空そらがすき!

空そらがすき!
ジャンル	コメディ
漫画まんが
作者さくしゃ	竹たけ宮みや惠子けいこ
出版しゅっぱん社しゃ	小学館しょうがくかん
その他たの出版しゅっぱん社しゃ 角川書店かどかわしょてん 翔しょう泳およげ社しゃ
掲載けいさい誌し	週刊しゅうかん少女しょうじょコミック
レーベル	フラワーコミックス
発表はっぴょう期間きかん	第だい12号ごう - 第だい21号ごう（第だい一部いちぶ） 第だい32号ごう - 第だい41号ごう（第だい二に部ぶ）
巻数かんすう	全ぜん2巻かん
話はなし数すう	全ぜん10話わ（第だい一部いちぶ） 全ぜん10話わ（第だい二に部ぶ）
テンプレート - ノート
プロジェクト	漫画まんが
ポータル	漫画まんが

『空そらがすき!』は、竹たけ宮みや惠子けいこによる日本にっぽんの漫画まんが。『週刊しゅうかん少女しょうじょコミック』において1971年ねん3月がつから5月がつまで第だい一部いちぶが、1972年ねん8月がつから10月がつまで第だい二に部ぶが連載れんさいされた。1974年ねんにはフラワーコミックスより単行本たんこうぼんが出版しゅっぱんされ、竹たけ宮みやの作品さくひんとして初はじめて単行本たんこうぼんになった。この作品さくひんをきっかけに竹たけ宮みやにはファンがつくようになり、竹たけ宮みやの出世しゅっせ作さくとなった。

ミュージカルと美少年びしょうねんをテーマに、当時とうじの竹たけ宮みやが憧あこがれを抱だいていたパリに物語ものがたりの舞台ぶたいが置おかれた。詐欺さぎ師しの少年しょうねんであるタグ・パリジャンを主人公しゅじんこうとして、登場とうじょう人物じんぶつがその時ときの気持きもちに合あわせて歌うたって踊おどるコメディ作品さくひんになっている。

あらすじ

第だい一部いちぶ

フランスのパリにあるモンマルトルにタグ・パリジャンという14歳さいの詐欺さぎ師しの少年しょうねんがやってくる。彼かれは持もち前まえの明あかるさと歌うたと踊おどりで街まちの皆みなを魅了みりょうする一方いっぽうで、ジャン・ピエールという偽名ぎめいを用もちいてパトロンを作つくり、金かねをだまし取とる。そのような中なか、パトロンの指示しじで警察けいさつ署長しょちょうの息子むすこであるジュネ・オルタンスにピアノを教おしえることとなる。ジュネはジャン・ピエールの正体しょうたいが詐欺さぎ師しタグ・パリジャンであると知しっていた。ジュネはタグの秘密ひみつを隠かくす代かわりに自分じぶんと友達ともだちになるように要求ようきゅうする。タグとジュネは次第しだいに惹ひかれあう。しかし、タグは詐欺さぎ師しとしての正体しょうたいが知しられてしまい、モンマルトルを去さる。

第だい二に部ぶ

タグがモンマルトルを去さったのち、ジュネは寄宿きしゅく学校がっこうに転入てんにゅうした。ジュネはそこで市長しちょうの息子むすこであるソルモン・コレルに目めを付つけられ、いじめを受うける。そのような中なか、ジュネはモンマルトルに戻もどってきたタグと再会さいかいする。タグはボロックズというあだ名なの貧乏びんぼうな男おとこのもとに居候いそうろうする。タグは彼かれが書かいた詩しを著名ちょめいな詩人しじん「クレール・ペイネ」のものと偽いつわり、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの財界ざいかいで名なを馳はせるマロウ財閥ざいばつの会長かいちょうにそれを売うりつけ、会長かいちょうはそれを詐欺さぎと知しりながら買かう。しかし、ボロックズはクレール・ペイネ本人ほんにんであることが明あきらかになる。この縁えんで、タグはウィーニス・マロウからソルモンの父ちちが所有しょゆうしルるーブル美術館ぶるびじゅつかんで展示てんじされている「ビーナスの水浴すいよく」という彫像ちょうぞうを盗ぬすむよう依頼いらいを受うける。この依頼いらいを引ひき受うけたタグはビーナスの水浴すいよくを盗ぬすみ出だす。しかし、ルーブルで展示てんじされていたビーナスの水浴すいよくはソルモンが作つくった偽物にせものであり、本物ほんものはペイネが所有しょゆうしていた。ペイネは本物ほんものを返還へんかんし、パリを去さる。その後ご、タグはペイネの正体しょうたいを知しる。エピローグとしてタグとジュネが同居どうきょしている様子ようすが描えがかれ、物語ものがたりは幕まくを閉とじる。

登場とうじょう人物じんぶつ

タグ・パリジャン

本ほん作さくの主人公しゅじんこう。14歳さいの天才てんさい詐欺さぎ師し。歌うたと踊おどりが得意とくいであり、持もち前まえの明あかるさで皆みなを魅了みりょうする。大人おとなびたところがある一方いっぽうで孤独こどくに耐たえ、愛情あいじょうに飢うえている。

ジュネ・オルタンス

警察けいさつ署長しょちょうの息子むすこ。ピアノの教師きょうしとして訪おとずれたタグと出会であい、友人ゆうじんになるよう求もとめる。

ボロックズ

パリで貧乏びんぼうな生活せいかつを送おくる男性だんせい。正体しょうたいは著名ちょめいな詩人しじんクレール・ペイネであった。

ソルモン・コレル

パリ市長しちょうの息子むすこ。ジュネとは寄宿きしゅく学校がっこうの同級生どうきゅうせいである。

制作せいさく背景はいけい

背景はいけい

竹たけ宮みやは『週刊しゅうかん少女しょうじょコミック』において、同名どうめいのドラマとのタイアップ漫画まんがである『魔女まじょはホットなお年頃としごろ』を連載れんさいしていた。ドラマの放送ほうそう終了しゅうりょうにともない、この作品さくひんの連載れんさいも第だい10号ごうで終了しゅうりょうした。竹たけ宮みやは1号ごうだけ休やすんで第だい12号ごうから新あらたな連載れんさいを開始かいしすることとなった。当時とうじの竹たけ宮みやは一見いっけんすると順風じゅんぷう満まん帆ほであったが、彼女かのじょ自身じしんはテレビドラマとのタイアップ漫画まんがの連載れんさいに空虚くうきょ感かんを覚おぼえており、新あらたな連載れんさいでは自分じぶんが描えがきたいものを描えがくことを決きめた。竹たけ宮みやが描えがきたかったもののひとつは「音おとの出でない漫画まんがでのミュージカル」であり、もうひとつは「美少年びしょうねんを主人公しゅじんこうにした少女しょうじょ漫画まんが」であった。

制作せいさく

当時とうじ、竹たけ宮みやはパリの下町したまちに憧あこがれを抱だいており、パリを描えがいた映画えいが音楽おんがくなどを集あつめていた。そこで、物語ものがたりの舞台ぶたいのモデルをパリにすることを決きめた。しかし、竹たけ宮みやはパリに行いったことがなかったため、パリにまつわる資料しりょうを多おおく購入こうにゅうし、衣装いしょうや建物たてものなどにパリの文化ぶんかや風俗ふうぞくをふんだんに取とり入いれたという。

竹たけ宮みやは本ほん作さくの制作せいさくにあたり、ストーリーよりもキャラクターを先さきに作つくった。そのような方法ほうほうを取とった理由りゆうについて竹たけ宮みやは、キャラクターが立たてばそれだけで読者どくしゃは魅力みりょくを感かんじるだろうと考かんがえていたためであるとしている。竹たけ宮みやは、パリの下町したまちで生いきている男おとこの子ことして主人公しゅじんこうであるタグの苗字みょうじを「パリジャン」(Parisian) にした。また、彼女かのじょはパリジャンという名前なまえを「嘘うそくさい名前なまえ」と考かんがえており、そこから詐欺さぎ師しという設定せっていが生うまれたという。ジュネはタグを際立きわだたせるための相方あいかたとして作つくられ、下町したまち生うまれであるタグと対比たいひして上流じょうりゅう階級かいきゅうに、詐欺さぎ師しと対比たいひして警察けいさつ署長しょちょうの息子むすことした。また、ジュネという名前なまえは詩人しじんであるジャン・ジュネから取とったという。ジュネの父親ちちおやといった脇役わきやくは、少年しょうねん漫画まんがで描えがかれてきた典型てんけい的てきなキャラクターのパターンを踏襲とうしゅうしたという。

発表はっぴょう

連載れんさい

本ほん作さくのネームを提出ていしゅつしたところ、『週刊しゅうかん少女しょうじょコミック』の編集へんしゅう者しゃであった山本やまもと順じゅん也は、主要しゅよう人物じんぶつが少年しょうねんのみであることを咎とがめたが、結局けっきょくは連載れんさいが開始かいしされることとなった。竹たけ宮みやは、同年どうねんに発表はっぴょうした読よみ切きり漫画まんがである『サンルームにて』よりも表現ひょうげんが穏当おんとうであったためであると推測すいそくしている。本ほん作さくの連載れんさいはまず10回かいを与あたえられ、好評こうひょうなら延長えんちょうされるという話はなしだった。連載れんさいは1971年ねん3月がつの第だい12号ごうから始はじまった。竹たけ宮みやは長編ちょうへん化かも期待きたいしていたが、連載れんさい開始かいし後ご、読者どくしゃからの反応はんのうはいまひとつであり、当初とうしょの予定よてい通どおり10回かいでの終了しゅうりょうが通告つうこくされ、同年どうねん5月がつの第だい21号ごうで完結かんけつした。しかし連載れんさい終了しゅうりょう後ご、終了しゅうりょうを惜おしむファンレターが一気いっきに増ふえたという。こうしたファンレターについて、竹たけ宮みやは以下いかのように語かたっている。

私わたしはといえば、ファンのこの反応はんのうをありがたいと感かんじつつも、「遅おそいよ！もっと早はやく言いってくれれば連載れんさいが延のびたかもしれないのに！」と少しょうしいらついていたのだけれども。 — 竹ちく宮みや惠子けいこ

読者どくしゃの要望ようぼうに応こたえるかたちで1972年ねん8月がつの第だい32号ごうより第だい二に部ぶとして連載れんさいが再開さいかいされた。しかし、竹たけ宮みやは第だい一部いちぶほどの熱意ねついを抱いだけず、また、絵えも硬かたくなっていて不満ふまんを抱だいていたという。第だい二に部ぶの連載れんさいは第だい一部いちぶと同様どうように10回かいで終了しゅうりょうし、1972年ねん10月がつの第だい41号ごうが最終さいしゅう回かいとなった。

単行本たんこうぼん

連載れんさい終了しゅうりょうの2年ねん後ごである1974年ねん10月がつにはフラワーコミックスから単行本たんこうぼんが出版しゅっぱんされた。これは竹たけ宮みやにとって初はじめての単行本たんこうぼんだった。第だい1巻かんの巻末かんまつには『落葉らくようの記き』という短編たんぺんが収録しゅうろくされており、ジルベールやカール、パスカルといった『風ふうと木きの詩し』のキャラクターとともに「風ふうと木きの詩し」というネームが記しるされている。『風ふうと木きの詩し』の連載れんさい開始かいしは1976年ねん2月がつであり、中川なかがわ (2019)は、長編ちょうへんながらも描えがく機会きかいがないため試験しけん的てきに描えがいたものであると推測すいそくしている。

続編ぞくへん

本ほん作さくの続編ぞくへんとして、『週刊しゅうかん少女しょうじょコミック』1972年ねん第だい5号ごうに全ぜん40ページの『まるで春はるのように』が掲載けいさいされた。また、『別冊べっさつ少女しょうじょコミック』1975年ねん11月がつ号ごうと12月がつ号ごうには前後ぜんご編へんとして全ぜん120ページの『NOEL!』が掲載けいさいされた。『まるで春はるのように』は独立どくりつした短編たんぺんであり、主人公しゅじんこうであるタグが訪おとずれたとある町まちの出来事できごとが描えがかれる。『NOEL!』は本編ほんぺんと連続れんぞくした物語ものがたりであり、登場とうじょう人物じんぶつも共通きょうつうである。『まるで春はるのように』と『NOEL!』は、小学館しょうがくかんから1978年ねんに発行はっこうされた竹たけ宮みや惠子けいこ作品さくひん集しゅうの『空そらがすき!』に収録しゅうろくされた。

テーマ

ミュージカル

本ほん作さくはミュージカルを題材だいざいとした作品さくひんであり、登場とうじょう人物じんぶつがその時ときの気持きもちを歌うたって踊おどる。当時とうじの竹たけ宮みやは登場とうじょう人物じんぶつの動うごきの線せんにこだわっており、意味いみを持もつ動うごきの線せんを追及ついきゅうしていた。動うごきに自分じぶんの言いいたいことを含ふくめるという表現ひょうげんを見みせるためにミュージカルを取とり入いれたという。竹たけ宮みやは、ミュージカルを取とり入いれたことで少年しょうねんの生いき生いきとした姿すがたを表現ひょうげんすることが出来できたと語かたっている。

少年しょうねん愛あい

本ほん作さくの主要しゅよう人物じんぶつは全員ぜんいんが少年しょうねんである。鶴見つるみ俊輔しゅんすけは本ほん作さくを少年しょうねん愛あい漫画まんがであるとしている。また、猫ねこ目め (2014)も、明確めいかくには描えがかれていないものの少年しょうねん同士どうしの恋愛れんあいを匂におわせていることは確たしかであり、第だい一部いちぶから第だい二に部ぶになるにかけてそれは明確めいかくになっているとしている。本ほん作さくの後半こうはんではタグとジュネのキスが描えがかれる。これは友情ゆうじょうの延長えんちょうとして描えがかれたものであったが、当時とうじの少女しょうじょ漫画まんがでは男性だんせい同士どうしのキスはタブーとされていた。このシーンについて竹たけ宮みやは1984年ねんに刊行かんこうされた小学館しょうがくかん文庫ぶんこ版ばんのあとがきにおいて、「初はじめての投稿とうこう作さくが雑誌ざっしに載のった時とき以来いらいの楽たのしさを味あじわった」としている。しかし、2015年ねんに刊行かんこうされた自伝じでん『少年しょうねんの名なはジルベール』においては、自分じぶんが最もっとも関心かんしんがある少年しょうねん同士どうしの心情しんじょうのドラマを描えがくためだけに作つくってしまったシーンであり、この作品さくひんにおいてキスシーンは全まったく必要ひつようなかったと述のべている。

評価ひょうか

本ほん作さくは竹たけ宮みやにとって出世しゅっせ作さくとなった。本ほん作さくをきっかけに竹たけ宮みやにファンが付つくようになり、大泉おおいずみサロンに直接ちょくせつ尋たずねに来くるファンも来くるようになった。

『パタリロ!』の作者さくしゃである魔ま夜よる峰みね央ひさしは、作中さくちゅうでタグが白しろと黒くろのコンビの靴くつを履はいていることを挙あげ、オシャレさを押おし出だしていると評価ひょうかし、当時とうじはそのような絵えを描えがく人ひとはいなかったのではないかと回顧かいこしている。竹たけ宮みや自身じしんは、主人公しゅじんこうであるタグは自分じぶんらしさが出でている最初さいしょのキャラクターであり、とても気きに入いっているとしつつも、特とくに第だい一部いちぶの表現ひょうげんには昔むかしのパターンが残のこっており、表現ひょうげんとして今いま一ひとつな部分ぶぶんがあるとしている。

影響えいきょう

漫画まんが家かであるさいとうちほは、中学生ちゅうがくせいの頃ころに本ほん作さくを読よんだことで竹たけ宮みやを知しったという。当時とうじ『ウエスト・サイド物語ものがたり』をきっかけに映画えいがとミュージカルにはまっていた彼女かのじょは漫画まんがでミュージカルを描えがくことが出来できることに驚おどろき、竹たけ宮みやのような作品さくひんを描えがける漫画まんが家かになりたいと思おもったという。また、同様どうように漫画まんが家かである伊東いとう愛子あいこは本ほん作さくのファンであり、ファンレターを出だしたことをきっかけに1972年ねんの秋あきから大泉おおいずみサロンに出入でいりするようになり、竹たけ宮みやの食事しょくじ担当たんとうアシスタントとなった。彼女かのじょは竹たけ宮みやから学まなび、翌年よくねん1973年ねんの春はるに『風ふうに乗のったミオ』でデビューした。

書誌しょし情報じょうほう

• 竹たけ宮みや恵子けいこ『空そらがすき!』小学館しょうがくかん〈フラワーコミックス〉、全ぜん2巻かん
  1. 1974年ねん10月がつ1日にち発行はっこう、ISBN 4-09-130021-9
  2. 1974年ねん12月1日にち発行はっこう、ISBN 4-09-130022-7
• 竹たけ宮みや恵子けいこ『空そらがすき!』小学しょうがく館かん〈竹たけ宮みや惠子けいこ作品さくひん集しゅう〉、全ぜん2巻かん
  1. 1978年ねん10月がつ15日にち発行はっこう、ISBN 4-09-178205-1
  2. 1978年ねん12月15日にち発行はっこう、ISBN 4-09-178206-X
• 竹たけ宮みや恵子けいこ『空そらがすき』小学しょうがく館かん〈小学館しょうがくかん文庫ぶんこ〉、全ぜん2巻かん
  1. 1984年ねん2月がつ発行はっこう、ISBN 4-09-190736-9
  2. 1984年ねん5月がつ発行はっこう、ISBN 4-09-190737-7
• 竹たけ宮みや恵子けいこ『空そらがすき!』角川書店かどかわしょてん〈あすかコミックスDX〉、1989年ねん9月がつ発行はっこう、ISBN 4-04-852128-4
• 竹たけ宮みや恵子けいこ『空そらがすき!』翔しょう泳およげ社しゃ〈名作めいさくmanga選集せんしゅう〉、1995年ねん4月がつ発行はっこう、ISBN 4-88135-178-8

参考さんこう文献ぶんけん

• Toku, Masami (2015). “Profile and Interview with Keiko Takemiya”. International Perspectives on Shojo and Shojo Manga: The Influence of Girl Culture. Routledge. pp. 197-204. ISBN 978-1-1388-0948-2 
• 阿久津あくつ雅子まさこ「キャラクターで楽たのしむ竹たけ宮みやワールド 美少年びしょうねん図鑑ずかん」『竹たけ宮みや惠子けいこカレイドスコープ』新潮社しんちょうしゃ〈とんぼの本ほん〉、192-195頁ぺーじ。ISBN 978-4-10-602269-2。 
• さいとうちほ「私わたしにとっての竹たけ宮みや惠子けいこ」『竹たけ宮みや惠子けいこカレイドスコープ』新潮社しんちょうしゃ〈とんぼの本ほん〉、2016年ねん。 
• 竹たけ宮みや惠子けいこ『竹たけ宮みや惠子けいこのマンガ教室きょうしつ』筑摩書房ちくましょぼう、2001年ねん。ISBN 4-480-88803-9。 
• 竹たけ宮みや惠子けいこ「竹たけ宮みや惠子けいこが語かたる、竹たけ宮みやワールド」『竹たけ宮みや惠子けいこカレイドスコープ』新潮社しんちょうしゃ〈とんぼの本ほん〉、2016年ねん、64-147頁ぺーじ。 
• 竹たけ宮みや惠子けいこ『少年しょうねんの名なはジルベール』小学館しょうがくかん〈小学館しょうがくかん文庫ぶんこ〉、2019年ねん。ISBN 978-4-09-406713-2。 
• 鶴見つるみ俊輔しゅんすけ『漫画まんがの読者どくしゃとして』筑摩書房ちくましょぼう〈鶴見つるみ俊輔しゅんすけ集しゅう 第だい7巻かん〉、1991年ねん。ISBN 4-480-74707-9。 
• 中川なかがわ右みぎ介かい『萩尾はぎお望都もとと竹たけ宮みや惠子けいこ』幻冬舎げんとうしゃ〈幻冬舎げんとうしゃ新書しんしょ〉、2020年ねん。ISBN 978-4-344-98586-5。 
• 魔ま夜よる峰みね央ひさし, 山田やまだマリエ「魔ま夜よる峰みね央ひさし×山田やまだマリエ 父ちち娘むすめ対談たいだん」『私わたしたちがトキめいた美少年びしょうねんマンガ』辰巳たつみ出版しゅっぱん、2021年ねん。ISBN 978-4-7778-2720-6。 
• 山脇やまわき麻生あさみ 著ちょ「竹たけ宮みや惠子けいこ作品さくひんの魅力みりょく的てきな「美少年びしょうねん」たち」、『このマンガがすごい!』編集へんしゅう部ぶ 編へん『大人おとなの少女しょうじょ漫画まんが手帖てちょう 偏愛へんあい！美少年びしょうねんの世界せかい』宝島社たからじましゃ〈TJ Mook〉、2016年ねん、30-33頁ぺーじ。ISBN 978-4-8002-5154-1。 
• 「竹たけ宮みや惠子けいこ全ぜんマンガ作品さくひんリスト」『竹たけ宮みや惠子けいこカレイドスコープ』新潮社しんちょうしゃ〈とんぼの本ほん〉、2016年ねん、196-199頁ぺーじ。 

関連かんれん文献ぶんけん

• Ogi, Fusami (2008). “Shôjo Manga (Japanese Comics for Girls) in the 1970s' Japan as a Message to Women's Bodies: Interviewing Keiko Takemiya -- A Leading Artist of the Year 24 Flower Group”. International Journal of Comic Art 10 (2): 148-169. ISSN 15316793.