競技きょうぎしゃ用具ようぐ (サッカー)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
制服せいふくたアルゼンチンチーム。 1964ねん

サッカーにおける競技きょうぎしゃ用具ようぐ(きょうぎしゃのようぐ)とは、サッカーのルールである、Law of the Game日本にっぽんサッカー協会きょうかいでは「サッカー競技きょうぎ規則きそく」)のだい4じょうThe Players' Equipmentさだめられた、競技きょうぎしゃ着用ちゃくようみとめられた、もしくは着用ちゃくようできる用具ようぐす。

概要がいよう[編集へんしゅう]

競技きょうぎしゃは、自己じこもしくは競技きょうぎしゃたいして危害きがいくわえるよな用具ようぐ使用しようしてはならない。

基本きほんてき用具ようぐ[編集へんしゅう]

競技きょうぎしゃけなければならないと規定きていされている用具ようぐ以下いかの、個別こべつの5つである。

  • ジャージ(シャツ)
  • ショーツ(パンツ)
  • ストッキング(靴下くつした
  • シンガード(すねて)
  • シューズ(くつ

ジャージとショーツが一体いったいになったものは禁止きんしされる

シンガード[編集へんしゅう]

シンガードにかんしては以下いか規定きてい存在そんざいする

  • シンガードはストッキングによって完全かんぜんおおわれていること
  • ゴムやプラスチックなど適切てきせつ素材そざいつくられていること
  • 十分じゅうぶんにすねを保護ほごできること

ゴールキーパー[編集へんしゅう]

ゴールキーパーはそののポジションの競技きょうぎしゃ審判しんぱんいん区別くべつくシャツ、ショーツをけなければならない。また、トラウザー(ちょうズボン)や、グローブ着用ちゃくようみとめられている。

その規定きてい[編集へんしゅう]

  • 2006ねんワールドカップドイツ大会たいかい契機けいきに、腕時計うでどけい指輪ゆびわネックレスブレスレットピアスなどの金属きんぞくせい装飾そうしょく着用ちゃくようきびしく制限せいげんされている。入場にゅうじょうまえ審判しんぱんいん選手せんしゅゆびひろげさせて確認かくにんしているのは、このような装飾そうしょく着用ちゃくようしていないか確認かくにんするためである。
  • フェイスマスクなどの医療いりょうよう器具きぐについては、危険きけんせいがないか判断はんだんされたうえで、着用ちゃくよう可否かひ決定けっていされる。

その決定けってい[編集へんしゅう]

だい4じょう競技きょうぎしゃ用具ようぐ」には以下いか決定けってい事項じこう付属ふぞくしている。

  • 競技きょうぎしゃは、スローガンや広告こうこくいたアンダーシャツをせてはならない。これらをアピールする目的もくてきでシャツをいだ競技きょうぎしゃ処罰しょばつ対象たいしょうになる。
  • シャツにはそでいていなければならない。

審判しんぱんいんのシャツ[編集へんしゅう]

審判しんぱんいんのシャツは、対戦たいせんするりょうチームのジャージのいろかさならないものを着用ちゃくようする。くろ一般いっぱんてきであるが、そのに、黄色おうしょくあかみどりとういろ存在そんざいする。こうしたシャツは、大会たいかい主催しゅさいしゃによって複数ふくすういろ用意よういされ、これらのなかから、対戦たいせんするチームのシャツのいろ考慮こうりょして、識別しきべつしやすいものえらばれる。

また選手せんしゅようのシャツとことなるてんとして、イエローカードレッドカード手帳てちょうなどをれるポケットがむねについている。