石川いしかわ紀子のりこ

いしかわ のりこ 石川いしかわ 紀子のりこ
居住きょじゅう	日本にっぽん
国籍こくせき	日本にっぽん
研究けんきゅう分野ぶんや	看護かんご学がく
研究けんきゅう機関きかん	総合そうごう母子ぼし保健ほけんセンター愛育あいいく病院びょういん 静岡県立大学しずおけけんりつだいがく
出身しゅっしん校こう	長崎大学ながさきだいがく医学部いがくぶ 附属ふぞく助産婦じょさんぷ学校がっこう卒業そつぎょう 明治学院大学めいじがくいんだいがく社会学部しゃかいがくぶ卒業そつぎょう 明治学院大学めいじがくいんだいがく大学院だいがくいん 社会しゃかい学がく研究けんきゅう科か 博士はかせ前期ぜんき課程かてい修了しゅうりょう
主おもな業績ぎょうせき	中堅ちゅうけん助産じょさん師しの現任げんにん教育きょういくに関かんする研究けんきゅう 助産じょさん外来がいらいにおけるルーブリック評価ひょうか票ひょうの運用うんように関かんする研究けんきゅう
プロジェクト:人物じんぶつ伝でん

石川いしかわ 紀子のりこ（いしかわ のりこ）は、日本にっぽんの助産じょさん師し、看護かんご学者がくしゃ（母性ぼせい看護かんご学がく・助産じょさん学がく）。学位がくいは修士しゅうし（社会しゃかい学がく）（明治学院大学めいじがくいんだいがく・2002年ねん）。

総合そうごう母子ぼし保健ほけんセンター愛育あいいく病院びょういん母子ぼし保健ほけん科か外来がいらい部門ぶもん師長もろなが、静岡県立大学しずおけけんりつだいがく看護かんご学部がくぶ准じゅん教授きょうじゅなどを歴任れきにんした。

来歴らいれき

生おい立たち

長崎大学ながさきだいがくの医学部いがくぶ附属ふぞく助産婦じょさんぷ学校がっこうを卒業そつぎょうし、助産婦じょさんぷとなった。崇たかし仁じん親王しんのう妃ひ百合子ゆりこを総裁そうさいとして奉戴ほうたいする恩賜おんし財団ざいだん母子愛育会ぼしあいいくかいが設置せっち・運営うんえいする総合そうごう母子ぼし保健ほけんセンター愛育あいいく病院びょういんで勤務きんむすることになり、1985年ねん4月がつに入いれ職しょくした。総合そうごう母子ぼし保健ほけんセンター愛育あいいく病院びょういんにおいては、母子ぼし保健ほけん科かにて外来がいらい部門ぶもんの師長もろながを務つとめるなど、要職ようしょくを歴任れきにんした。

また、明治学院大学めいじがくいんだいがくに進学しんがくし、社会学部しゃかいがくぶの社会しゃかい学科がっかにて学まなんだ。1999年ねん3月、明治学院大学めいじがくいんだいがくを卒業そつぎょうした。さらに明治学院大学めいじがくいんだいがくの大学院だいがくいんに進学しんがくし、社会しゃかい学がく研究けんきゅう科かの社会しゃかい学がく専攻せんこうにて学まなんだ。2002年ねん3月、明治学院大学めいじがくいんだいがくの大学院だいがくいんにおける博士はかせ前期ぜんき課程かていを修了しゅうりょうした。それに伴ともない、修士しゅうし（社会しゃかい学がく）の学位がくいを取得しゅとくした。

研究けんきゅう者しゃとして

助産じょさん師しとしての活動かつどうの傍かたわら、茨城県立医療大学いばらきけんりついりょうだいがく、東京大学とうきょうだいがく、慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくといった各かく大学だいがくの講師こうしを非常勤ひじょうきんで務つとめた。2017年ねん4月がつ、静岡県立大学しずおけけんりつだいがくに転てんじ、看護かんご学部がくぶにて准なぞらえ教授きょうじゅを常勤じょうきんで務つとめた。看護かんご学部がくぶにおいては、主しゅとして看護かんご学科がっかの講義こうぎを担当たんとうし、母性ぼせい看護かんご学がくを受うけ持もった。同時どうじに、静岡県立大学しずおけけんりつだいがくの大学院だいがくいんにて、看護かんご学がく研究けんきゅう科かの准じゅん教授きょうじゅを兼務けんむした。看護かんご学がく研究けんきゅう科かにおいては、主しゅとして看護かんご学がく専攻せんこうの講義こうぎを担当たんとうし、助産じょさん学がくを受うけ持もった。また、日本にっぽん助産じょさん評価ひょうか機構きこうの理事りじ、東京とうきょう母性ぼせい衛生えいせい学会がっかいの理事りじ、日本にっぽん母子ぼし看護かんご学会がっかいの理事りじ、日本にっぽん分娩ぶんべん監視かんし研究けんきゅう会かいの常任じょうにん幹事かんじ、といった団体だんたいの役職やくしょくなども兼任けんにんした。2020年ねん3月31日にち、静岡県立大学しずおけけんりつだいがくの准じゅん教授きょうじゅを退任たいにんした。

研究けんきゅう

助産じょさん師しとしての豊富ほうふな経験けいけんを持もつことからわかるとおり、専せん門もんは看護かんご学がくであり、特とくに母性ぼせい看護かんご学がくや助産じょさん学がくといった分野ぶんやの研究けんきゅうに従事じゅうじしていた。具体ぐたい的てきには、中堅ちゅうけんの助産じょさん師しに対たいする現任げんにん教育きょういくに関かんする研究けんきゅうに取とり組くんでいた。また、明治学院大学めいじがくいんだいがくにて社会しゃかい学がくを学まなんだことから、ルーブリックの評価ひょうか票ひょうを助産じょさん外来がいらいで活用かつようできないか研究けんきゅうしていた。

学術がくじゅつ団体だんたいとしては、日本にっぽん母性ぼせい衛生えいせい学会がっかい、日本にっぽん助産じょさん学会がっかい、日本にっぽん母子ぼし看護かんご学会がっかい、東京とうきょう母性ぼせい衛生えいせい学会がっかい、日本にっぽん看護かんご評価ひょうか学会がっかい、日本にっぽん看護かんご管理かんり学会がっかい、などに所属しょぞくした。

人物じんぶつ

助産じょさん師しの位置いちづけや役割やくわりについて「産うんでよかったと思おもえるようなお産さんをしてもらいたい、そのためにも妊娠にんしん中なかからの助産じょさん師しの関かかわりは重要じゅうよう」と述のべるなど、その重要じゅうよう性せいについて指摘してきしている。また、妊にん婦ふらに対たいしては「妊娠にんしん出産しゅっさんは自分じぶん自身じしんのカラダに起おきていること。ですから、医師いしや助産じょさん師しに頼たよりきってばかりで、人ひとまかせにしてはいけません」と警鐘けいしょうを鳴ならしたうえで「自分じぶんの体からだと赤あかちゃんは自分じぶん自身じしんで守まもる! という意識いしきを持もつことがとても大切たいせつだと思おもいます。そのために私わたしたち助産じょさん師しをおおいに活用かつよう、利用りようしてください」と呼よびかけている。

略歴りゃくれき

• 1985年ねん - 総合そうごう母子ぼし保健ほけんセンター愛育あいいく病院びょういん入いれ職しょく。
• 1999年ねん - 明治学院大学めいじがくいんだいがく社会学部しゃかいがくぶ卒業そつぎょう。
• 2002年ねん - 明治学院大学めいじがくいんだいがく大学院だいがくいん社会しゃかい学がく研究けんきゅう科か博士はかせ前期ぜんき課程かてい修了しゅうりょう。
• 2017年ねん - 静岡県立大学しずおけけんりつだいがく看護かんご学部がくぶ准じゅん教授きょうじゅ。
• 2017年ねん - 静岡県立大学しずおけけんりつだいがく大学院だいがくいん看護かんご学がく研究けんきゅう科か准じゅん教授きょうじゅ。

著作ちょさく

共著きょうちょ

• 我部がぶ山さんキヨ子きよこ・武谷たけや雄二ゆうじ編へん『助産じょさん学がく講座こうざ』10巻かん、4版はん、医学書院いがくしょいん、2010年ねん。ISBN 9784260009720
• 我部がぶ山さんキヨ子きよこ・武谷たけや雄二ゆうじシリーズ編集へんしゅう『助産じょさん学がく講座こうざ』10巻かん、5版はん、医学書院いがくしょいん、2016年ねん。ISBN 9784260021753

分担ぶんたん執筆しっぴつ

• 李り節子せつこ編へん『在日ざいにち外国がいこく人じんの母子ぼし保健ほけん――日本にっぽんに生いきる世界せかいの母ははと子こ』医学書院いがくしょいん、1998年ねん。ISBN 4260343297
• 我部がぶ山さんキヨ子きよこ・大石おおいし時子ときこ編へん『助産じょさん師しのためのフィジカルイグザミネーション』医学書院いがくしょいん、2008年ねん。ISBN 9784260006118
• 福井ふくいトシ子としこ編へん『助産じょさん師し業務ぎょうむ要覧ようらん』2巻かん、2017年ねん新しん2版はん、日本にっぽん看護かんご協会きょうかい出版しゅっぱん会かい、2012年ねん ISBN 9784818020306
• 福井ふくいトシ子としこ編集へんしゅう『臨床りんしょう助産じょさんテキスト』1巻かん、メディカ出版しゅっぱん、2016年ねん。ISBN 9784840457637

関連かんれん項目こうもく

• 看護かんご学がく
• 助産じょさん師し
• ルーブリック

外部がいぶリンク

• 静岡県立大学しずおけけんりつだいがく看護かんご学部がくぶ | TOP - 石川いしかわが所属しょぞくした静岡県立大学しずおけけんりつだいがく看護かんご学部がくぶの公式こうしきウェブサイト