西川にしかわ甚五郎じんごろう

西川にしかわ 甚五郎じんごろう（にしかわ じんごろう）は、江戸えど時代じだい初期しょきから活躍かつやくした老舗しにせ近江おうみ商人しょうにん、屋号やごうは『山形屋やまかたや』。西川にしかわ創業そうぎょう家かの歴代れきだい当主とうしゅが襲名しゅうめいする名称めいしょう。

西川にしかわ庄しょう六ろく家いえ又または伴ばん伝兵衛でんべえ家いえ・森もり五郎ごろう兵衛ひょうえ家かと共ともに八幡やはた御三家ごさんけの筆頭ひっとうとされた。

歴代れきだい

• 西川にしかわ仁ひとし右みぎ衛門えもん - 山形やまがた屋や（西川にしかわ甚五郎じんごろう家か）創業そうぎょう者しゃ
• 西川にしかわ甚五郎じんごろう (2代だい) - 八幡やはた蚊帳かやの特色とくしょくとされる萌黄もえぎ蚊帳かやを創案そうあんした。
• 西川にしかわ利助としすけ (5代だい) - 弓ゆみの輸送ゆそうと一手いって販売はんばいの権利けんりを手てに入いれる。
• 西川にしかわ利助としすけ (7代だい) - 隠居いんきょ後ご甚五郎じんごろうを称しょうし、山形屋やまかたや中興ちゅうこうの祖そ。
• 西川にしかわ甚五郎じんごろう (11代だい) - 八幡やはた銀行ぎんこう設立せつりつに参画さんかくし八幡やはた製糸せいし・西川にしかわ産業さんぎょう等とう設立せつりつ。広島ひろしま尾道おのみち・大分おおいた・京きょう城じょう・奉天ほうてん支店してん等とう開設かいせつし、大阪おおさか・京きょうで布団ふとん販売はんばいを開始かいしする。現在げんざいの西川にしかわ産業さんぎょうの礎いしずえを築きずく。
• 西川にしかわ甚五郎じんごろう (12代だい) - 1929年ねん「西川にしかわ」の商標しょうひょうを制定せいてい。貴族きぞく院いん多額たがく納税のうぜい者しゃ議員ぎいん。
• 西川にしかわ甚五郎じんごろう (13代目だいめ) - 政治せいじ家かとしても活躍かつやく。北海道開発庁ほっかいどうかいはつちょう長官ちょうかんを務つとめた。
• 西川にしかわ甚五郎じんごろう (14代だい) - 元もと西川にしかわ産業さんぎょう会長かいちょう、日本橋にほんばし西川にしかわビル社長しゃちょう。（東京商工とうきょうしょうこうリサーチによる）16年ねん没ぼつ