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Agony

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
Agony
ジャンル サバイバルホラー
対応たいおう機種きしゅ
開発元かいはつもと Madmind Studio
発売はつばい元もと PlayWay
人数にんずう シングルプレイヤー
発売はつばい日び
  • Windows、PS4、XB1
  • 2018年ねん5月がつ29日にち
  • Nintendo Switch
  • 2019年ねん10月がつ31日にち
エンジン Unreal Engine
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『Agony』（アゴニー）は、Madmind Studioが開発かいはつし、PlayWayがパブリッシングを行おこなった、2018年ねんのダーク・ファンタジーサバイバルホラーゲーム。プレイヤーは、過去かこの記憶きおくを失うしなっている、地獄じごくの奥おくで苦くるしめられている魂たましいを操作そうさする。進路しんろ上じょうにいる殉教者じゅんきょうしゃたちをコントロールする特殊とくしゅな能力のうりょくを使つかったり、気きが弱よわい悪魔あくまに乗のり移うつるなどして、過酷かこくな環境かんきょうを生いきのびることを目標もくひょうとする[1]。また、主人公しゅじんこうは他者たしゃへの憑依ひょうい能力のうりょくを持もっているという設定せっていから、ステージ内ないの他者たしゃにはほかのアクションゲームにおける「残ざん機き（残のこり人数にんずう）」の役割やくわりもある[2]。

姉妹しまい作さくとして『Succubus』がある。

ゲームプレイ

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ゲームは一人称いちにんしょう視点してんで構成こうせいされている。プレイヤーは地獄じごくに堕おとされた殉教者じゅんきょうしゃの一人ひとり、アムラフェル[英語えいご版ばん]（別名べつめいニムロッド）を操作そうさする。他たの殉教者じゅんきょうしゃとは異ことなり、プレイヤーは他たの殉教者じゅんきょうしゃや、ゲーム後半こうはんでは一部いちぶの悪魔あくまに憑依ひょういし、特殊とくしゅ能力のうりょくを利用りようできるというユニークな能力のうりょくを持もっている。しゃがんだり、息いきを止とめたりすることで、魔物まものを避さけることができる。時ときには隠かくれるだけでなく、新あたらしいエリアのロックを解除かいじょするにはパズルを解とく必要ひつようがある。プレイヤーが集あつめることのできる隠かくされた像ぞうや、収集しゅうしゅう可能かのうな絵画かいがも用意よういされている。

評価ひょうか

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評価ひょうか
集計しゅうけい結果けっか
媒体ばいたい結果けっか
Metacritic47/100 (PC)[3]
37/100 (PS4)[4]
34/100 (XONE)[5]
レビュー結果けっか
媒体ばいたい結果けっか
ゲーム・インフォーマー3.5/10[6]
Game Revolution2.5/5[7]
GameSpot3/10[8]
IGN4/10[9]

Agony はMetacriticにて、批評ひひょう家かからやや好このましくないという評価ひょうかを受うけた。[3][4][5] The Escapist[英語えいご版ばん]のBen "Yahtzee" Croshaw[英語えいご版ばん]はZero Punctuation[英語えいご版ばん]のレビューにて 本ほん作さくを「液状えきじょう化かした内蔵ないぞう」と表現ひょうげんし、 不要ふようなほど過剰かじょうな臓器ぞうきの頻出ひんしゅつや、ゴア・暴力ぼうりょく表現ひょうげんを批判ひはんし、「マップの景色けしきは非常ひじょうに乱雑らんざつであると同時どうじにつまらない。」「（過激かげきさのレベルを）11にまで引ひき上あげてそのまま変化へんかしないのであれば、１のままであるのと同おなじようにつまらない。」と評ひょうし、説明せつめい不足ふそくで正常せいじょうに機能きのうしてないステルスゲームプレイにも批判ひはんした。 [11] 後のちに年としの締しめににAgonyを2018年ねんの"The 2nd Worst of 2018" (準じゅんクソゲーオブザイヤー)に表彰ひょうしょうした。[12]

ファミ通ふぁみつうのBRZRKは、同おなじステルスゲームである『エイリアン アイソレーション』とシステムが似にている点てんを指摘してきしているが、あちらはわかりやすい題材だいざいだったのに対たいし、本ほん作さくにおける宗教しゅうきょう観かんが日本人にっぽんじんにとってはなじみが薄うすく、日本語にほんご字幕じまくを読よんでも世界せかい観かんが理解りかいできなかったと述のべている[2]。 BRZRKは総合そうごう的てきな評価ひょうかとしてはやや難なんありだとしつつも、地獄じごくの描写びょうしゃが素晴すばらしく、美術びじゅつ作品さくひんとしては個人こじん的てきに気きに入いっていると述のべている[2]。

参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ “Playway - Agony”. Playway.com. 2016年ねん11月24日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2016年ねん11月24日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b c “E48M1: スゴい地獄じごく描写びょうしゃと、悩なやましいステルスゲーム部分ぶぶんの板挟いたばさみな『Agony』 - BRZRKの「うるせー洋ようゲーこれをやれ」（仮かり） | ゲーム・エンタメ最新さいしん情報じょうほうのファミ通ふぁみつう.com”. www.famitsu.com (2018年ねん7月がつ2日にち). 2022年ねん4月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  3. ^ a b “Agony for PC Reviews”. Metacritic. 2018年ねん6月がつ2日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2018年ねん5月がつ31日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b “Agony for PS4 Reviews”. Metacritic. 2018年ねん6月がつ5日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2018年ねん5月がつ31日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b “Agony for Xbox One Reviews”. Metacritic. 2018年ねん5月がつ3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2018年ねん5月がつ31日にち閲覧えつらん。
  6. ^ Gwaltney, Javy (May 30, 2018). “Agony”. Game Informer. October 20, 2019閲覧えつらん。
  7. ^ Faulkner, Jason (June 18, 2018). “Agony Review – A Hellish Experience”. Game Revolution. October 20, 2019閲覧えつらん。
  8. ^ Jagnaeux, David (May 31, 2018). “Agony Review: A Captivating Disappointment”. GameSpot. October 20, 2019閲覧えつらん。
  9. ^ Saltzman, Michael (May 31, 2018). “Agony Review”. IGN. October 20, 2019閲覧えつらん。
  10. ^ “Agony : un véritable chemin de croix”. Jeuxvideo.com (June 4, 2018). October 20, 2019閲覧えつらん。
  11. ^ Croshaw, Ben "Yahtzee" (2018年ねん6月がつ13日にち). “Zero Punctuation: Agony”. The Escapist. 2018年ねん6月がつ14日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2018年ねん6月がつ14日にち閲覧えつらん。
  12. ^ Croshaw, Ben "Yahtzee" (2019年ねん1月がつ2日にち). “2018's Best Worst and Blandest”. Escapist Magazine. 2019年ねん1月がつ3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん1月がつ3日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

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