出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青山 忠一(あおやま ただかず、1929年3月12日 - 2023年7月30日)は、日本の国文学者。文学博士(早稲田大学・論文博士・1985年)(学位論文「仮名草子女訓文芸の研究 近世前期文学の研究」)。二松学舎大学名誉教授。
東京市下谷区(現台東区東上野)生まれ。早稲田大学大学院国文学修士課程修了。1985年「仮名草子女訓文芸の研究 近世前期文学の研究」で早稲田大学より文学博士の学位を取得。二松学舎大学文学部教授、99年定年退任、名誉教授。近世文学専門。[1]
二松学舎大学落語研究会顧問でもあり、浅草演芸ホール「禁演落語の会」の解説で高座に上がってもいる[2]。
2009年11月瑞宝中綬章受章[3]。
2023年7月30日に死去。94歳没[4]。
- 『近世前期文学の研究』東出版 東選書 1966 桜楓社 1974
- 『仮名草子女訓文芸の研究』桜楓社 1982
- 『近世仏教文学の研究』おうふう 1999
- 『日本古典文学全集 37 (仮名草子集,浮世草子集)』露殿物語(神保五弥共校注・訳)小学館 1971
- ^ 『現代日本人名録』
- ^ “二松学舎大学落語研究会顧問の青山忠一先生。”. ちゃん平のブログ. livedoor blog (2016年5月19日). 2020年9月14日閲覧。
- ^ “秋の叙勲で瑞宝重光章ならびに瑞宝中綬章を受章しました!”. 二松學舎大学. 2023年4月13日閲覧。
- ^ “二松学舎新聞 2023年10月20日 Vol.91”. p. 3 (2023年10月20日). 2024年4月19日閲覧。