赤瀬あかせ駅えき

赤瀬あかせ駅えき
	駅えき入口いりくち（2022年ねん1月がつ）
	あかせ; Akase;
	◄網田あみた (3.9 km) (1.2 km) 石打いしうちダム►
所在地しょざいち	熊本くまもと県けん宇土うと市し赤瀬あかせ町まち北緯ほくい32度ど39分ふん12.00秒びょう東経とうけい130度ど30分ふん36.01秒びょう / 北緯ほくい32.6533333度ど東経とうけい130.5100028度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）
所属しょぞく路線ろせん	■三角線みすみせん（あまくさみすみ線せん）
キロ程ほど	18.4 km（宇土うと起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	アセ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	1面めん1線せん
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ5日にち
備考びこう	無人むじん駅えき
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赤瀬あかせ駅えき（あかせえき）は、熊本くまもと県けん宇土うと市し赤瀬あかせ町まちにある、九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）三角線みすみせん（あまくさみすみ線せん）の駅えきである^[1]。

海うみ際ぎわの山中さんちゅうに存在そんざいし、かつて近隣きんりんの赤瀬あかせ海水浴かいすいよく場じょうが賑にぎわっていた頃ころは、夏季かきの乗降じょうこう客きゃくは多おおかったが、現在げんざいは年間ねんかんを通とおして利用りよう者しゃは少すくない。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ5日にち：赤瀬あかせ簡易かんい停車場ていしゃじょうとして鉄道てつどう院いんが開設かいせつ^[1]（海水浴かいすいよく客きゃくのための停車場ていしゃじょう。季き節ぶし営業えいぎょう）^[2]。
1909年ねん（明治めいじ42年ねん）10月16日にち：簡易かんい停車ていしゃ場じょうから仮かり停車場ていしゃじょうとなる^[1]^[2]。
1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）1月がつ1日にち：仮かり停車ていしゃ場じょうから駅えきとなる^[1]^[2]。
1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）5月1日にち：小荷物こにもつ取扱とりあつかい開始かいし（配達はいたつ取次とりつぎは無むし）^[3]。
1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）4月がつ1日にち：業務ぎょうむ委託いたく駅えきとなる（日本にっぽん交通こうつう観光かんこう社しゃに委託いたく）^[4]。
1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）9月がつ20日はつか：小荷物こにもつ取扱とりあつかい廃止はいし^[5]。無人むじん駅えきとなる^[6]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かによりJR九州きゅうしゅうが継承けいしょう^[2]。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

単式たんしきホーム1面めん1線せんを有ゆうする地上ちじょう駅えき^[1]。2012年ねん4月がつ現在げんざい、ホームが一部いちぶ嵩上かさあげされており、バリアフリー化かされている箇所かしょがある。駅舎えきしゃはすでに撤去てっきょされておりホームと待合まちあい所しょのみがある^[1]。待合まちあい所しょには駅えきノートが設置せっちされている。

無人むじん駅えきであり駅員えきいんはいないが名誉めいよ駅長えきちょう指定してい駅えきとなっている（名誉めいよ駅長えきちょうを紹介しょうかいするプレートは設置せっちされていない）。

ホーム（2022年ねん1月がつ）
赤瀬あかせ駅えきを発車はっしゃした列車れっしゃ

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

この辺あたりは海うみぎりぎりまで山やまが迫せまっている。当とう駅えきもそのような山中さんちゅうにあるため、海沿うみぞいの国道こくどう57号ごうから急きゅうな坂道さかみちを登のぼらねばならない。かつて石打いしうちダム駅えきが無なかった頃ころは、同どう駅えき周辺しゅうへんの住民じゅうみんが線路せんろを歩あるいて当とう駅えきまで来きていたと言いうエピソードがある。なお、駅えきから集落しゅうらく内ないの道みちを200m程ほど下くだると国道こくどう57号ごうに出でる。右みぎ方向ほうこうに100m程ほどの所ところに産さん交バス「赤瀬あかせ」停留所ていりゅうじょがある（バスに関かんする情報じょうほうは後述こうじゅつ）。

国道こくどう57号ごう
赤瀬あかせ海水浴かいすいよく場じょう^[1]
赤瀬あかせ鉱泉こうせん

バス路線ろせん[編集へんしゅう]

国道こくどう57号ごうに「赤瀬あかせ」停留所ていりゅうじょがあり、産さん交バスの路線ろせんが発着はっちゃくする。

産さん交バス

三角さんかく宇土うと駅えき線せん
- 三角さんかく産さん交
- 宇土うと駅えき

その他た[編集へんしゅう]

1998年ねん（平成へいせい10年ねん）春はるの青春せいしゅん18きっぷのポスターに登場とうじょうした^[7]。

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）

■あまくさみすみ線せん（三角線みすみせん）

網田あみた駅えき - 赤瀬あかせ駅えき - 石打いしうちダム駅えき

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 33号ごう熊本くまもと駅えき・嘉例川かれいがわ駅えき・大畑おおはた駅えきほか、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2013年ねん3月がつ31日にち、25頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 曽根そね悟さとる（監修かんしゅう）（著ちょ）、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ（編集へんしゅう）（編へん）「肥薩線ひさつせん・吉都線きっとせん・三角線みすみせん」『週刊しゅうかん歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR』第だい2号ごう、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2009年ねん7月がつ19日にち、25頁ぺーじ。
^ 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん II』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、701頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 「西部せいぶ支社ししゃ一いち四よん駅えきを民間みんかん委託いたく」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1962年ねん4月がつ1日にち、1面めん。
^ “日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい150号ごう”. 官報かんぽう. (1972年ねん9月がつ20日はつか)
^ 「通報つうほう ●三角さんかく線せん肥後ひご長浜ながはま駅えきほか2駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）」『鉄道てつどう公報こうほう』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か、1973年ねん9月がつ20日はつか、2面めん。
^ 込山こみやま富とみ秀しゅう『「青春せいしゅん18きっぷ」ポスター紀行きこう』講談社こうだんしゃ、2015年ねん5月がつ26日にち、52-53頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-219279-8。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

赤瀬あかせ駅えき（駅えき情報じょうほう） - 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう

[zeneki33-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 33号ごう熊本くまもと駅えき・嘉例川かれいがわ駅えき・大畑おおはた駅えきほか、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2013年ねん3月がつ31日にち、25頁ぺーじ。

[sone02-2] 曽根そね悟さとる（監修かんしゅう）（著ちょ）、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ（編集へんしゅう）（編へん）「肥薩線ひさつせん・吉都線きっとせん・三角線みすみせん」『週刊しゅうかん歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR』第だい2号ごう、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2009年ねん7月がつ19日にち、25頁ぺーじ。

[3] 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん II』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、701頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。

[4] 「西部せいぶ支社ししゃ一いち四よん駅えきを民間みんかん委託いたく」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1962年ねん4月がつ1日にち、1面めん。

[5] “日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい150号ごう”. 官報かんぽう. (1972年ねん9月がつ20日はつか)

[6] 「通報つうほう ●三角さんかく線せん肥後ひご長浜ながはま駅えきほか2駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）」『鉄道てつどう公報こうほう』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か、1973年ねん9月がつ20日はつか、2面めん。

[7] 込山こみやま富とみ秀しゅう『「青春せいしゅん18きっぷ」ポスター紀行きこう』講談社こうだんしゃ、2015年ねん5月がつ26日にち、52-53頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-219279-8。

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