熱あつく語かたれ!

『熱あつく語かたれ!』
ジョー・ペリー・プロジェクト の スタジオ・アルバム
リリース	1980年ねん3月がつ
録音ろくおん	ニューヨーク ザ・ヒット・ファクトリー
ジャンル	ハードロック、ブルースロック
時間じかん	38分ふん07秒びょう
レーベル	コロムビア・レコード
プロデュース	ジャック・ダグラス、ジョー・ペリー
専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
AllMusic link
チャート最高さいこう順位じゅんい
47位い（アメリカ）
ジョー・ペリー・プロジェクト アルバム 年表ねんぴょう
熱あつく語かたれ! (1980年ねん) 忘わすれじのロックン・ロール (1981年ねん)

『熱あつく語かたれ!』（原題げんだい：Let the Music Do the Talking）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのミュージシャン、ジョー・ペリーが1980年ねんにジョー・ペリー・プロジェクト名義めいぎで発表はっぴょうした、ソロ・プロジェクトとしては初はつのスタジオ・アルバム。

背景はいけい

ペリーは1979年ねん、アルバム『ナイト・イン・ザ・ラッツ』の制作せいさく途中とちゅうでエアロスミスを脱退だったいし、ジョー・ペリー・プロジェクトを結成けっせいした。ジョー・ペリー・プロジェクトの後のちのアルバムでは、ペリーがリード・ボーカルを取とっている曲きょくは少すくないが、本ほん作さくではペリーとラルフ・モーマンが半々はんはんほどの割合わりあいでリード・ボーカルを分わけ合あっている。ペリーは本ほん作さくのレコーディングで、主おもにフェンダー・ストラトキャスターを使用しようしたが、「熱あつく語かたれ!」ではトラヴィス・ビーン・ギター、「ザ・ミスト・イズ・ライジング」ではB.C.リッチの10弦げんギター「ビッチ」を弾ひいた。

ペリーは1984年ねんにエアロスミスに復帰ふっきしており、1985年ねんのアルバム『ダン・ウィズ・ミラーズ』には、本ほん作さくのタイトル曲きょくの再さい録音ろくおん（スティーヴン・タイラーが歌詞かしやメロディに手てを加くわえている）が収録しゅうろくされた。

反響はんきょう・評価ひょうか

アメリカでは1980年ねん5月がつ24日にち付づけのBillboard 200で47位いに達たっした。Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点てん満点まんてん中ちゅう4点てんを付つけ「初期しょきエアロスミスの、向むこう見みずで低俗ていぞくな魅力みりょくを思おもい起おこさせる」「本当ほんとうに優すぐれた、そして過小かしょう評価ひょうかされたレコード」と評ひょうしている。

収録しゅうろく曲きょく

特記とっきなき楽曲がっきょくはジョー・ペリー作さく。5.はインストゥルメンタル。

1. 熱あつく語かたれ! - "Let the Music Do the Talking" - 4:43
2. コンフリクト・オブ・インタレスト - "Conflict of Interest" - 4:43
3. ディスカウント・ドッグズ - "Discount Dogs" (Joe Perry, Ralph Morman) - 3:42
4. シューティング・スター - "Shooting Star" - 3:39
5. ブレイク・ソング - "Break Song" (J. Perry, David Hull, Ronnie Stewart) - 2:06
6. ロッキン・トレイン - "Rockin' Train" (J. Perry, R. Morman) - 6:02
7. ザ・ミスト・イズ・ライジング - "The Mist Is Rising" - 6:30
8. レディ・オン・ザ・ファイアリング・ライン - "Ready on the Firing Line" - 3:54
9. ライフ・アット・ア・グランス - "Life at a Glance" - 2:42

参加さんかミュージシャン

• ジョー・ペリー - リード・ボーカル(on #2, #4, #7, #9)、ギター、シンセベース、パーカッション
• ラルフ・モーマン - リード・ボーカル(on #1, #2, #3, #6, #8, #9)
• デヴィッド・ハル - ベース、シンセベース、バックグラウンド・ボーカル
• ロニー・スチュワート - ドラムス

アディショナル・ミュージシャン

• ジャック・ダグラス、ロッキー・ドナヒュー - パーカッション