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きた

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

きた (しんぽく、英語えいご:True_north)とは、ある地点ちてん通過つうかする経線けいせんあるいは子午線しごせんしめきた、つまりきた極点きょくてん方向ほうこうである。すなわち、普通ふつうきたである。北半球きたはんきゅうでは北極星ほっきょくせい方向ほうこうとほぼおなじであるが、厳密げんみつにはことなっている(詳細しょうさいてん北極ほっきょくとし参照さんしょう)。

これにたい磁北(じほく)とばれる磁石じしゃく表示ひょうじされるきたきた磁極じきょく)を基準きじゅんにするきたがある。磁北ときたはずれているので、地図ちず利用りようするさいにはどちらを基準きじゅんにしているのか注意ちゅういする必要ひつようがある[1]現在げんざい日本にっぽん中心ちゅうしん北日本きたにっぽん沖縄おきなわなどをのぞく)では、きたたいして磁北がやく7西側にしがわにずれている(「西にしへん(せいへん)」)。つまり、へんかくは-7°である。

古代こだい建物たてもの墳丘ふんきゅうのうち、東西とうざい南北なんぼく方角ほうがく意識いしきして建設けんせつされているものは、ほとんどがきた利用りようしている。

磁北は飛行機ひこうき航行こうこうようなどに使用しようされ、ほとんどの飛行機ひこうきは磁方飛行ひこうしており、空港くうこう滑走かっそう番号ばんごうは磁方表示ひょうじしている。

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