督:丹野雅仁
- 製作担当:坂井正徳
- 製作:オフィスアスク
- 制作:制作:楽映舎
- VHS(2003年7月 発売:オフィスアスク 販売:東映株式会社・東映ビデオ株式会社)
- DVD(2003年7月 発売・販売:クロックワークス)
- 三池崇史&佐藤佐吉によるオーディオコメンタリーやメイキング映像を収録
- ^ a b 「巻末とじこみ付録 宇宙船 YEAR BOOK 2004」『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ、2004年5月1日、152頁、雑誌コード:01843-05。
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- 岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇(1997年)
- 岸和田少年愚連隊 望郷(1998年)
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- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI (2014年)
- 土竜の唄 香港狂騒曲(2016年)
- 土竜の唄 FINAL(2021年)
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