肝煎
(肝煎 りから転送 )
人 の世話 をしたり、二 者 の間 を取 り持 ったりすること。いろいろと「肝 を煎 る」=「心 を焦 がす」=「神経 を使 う」ことが多 いことが語源 。転 じて、人事 や配役 などを上司 や監督 などのたっての希望 により特別 に行 うこと。「肝 入 り」とも書 く。江戸 幕府 の職制 で、同 じ職掌 中 で支配 役 または世話 役 にあたる者 を指 した語 。高家 肝煎 、寄合 肝煎 などが知 られる。
→「高 家 (江戸 時代 )」および「旗本 寄合 席 」を参照 。江戸 時代 の村 や町 の代表 者 を指 した語 。庄屋 、名主 、町 名主 ともいった。
→「庄屋 」を参照 。明治 4年 頃 から明治 6年 までの日本 海軍 における官職 で、軍艦 ・屯営 内 にて違反 行為 を警察 させる者 を指 した語 。
→「下士官 (日本 海軍 )」および「伍長 #明治 初期 の日本 海軍 」を参照 。