聖母子せいぼし像ぞう

聖母子せいぼし像ぞう（せいぼしぞう, 英えい: Madonna and Child）は、聖母せいぼマリアと幼児ようじイエス・キリストを共ともに描えがいたキリスト教きりすときょう、特とくに西方せいほう教会きょうかいの図像ずぞうをいう。

聖母子せいぼしを描えがいた画像がぞうの類型るいけい

他たの聖人せいじんと共ともに描えがかれる「聖母子せいぼしと聖せい会話かいわ」の様式ようしきを採とることもある。幼児ようじイエスとともに洗礼せんれい者しゃヨハネも幼児ようじの姿すがたで描えがき込こまれることが多おおい。
養父やぶヨセフと共ともに描えがかれたものは聖家族せいかぞく像ぞうとなる。
聖母せいぼマリアが磔刑たっけい後ごのイエスを抱いだき悲かなしむ姿すがたはピエタと称しょうされる。

聖母子せいぼし像ぞう各種かくしゅ

東方とうほう教会きょうかいにおける「生神うるかみ女おんな」

正教会せいきょうかいでは聖母子せいぼし像ぞうという呼称こしょうは用もちいられない。そもそも生神うるかみ女おんなマリヤのイコンには一部いちぶの例外れいがいを除のぞいてイイスス・ハリストス（イエス・キリストの現代げんだいギリシャ語ご読よみ）も書かき込こまれるのがむしろ一般いっぱん的てきであって、わざわざ「聖母子せいぼし」と称しょうする必要ひつよう性せいがない。イコンの命名めいめいにおいてももっぱら「生神うるかみ女おんな」もしくは「神かみの母はは」と呼よぶ。

聖母子せいぼしを描えがいた画像がぞうの類型るいけい

聖母子せいぼし像ぞう各種かくしゅ

東方とうほう教会きょうかいにおける「生神うるかみ女おんな」

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