韓かん大化たいか

韓かん大化たいか（ハン・デファ）
*Han Dae-Hwa*
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	大韓民国だいかんみんこく
出身しゅっしん地ち	大田おおた広域こういき市し
生年月日せいねんがっぴ	1960年ねん7月がつ8日にち（64歳さい）
身長しんちょう; 体重たいじゅう	176 cm; 82 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	三塁手さんるいしゅ
プロ入いり	1983年ねん 1次じドラフト
初はつ出場しゅつじょう	1983年ねん
最終さいしゅう出場しゅつじょう	1997年ねん
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
	選手せんしゅ歴れき
	大田おおた高等こうとう学校がっこう; 東国とうごく大だい学校がっこう; OBベアーズ (1983 - 1985); ヘテ・タイガース (1986 - 1993); LGツインズ (1994 - 1996); サンバンウル・レイダース (1997);
	監督かんとく・コーチ歴れき
	サムスン・ライオンズ (2004 - 2009); ハンファ・イーグルス (2010 - 2012); 起亜きあタイガース (2013 - 2014);
	この表ひょうについて

韓かん大化たいか（ハン・デファ、한대화、1960年ねん 7月がつ8日にち - ）は、韓国かんこくの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ(三塁手さんるいしゅ)、野球やきゅう指導しどう者しゃ。

韓国かんこくプロ野球やきゅうゴールデングラブ賞しょう（三塁手さんるいしゅ部門ぶもん）8回かい受賞じゅしょう、オールスター戦せん11回かい出場しゅつじょうはいずれも歴代れきだい最多さいた。

経歴けいれき

現役げんえき時代じだい

東国とうごく大だい学校がっこう時代じだいの1982年ねん世界せかい野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかいに出場しゅつじょうし、決勝けっしょうの日本にっぽん戦せんでサヨナラホームランを放はなつなど活躍かつやく。

卒業そつぎょう後ご、OBベアーズへ入団にゅうだん。初はつ出場しゅつじょうの試合しあいで3打点だてんを挙あげ、鮮烈せんれつなデビューを飾かざった。しかし、結果けっかを残のこせず肝炎かんえんを患わずらったり、当時とうじの金星かなぼし根ね監督かんとくと不仲ふなかになるなど散々さんざんだった。

1986年ねんからヘテ・タイガースへ移籍いせき^[1]。すると、勝負しょうぶ強つよい打撃だげきで4番ばんへ抜擢ばってきされ、ヘテ4連覇れんぱへ貢献こうけん。本人ほんにんが在籍ざいせき時じのヘテは、6度どの優勝ゆうしょうを果はたすなど当時とうじの最高さいこうの打線だせんとも言いわれた。また、勝負しょうぶどころに強つよく、短みじかい在籍ざいせき期間きかんの中なかでも、幾多いくたの決勝けっしょう打だを放はなち、「解決かいけつ士し」のあだ名なを得えていた。

1993年ねん 12月4日にちに、3対たい2のトレードでLGツインズへ移籍いせき。サードのレギュラーとして活躍かつやくし、2度どの優勝ゆうしょうを経験けいけんし自身じしんも史上しじょう最多さいたの通算つうさん8度目どめとなるゴールデングラブ賞しょうも1994年ねんに受賞じゅしょう。

1997年ねんにサンバンウル・レイダースへ3たび移籍いせき。OB時代じだいから仲なかが悪わるかった金星かなぼし根ね監督かんとくと再ふたたび揉もめ、43試合しあいしか出場しゅつじょうできず現役げんえきを引退いんたい。史上しじょう最多さいたとなるファン投票とうひょう選出せんしゅつの3塁るい手しゅ部門ぶもんで11回かいオールスター戦せんにも出場しゅつじょうした。

引退いんたい後ご

母校ぼこう東国とうごく大だい学校がっこう野球やきゅう部ぶの監督かんとくに就任しゅうにん。プロ野球やきゅう選手せんしゅの中なかで彼かれの門下生もんかせいは、朴ぼく漢かん伊い・朴ぼく正ただし権けんなど。

2004年ねんは、ヘテ時代じだいからの旧知きゅうちの仲なかでもある宣せん銅どう烈れつ率ひきいる三星みつぼしライオンズの打撃だげきコーチに就任しゅうにんし、翌よく2005年ねんにヘッドコーチへ昇格しょうかく。

2009年ねんシーズンオフ、金寅植きんとうしゅの後継こうけい者しゃとしてハンファ第だい8代だい監督かんとくに選任せんにんされ、本人ほんにんも承諾しょうだく。ハンファの本拠地ほんきょち、大田おおた広域こういき市し出身しゅっしん者しゃが監督かんとくを務つとめるのは球団きゅうだん初はつのことであった。チーム内ないから高たかく期待きたいされ、他た球団きゅうだんからは上位じょうい進出しんしゅつとも囁ささやかれた。だが、主力しゅりょく級きゅうの選手せんしゅが昨年さくねんオフから兵役へいえきに就ついたこともあって、苦戦くせんを余儀よぎなくされる。結局けっきょく、2010年ねんは球団きゅうだん史上しじょう初はつの2年ねん連続れんぞく最下位さいかいに終おわる。

2011年ねんも最下位さいかいは当然とうぜんだと開幕かいまく前まえの評価ひょうかは低ひくかったが、カリーム・ガルシアやデニー・ボーティスタといった外国がいこく人じん選手せんしゅの活躍かつやくもあり、LGと同率どうりつ6位いでシーズンを終おえ上昇じょうしょうの兆きざしを見みせた。

だが2012年ねんは序盤じょばんからずっと最下位さいかいのままで、シーズン途中とちゅうながら成績せいせき不振ふしんで8月がつ28日にちに辞任じにんした。

2013年ねんより起亜きあの2軍ぐん監督かんとくに就任しゅうにんし、ヘテ時代じだい以来いらい20年ねんぶりの古巣ふるす復帰ふっきとなった。

2014年ねんより起亜きあの首席しゅせきコーチとなったが同年どうねん限かぎりで退団たいだん。

2015年ねんより韓国かんこく野球やきゅう委員いいん会かい(KBO)の運営うんえい委員いいんとしてプロ野球やきゅうの試合しあい進行しんこうなどにかかわっている。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし度ど	チ｜ム	試ためし合ごう	打だ数かず	安やす打だ	二に塁るい打だ	三さん塁るい打だ	本ほん塁るい打だ	打だ点てん	得とく点てん	盗ぬすめ塁るい	盗ぬすめ塁るい死し	四よん死し球たま	三さん振ふ	併殺ころせ打だ	犠打だ	打だ率りつ	出で塁るい率りつ	長なが打だ率りつ	O P S
1983	OB	88	313	85	17	5	5	44	39	4	1	19	43	7	12	.272	.313	.406	.719
1984		74	189	45	8	1	1	16	22	5	1	29	26	3	4	.238	.339	.307	.646
1985		38	53	12	1	0	2	7	5	0	0	1	4	1	0	.226	.241	.358	.599
1986	ヘテ	103	342	102	24	2	14	66	50	8	7	42	40	13	10	.298	.375	.503	.878
1987		94	301	71	16	0	13	36	39	5	2	52	38	9	5	.236	.348	.419	.767
1988		101	356	114	18	1	18	57	51	6	4	51	35	8	7	.320	.405	.528	.933
1989		106	358	100	14	2	13	63	52	15	9	81	42	7	4	.279	.412	.439	.851
1990		119	418	140	20	3	15	86	73	10	4	76	53	10	6	.335	.437	.505	.942
1991		92	336	101	17	3	22	73	62	8	8	55	45	10	7	.301	.399	.565	.964
1992		110	362	97	16	1	20	74	69	8	8	67	53	10	7	.268	.382	.483	.865
1993		107	335	89	13	1	13	46	46	4	5	53	46	10	6	.266	.366	.427	.793
1994	LG	106	357	106	15	1	10	67	49	3	1	53	48	11	4	.297	.388	.429	.817
1995		98	295	71	13	0	8	37	25	1	1	26	51	9	3	.241	.302	.366	.668
1996		52	138	32	5	0	5	16	12	1	1	16	24	5	0	.232	.312	.377	.689
1997	サンバンウル	43	111	25	2	0	4	24	16	1	0	20	19	5	1	.225	.344	.351	.695
通算つうさん成績せいせき:15年ねん		1331	4264	1190	199	20	163	712	610	79	52	641	567	118	76	.279	.373	.450	.823

背番号せばんごう

5 （1983年ねん - 1985年ねん）
8 （1986年ねん - 1993年ねん、1997年ねん）
9 （1994年ねん - 1996年ねん）
86 （2004年ねん - 2009年ねん）
80 （2010年ねん - 2012年ねん）
89 （2013年ねん - 2014年ねん）

韓国かんこくでの獲得かくとくタイトル・記録きろく

首位しゅい打者だしゃ：1回かい（1990年ねん）
最高さいこう出塁しゅつるい率りつ：2回かい（1989年ねん - 1990年ねん）
ゴールデングラブ賞しょう：8回かい（三塁手さんるいしゅ）（1986年ねん - 1991年ねん、1993年ねん - 1994年ねん）
KBOオールスターゲームMVP：1回かい（1988年ねん）

脚注きゃくちゅう

^ 한화 한대화 감독 '3점 홈런 사나이, 소통을 화두로 삼다' - 스포츠조선

[1] 한화 한대화 감독 '3점 홈런 사나이, 소통을 화두로 삼다' - 스포츠조선

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