青山あおやま鉞四郎ろう

日本にっぽんの政治せいじ家か 青山あおやま 鉞四郎ろう
生年月日せいねんがっぴ	1864年ねん12月24日にち （元治もとはる元年がんねん11月26日にち）
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん尾張おわり国こく海うみ西郡にしごおり鵜多須うたす村むら（愛知あいち県けん愛あい西市さいち鵜多須うたす町まち）
没ぼつ年月日ねんがっぴ	1933年ねん6月7日にち
配偶はいぐう者しゃ	あり
子女しじょ	1人ひとり

青山あおやま 鉞四郞ろう（あおやま えつしろう、1864年ねん12月24日にち（元治もとはる元年がんねん11月26日にち） - 1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）6月7日にち）は、日本にっぽんの弁護士べんごし。

人物じんぶつ

旧きゅう尾張おわり藩はん士し青山あおやま重じゅう威いの子こであり、1864年ねん（元治もとはる元年がんねん）11月、父ちちの任地にんちであった尾張おわり国こく海うみ西郡にしごおり鵜多須うたす村むらの鵜多須うたす代官だいかん所しょにおいて産声うぶごえを上あげた。3歳さいのころ、名古屋なごや正木まさき町まちに移うつる。父ちちは漢学かんがく者しゃであったためその薫陶くんとうを受うけ、小学校しょうがっこう修学しゅうがくののち、森村もりむら義民ぎみん、佐藤さとう牧山まきやまを仰あおぎ、3冊さつの著書ちょしょをなした。

1883年ねん（明治めいじ16年ねん）、19歳さいのとき、二松学舎にしょうがくしゃに入はいるが、1885年ねん（明治めいじ18年ねん）に大学だいがく古典こてん講習こうしゅう科か漢学かんがく部ぶに転てんじる。しかし、1886年ねん（明治めいじ19年ねん）に明治めいじ法律ほうりつ学校がっこうに移うつり、3か月げつで代言だいげん人じん試験しけん（弁護士べんごし試験しけん）を受験じゅけんする。このときの試験しけんには不ふ合格ごうかくだったが、翌年よくねん合格ごうかく。学校がっこうは1学年がくねんを修おさめたのち、退学たいがくし、改あらためて編入へんにゅう試験しけんに合格ごうかくし、3学年がくねんに編入へんにゅう。1888年ねん（明治めいじ21年ねん）7月がつをもって全ぜん課程かていを2年ねんで終おえた。

卒業そつぎょう後ご、東京とうきょう組合くみあいに加盟かめいし、1888年ねん（明治めいじ21年ねん）に宇都宮うつのみやで開業かいぎょう。1891年ねん（明治めいじ24年ねん）に福島ふくしまに移うつるが、1893年ねん（明治めいじ26年ねん）に帰郷ききょうし、名古屋なごや組合くみあいに加盟かめいした。

1894年ねん（明治めいじ27年ねん）9月がつ、月刊げっかんの判例はんれい新報しんぽうを創刊そうかん。

1895年ねん（明治めいじ28年ねん）、名古屋なごや市し会かい議員ぎいん選挙せんきょに初はつ挑戦ちょうせんするも、7票ひょう差さで惜敗せきはい。1898年ねん（明治めいじ31年ねん）10月がつの再さい挑戦ちょうせんで、初はつ当選とうせんを果はたす。

宇都宮うつのみや時代じだいから自由じゆう民権みんけん運動うんどうにかかわり、立憲りっけん自由党じゆうとう、憲政けんせい党とうを経へて、政友せいゆう会かいに至いたった。

1899年ねん（明治めいじ32年ねん）4月がつ、弁護士べんごし会長かいちょう。

1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）7月がつ9日にちから、1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）10月がつ24日にちのあいだ、名古屋なごや市し会議かいぎ長ちょうを務つとめる。

著作ちょさく

• 『臺灣たいわん雜詠ざつえい』青山あおやま鉞四郎ろう発行はっこう、1931年ねん12月。
• 『謡曲ようきょく二に番ばん詩し』前ぜん集しゅう、後こう集しゅう、青山あおやま鉞四郎ろう発行はっこう。

参考さんこう文献ぶんけん

• 鈴木すずき金太きんた『衆議院しゅうぎいん議員ぎいん候補者こうほしゃ評伝ひょうでん 逐鹿ちくろく界かい之の片影へんえい』山田やまだ丹心たんしん館かん、名古屋なごや、1902年ねん7月がつ。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:40016132。 
• 手島てじま益雄ますお『名古屋なごや百ひゃく人物じんぶつ評論ひょうろん 続つづけ』日本にっぽん電報でんぽう通信つうしん社しゃ名古屋なごや支局しきょく、名古屋なごや、1915年ねん。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:43022908。 
• 人事じんじ興信所こうしんじょ 編へん『人事じんじ興信録こうしんろく』（第だい8版はん(昭和しょうわ3年ねん)）人事じんじ興信所こうしんじょ、東京とうきょう、1928年ねん。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:47037238。 

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• 中京ちゅうきょう法律ほうりつ専門せんもん学校がっこう