倫理りんり学がくでいう虚無きょむ主義しゅぎ(きょむしゅぎ、英えい: moral nihilism)は、正邪せいじゃ、善悪ぜんあく、道徳どうとく・倫理りんり(規範きはん)といったものは存在そんざいしないとする立場たちばである。絶対ぜったい主義しゅぎや相対そうたい主義しゅぎと対立たいりつする。また、同おなじような立場たちばの思想しそうにニヒリズムがある。
プラトーンの『国家こっか』に出でてくるソフィストであるトラスュマコス (Θρασύμαχος) の態度たいどが虚無きょむ主義しゅぎに近ちかい。また情動じょうどう主義しゅぎは「○○が正ただしい」という文ぶんは感情かんじょう的てきな主張しゅちょうを意味いみするという説せつを唱となえる立場たちばで、倫理りんりそのものを否定ひていする虚無きょむ主義しゅぎとは異ことなる。
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