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蝶々 ちょうちょう の朝 あさ 吉 きち (ちょうちょうのあさきち)は、必殺 ひっさつ シリーズ に登場 とうじょう した仕事 しごと 人 じん の一人 ひとり 。映画 えいが 『必殺 ひっさつ ! THE HISSATSU 』で、助 すけ っ人 と のはぐれ仕事 しごと 人 じん として登場 とうじょう したのが最初 さいしょ である。歌舞伎 かぶき 役者 やくしゃ の片岡 かたおか 孝夫 たかお (現 げん ・十 じゅう 五 ご 代目 だいめ 片岡 かたおか 仁左衛門 にざえもん )と、光GENJI ひかるげんじ (当時 とうじ )の大沢 おおさわ 樹生 みきお が演 えん じていた。
元 もと は紀州 きしゅう 藩 はん 平尾 ひらお 家 か の長男 ちょうなん 。『お待 ま たせ必殺 ひっさつ ワイド 仕事 しごと 人 じん vs秘 ひ 拳 けん 三 さん 日 にち 殺 ころ し軍団 ぐんだん 主 ぬし 水 すい 、競馬 けいば で大穴 おおあな を狙 ねら う!? 』に登場 とうじょう した平尾 ひらお 瀬 せら 兵衛 ひょうえ は彼 かれ の父親 ちちおや で、真弓 まゆみ は妹 いもうと である。束縛 そくばく を嫌 きら い、舞台 ぶたい がはねると贔屓 ひいき のご機嫌 きげん 取 と りを嫌 きら い賭場 とば へ遊 あそ びに行 い ってしまう不良 ふりょう 気質 きしつ な仕事 しごと 人 じん 。
映画 えいが 『必殺 ひっさつ ! THE HISSATSU 』で初 はつ 登場 とうじょう 。人形浄瑠璃 にんぎょうじょうるり の人形 にんぎょう 師 し “此竹朝之助 あさのすけ ”(このたけあさのすけ)として公演 こうえん のために江戸 えど に来 き たが、その際 さい に独自 どくじ の殺 ころ しを秀 しゅう (三田村 みたむら 邦彦 くにひこ )に目撃 もくげき されている。秀 しゅう 、勇次 ゆうじ (中条 ちゅうじょう きよし )らに六 ろく 文 ぶん 銭 ぜに 一味 いちみ の打倒 だとう に協力 きょうりょく を求 もと められたが、気 き まぐれな性格 せいかく ゆえに一時 いちじ は断 ことわ っていた。六 ろく 文 ぶん 銭 ぜに との最終 さいしゅう 決戦 けっせん の際 さい に偶然 ぐうぜん 、仕事 しごと 人 じん 一味 いちみ の戦 たたか いに参加 さんか 。決戦 けっせん から後日 ごじつ 、人形浄瑠璃 にんぎょうじょうるり の舞台 ぶたい で本朝 ほんちょう 二 に 廿 にじゅう 四 よん 孝 こう 、八重 やえ 垣 かき 姫 ひめ を華麗 かれい に披露 ひろう して幕 まく を閉 と じる。なお人形遣 にんぎょうつか いの指導 しどう は文楽 ぶんらく 座 ざ 人形遣 にんぎょうつか いで人間 にんげん 国宝 こくほう の吉田 よしだ 蓑 みの 助 すけ があたり、八重 やえ 垣 かき 姫 ひめ の左 ひだり は蓑 みの 助 すけ 、足 あし は桐 きり 竹 ちく 勘 かん 十 じゅう 郎 ろう が遣 や っている。また舞台 ぶたい 床 ゆか では同 おな じく文楽 ぶんらく 座 ざ から豊 ゆたか 竹 ちく 咲 さき 太夫 たゆう 、鶴澤 つるさわ 清介 せいすけ がちょんまげのかつらを被 こうむ って登場 とうじょう 、浄瑠璃 じょうるり を語 かた っている。
『お待 ま たせ必殺 ひっさつ ワイド 仕事 しごと 人 じん vs秘 ひ 拳 けん 三 さん 日 にち 殺 ころ し軍団 ぐんだん 主 ぬし 水 すい 、競馬 けいば で大穴 おおあな を狙 ねら う!?』で、再 さい 登場 とうじょう 。なお、『THE HISSATSU』の時点 じてん では中村 なかむら 主 しゅ 水 みず とは裏 うら 稼業 かぎょう における面識 めんしき はなく、本 ほん 作 さく 序盤 じょばん において初 はじ めて対面 たいめん した。父 ちち ・瀬 せら 兵衛 ひょうえ と妹 いもうと ・真弓 まゆみ 、また、真弓 まゆみ の幼馴染 おさななじみ である尾張 おわり 藩士 はんし 脇田 わきた 武之 たけゆき 進 しん の3名 めい は、町奉行 まちぶぎょう 所 しょ に事実 じじつ を訴 うった えに行 い く前 まえ に、黒 くろ 覆面 ふくめん の僧 そう (赤井 あかい 英和 ひでかず )が率 ひき いる「三 さん 日 にち 殺 ころ し軍団 ぐんだん 」により、瀬 せら 兵衛 ひょうえ は自害 じがい に見 み せかけて、真弓 まゆみ は武之 たけゆき 進 しん とともに心中 しんちゅうの に見 み せかけ殺 ころ されてしまう。それを知 し った朝 あさ 吉 きち は主 しゅ 水 みず たちの仕事 しごと に加 くわ わる。最後 さいご の殺 ころ しのシーンでは、軍団 ぐんだん の首領 しゅりょう ・清海 きよみ 僧正 そうじょう (綿引 わたひき 勝彦 かつひこ )が率 ひき いる僧 そう と戦 たたか っている最中 さいちゅう に畳 たたみ が傾 かたむ き落 お とし穴 あな に落 お ちてしまうが、主 しゅ 水 みず が畳 たたみ に投 な げた脇差 わきざし に掴 つか まって落 おと し穴 あな から飛 と び出 だ し、清海 きよみ の首筋 くびすじ に扇子 せんす に仕込 しこ んだ刃 は で一 いち 撃 げき を加 くわ えた後 のち に主 しゅ 水 みず が太刀 たち で切 き り倒 たお して仕留 しと め、父 ちち と妹 いもうと の恨 うら みを晴 は らす。
『必殺 ひっさつ スペシャル・新春 しんしゅん 大 だい 暴 あば れ仕事 しごと 人 じん ! 横浜 よこはま 偉人 いじん 屋敷 やしき の決闘 けっとう 』では、清河 きよかわ 八郎 はちろう (滝田 たきた 栄 さかえ )とはかつての面識 めんしき がある形 かたち で登場 とうじょう 。人形浄瑠璃 にんぎょうじょうるり の仕事 しごと を異国 いこく の民 みん に披露 ひろう しており、博打 ばくち の遊 あそ びも相変 あいか わらずであった。終盤 しゅうばん の決闘 けっとう においては独自 どくじ で行動 こうどう 、白銀 はくぎん 屋 や の式子 しょくし (波 なみ 乃久里子 さとご )を仕留 しと めた。主 しゅ 水 みず との一 いち 騎 き 討 う ち によって栄光 えいこう の最期 さいご を終 お えた清河 きよかわ を弔 とむら いつつ江戸 えど を離 はな れる。
映画 えいが 『必殺 ひっさつ !5 黄金 おうごん の血 ち 』において映画 えいが シリーズにも再 さい 登場 とうじょう 。役者 やくしゃ 業 ぎょう から離 はな れ、遊 あそ び人 ひと となり賭博 とばく をしていたことから、それを追 お う奉行 ぶぎょう 所 しょ から逃 に げ隠 かく れする日々 ひび を送 おく っていた。仕事 しごと の際 さい は別 べつ 組織 そしき の仕事 しごと 人 じん ・鎌 かま いたちのおむら(名取 なとり 裕子 ゆうこ )と組 く んで多 おお くの剣客 けんかく たちを仕留 しと めるコンビプレーを展開 てんかい した。また、同 どう 作 さく で大沢 おおさわ 樹生 みきお が演 えん じた朝 あさ 吉 きち は京 きょう 言葉 ことば を話 はな さない。
扇子 せんす に鋭 するど い長 なが めの刃 は を仕込 しこ み、蝶 ちょう の形 かたち に切 き った白 しろ い紙吹雪 かみふぶき の舞 ま う中 なか 、華麗 かれい な足 あし 捌 さば きをしながら、急所 きゅうしょ を一 いち 刺 さ し、または喉 のど を掻 か き切 き る技 わざ を用 もち いる。
登場 とうじょう 作品 さくひん [ 編集 へんしゅう ]
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舞台 ぶたい
仕掛 しかけ 人 じん - 仕置 しおき 人 じん - 新 しん ・仕置 しおき 人 じん - 納涼 のうりょう 必殺 ひっさつ まつり - 地獄 じごく 花 はな - 主 しゅ 水 みず 、大奥 おおおく に参上 さんじょう ! - 必殺 ひっさつ 三味線 しゃみせん 屋 や 勇次 ゆうじ
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