雉子牟田きじむた直子なおこ

雉子牟田きじむた直子なおこ Naoko Kijimuta
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	同どう・神奈川かながわ県けん海老名えびな市し
生年月日せいねんがっぴ	(1972-03-26) 1972年ねん3月26日にち（52歳さい）
身長しんちょう	164cm
体重たいじゅう	53kg
き手きて	右みぎ
バックハンド	両りょう手打てうち
ツアー経歴けいれき
デビュー年ねん	1992年ねん
引退いんたい年ねん	1998年ねん
ツアー通算つうさん	5勝しょう
シングルス	0勝しょう
ダブルス	5勝しょう
生涯しょうがい通算つうさん成績せいせき	247勝しょう199敗はい
シングルス	122勝しょう112敗はい
ダブルス	125勝しょう87敗はい
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・シングルス
全ちょん豪つよし	1回戦かいせん（1994-98）
全ぜん仏ふつ	2回戦かいせん（1997）
全ちょん英すぐる	3回戦かいせん（1997）
全米ぜんべい	3回戦かいせん（1996）
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・ダブルス
全ちょん豪つよし	ベスト8（1997・98）
全ぜん仏ふつ	3回戦かいせん（1997）
全ちょん英すぐる	3回戦かいせん（1997・98）
全米ぜんべい	3回戦かいせん（1997）
キャリア自己じこ最高さいこうランキング
シングルス	44位い
ダブルス	18位い
■テンプレート  ■プロジェクト テニス

雉子牟田きじむた 直子なおこ（きじむた なおこ、1972年ねん3月26日にち - ）は、神奈川かながわ県けん海老名えびな市し出身しゅっしんの元もと女子じょしプロテニス選手せんしゅ。姉あねの雉子牟田きじむた明子あきこも著名ちょめいな元もと女子じょしプロテニス選手せんしゅであった。姉あねの明子あきこは、1983年ねんに15歳さい4ヶ月かげつで全日本ぜんにほんテニス選手権せんしゅけんの女子じょしシングルス最年少さいねんしょう優勝ゆうしょう記録きろくを樹立じゅりつした早熟そうじゅく選手せんしゅで、年代ねんだい的てきには井上いのうえ悦子えつこの後のちに続つづき、主おもに1980年代ねんだい後半こうはんに活躍かつやくした。妹いもうとの直子なおこはその後ご、伊達だて公子きみこの刺激しげきで日本にっぽん女子じょしテニス界かいが最盛さいせい期きを迎むかえた時期じきに活躍かつやくした人ひとである。自己じこ最高さいこうランキングはシングルス44位い、ダブルス18位い。WTAツアーでシングルス優勝ゆうしょうはないが、ダブルスで5勝しょうを挙あげた。姉あねと同おなじ旭硝子あさひがらすに所属しょぞくした。

直子なおこは専修大学せんしゅうだいがくを1年ねんで中退ちゅうたいし、1992年ねんに20歳さいでプロ入いりした。早熟そうじゅく選手せんしゅだった姉あねの明子あきこに比くらべると、妹いもうとはプロとしてのスタートは遅おそい。1995年ねんの全米ぜんべいオープンで、初はじめて4大だい大会たいかいの1回戦かいせんを突破とっぱする。この大会たいかいでは日本人にっぽんじん女子じょし選手せんしゅ8人にんがシングルスの本戦ほんせんに直接ちょくせつ出場しゅつじょうを果はたし、日本にっぽん女子じょしテニス界かいの全盛期ぜんせいきを印象いんしょうづけた。翌よく1996年ねんの全米ぜんべいオープンで3回戦かいせんに進出しんしゅつしたが、当時とうじ15歳さいのマルチナ・ヒンギス(スイス)に2-6, 2-6で完敗かんぱいした。1997年ねんはウィンブルドン2回戦かいせんで第だい16シード、当時とうじシングルス16位いのバルバラ・パウルスと対戦たいせん。5-7, 6-3, 6-3のフルセットで勝利しょうりする番狂ばんくるわせを起おこし、ヤユク・バスキ(インドネシア)との3回戦かいせんまで進出しんしゅつした。ダブルスでは1997年ねんと1998年ねんの2年ねん連続れんぞくで、宮城みやぎナナとペアを組くんで全豪ぜんごうオープン女子じょしダブルスのベスト8に進出しんしゅつした。1998年ねんの全ぜん豪ごう女子じょしダブルスでは、3回戦かいせんでビーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹しまい組ぐみに勝かったが、続つづく準々じゅんじゅん決勝けっしょうで第だい1シードのリンゼイ・ダベンポート(アメリカ)＆ナターシャ・ズベレワ(ベラルーシ)組ぐみ1-6, 0-6のストレートで完敗かんぱいしている。

しかし1998年ねんに入はいると、雉子牟田きじむたは腰痛ようつうと右肩みぎかたの痛いたみに悩なやむようになる。この年としはその怪我けがもあり特とくにシングルスで結果けっかが残のこせず、ツアー開幕かいまく戦せんとなった全豪ぜんごうオープンから6連敗れんぱいを喫きっした。その後ごも低調ていちょうな成績せいせきが続つづき、同年どうねん9月がつに東京とうきょう・有明ありあけコロシアムで開ひらかれた「トヨタ・プリンセス・カップ」参戦さんせん時点じてんでシングルスランクが年初ねんしょの72位いから290位いにまで下降かこうしていた。この大会たいかいの予選よせんを勝かち上あがって臨のぞんだ1回戦かいせんで、アンケ・フーバー(ドイツ)に3-6, 6-3, 0-6で敗やぶれたのが現役げんえき最後さいごの試合しあいになった。この大会たいかいでは沢松さわまつ奈生子なおこも現役げんえきを引退いんたいしている。年末ねんまつの12月に、雉子牟田きじむた直子なおこは正式せいしきに現役げんえき引退いんたいを表明ひょうめいした。この年としは4月がつに遠藤えんどう愛あい、8月がつ末まつに長塚ながつか京子きょうこがそれぞれ引退いんたいを表明ひょうめいし、伊達だてと同どう世代せだいの選手せんしゅたちが次々つぎつぎにテニスコートから姿すがたを消けしてゆく。伊達だての刺激しげきで盛もり上あがった日本にっぽん女子じょしテニスのブームは、こうしてあっけない終おわりを迎むかえることになった。引退いんたい後ごはミズノでアドバイザリー・プロスタッフの肩書かたがきで指導しどう等とうに当あたっている。また引退いんたい後ごに結婚けっこんし「万波まんなみ直子なおこ」となったが、仕事しごとでは依然いぜん雉子牟田きじむた姓せいで通とおしている。

外部がいぶリンク

• 雉子牟田きじむた直子なおこ - WTAツアーのプロフィール （英語えいご）
• 雉子牟田きじむた直子なおこ - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール （英語えいご）
• 雉子牟田きじむた直子なおこ - 国際こくさいテニス連盟れんめい