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EdMax

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
EdMax
開発元かいはつもと 宮崎みやざきねん
最新さいしんばん
3.14 / シェアウェアばん
2008ねん7がつ11にち (16ねんまえ) (2008-07-11)
5.17 / Unicodeはん
2009ねん5がつ14にち (15ねんまえ) (2009-05-14)
2.86.3F / フリーウェアばん
2008ねん7がつ11にち (16ねんまえ) (2008-07-11)
対応たいおうOS Windows
種別しゅべつ 電子でんしメールクライアント
ライセンス フリーウェア / シェアウェア
公式こうしきサイト Edcom Home Page
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EdMaxえどまっくす)は、宮崎みやざきねん開発かいはつしたMicrosoft Windows統合とうごうがた電子でんしメールクライアント(MUA)である。

フリーウェアはんシェアウェアはん通常つうじょうばんとUnicodeばんの2つがある)がある。2003ねん平成へいせい15ねん1がつ25にちよりIPv6対応たいおうばん(3.02.2.a1)、2008ねん平成へいせい20ねん)4がつ21にちより管理かんりしゃけのEdMax Multiuserばん公開こうかいされている。シェアウェアばんは、3.07から試用しよう期間きかん制限せいげん使用しよう制限せいげんしになっている。

プロトコルは、SMTPNNTPPOP3IMAP4(シェアウェアばんのみ)、APOP をサポートしている。POP before SMTPSSL/TLSにも対応たいおう。(シェアウェアばん3.10、フリーウェアばん2.86.1Fから)

特徴とくちょう

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カスタマイズ機能きのう自由じゆうたかさがりである。

  • 高度こうどフィルタリング機能きのう。マッチングのフォルダ移動いどうやマーキングができる。
  • 耐久たいきゅうせいたかい(2まんけん以上いじょうのメールを保管ほかんしていても電子でんしメールクライアントがこわれない。またメールの検索けんさく機能きのう充実じゅうじつしている。)
  • 電子でんしメールクライアントの動作どうさかるい。
  • 受信じゅしんメールなどの返送へんそう転送てんそう関係かんけいをツリーじょう表示ひょうじすることができる。
  • 容量ようりょうおおきなファイル添付てんぷのメールを多数たすう保管ほかんしていても電子でんしメールクライアントがこわれない。
  • ヘッダのカスタマイズ。自分じぶんでヘッダを定義ていぎできる。ここで定義ていぎしたヘッダはフィルタリング機能きのうでも使用しようすることが可能かのうで、迷惑めいわくメール対策たいさくとしての効力こうりょく期待きたいできる。
  • EdMax フォルダない完結かんけつしているため、バックアップさいにはフォルダをまるごとコピーするだけでよい。
  • アカウントによる署名しょめいけ。うっかり会社かいしゃあて友人ゆうじんけの署名しょめいおくってしまうようなミスを、事前じぜん防止ぼうしできる。
  • 携帯けいたい電話でんわけに自動じどう分割ぶんかつ送信そうしんする機能きのう文字数もじすうをカウントする機能きのういており、分割ぶんかつされるかどうかも判断はんだんできる。
  • キーバインドツールバー編集へんしゅうメニューバー編集へんしゅうみぎクリックメニューがカスタマイズ可能かのう各部かくぶのフォント、文字もじしょく背景はいけいしょく指定してい可能かのうとなっている。
  • メール編集へんしゅう部分ぶぶんでは、文字種もじしゅによる色分いろわけ、キーワードの指定してい、ルーラーの表示ひょうじおよびカスタマイズが可能かのうである。
  • フォルダのアイコンやメニューのアイコンが変更へんこうできる。
  • アドレスちょうもグルーピングが可能かのうである。グループは階層かいそう構造こうぞう管理かんりできる。

問題もんだいてん

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  • EdmaxからWindows標準ひょうじゅんメーラーであるOutlook Expressへのメール移行いこう標準ひょうじゅん機能きのうでは出来できず、いったんUNIX Mbox形式けいしき出力しゅつりょくしたものを外部がいぶツールとうEML形式けいしき変換へんかんする必要ひつようがある。
  • Outlookの場合ばあい新規しんきにメールを作成さくせいする場合ばあいあたらしいウィンドウがひらくが、フリーウェアばんのEdMaxの場合ばあいはタブとしてひらくため、一見いっけんなにこったのかどうか初心者しょしんしゃには把握はあくしにくい(ただしシェアウェアばんのEdmaxでは、ウィンドウに表示ひょうじさせることも選択せんたくできるようになっており、この問題もんだい設定せっていにより対処たいしょできる。)
  • アドレスちょうひだりペインに常駐じょうちゅうさせることができない。
  • フリーウェアばんのVer2.86.1Fでは、起動きどうアフィリエイトリンクきのポップアップウインドウが強制きょうせいてき表示ひょうじされるようになった。設定せってい表示ひょうじにすること出来できないので、電子でんしメールクライアントを起動きどうするたびにウインドウをじる手間てまがかかるようになってしまった(なお、2.86.2Fでは起動きどうにポップアップが表示ひょうじされなくなった)。
  • Unicodeはん従来じゅうらいシリーズと設定せってい互換ごかんせいがない。また、プラグインはカスタムアカウントプラグインのみ互換ごかんせいがない。

歴史れきし

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  • 2001ねん1がつ26にち - Ver2.81 リリース。プラグイン機能きのうをサポート。
  • 2001ねん10がつ9にち - Ver2.91 リリース。IMAP4をサポート。
  • 2002ねん5がつ15にち - Ver3.0 リリース。作成さくせい新規しんきウィンドウでけられるようになった。
  • 2006ねん10がつ19にち - Ver3.07リリース。このバージョンから、試用しよう期間きかん制限せいげんくなり、機能きのう制限せいげんしで期限きげん利用りよう可能かのうになった。試用しようちゅう起動きどう作者さくしゃサイトが表示ひょうじされる。
  • 2006ねん12月22にち - Ver3.10 リリース。SSL/TLSに新規しんき対応たいおう
  • 2007ねん2がつ6にち - Ver3.11 リリース。 Windows Vista対応たいおう
  • 2007ねん8がつ9にち - Ver3.12リリース。作者さくしゃ提供ていきょうするサービス「エドファイル便びんアクセス」に対応たいおう
  • 2007ねん8がつ17にち - フリーウェアばんVer2.86.1Fリリース。フリーウェアばんもシェアウェアばん3.10につづき、SSL/TLSに新規しんき対応たいおう。シェアばん3.12同様どうよう作者さくしゃ提供ていきょうするサービス「エドファイル便びんアクセス」に対応たいおう
  • 2007ねん11月15にち - Unicodeばん Ver5.01リリース。ライセンスはシェアウェアばん共通きょうつうだが、Windows 9xけいはサポートしない。「エドファイル便びんアクセス」など、一部いちぶ機能きのう省略しょうりゃくされている。
  • 2008ねん7がつ11にち - 「エドファイル便びん」サーバー移転いてん対応たいおう
  • 2018ねん1がつ4にち - EdMaxの開発かいはつ、サポート終了しゅうりょう。シェアウェアばんはライセンス購入こうにゅうはできないものの試用しようばんとして使用しよう可能かのう

外部がいぶリンク

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