Ergo Proxy
Ergo Proxy | |
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ジャンル | SF、サイコサスペンス |
アニメ | |
manglobe | |
キャラクターデザイン | |
アニメーション |
manglobe |
GENEON ENTERTAINMENT GENEON ENTERTAINMENT USA WOWOW manglobe | |
WOWOW | |
2006 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『Ergo Proxy』(エルゴプラクシー)とは、2006
WOWOWアニメ
あらすじ
ある
登場 人物
メインキャラクター
- リル・メイヤー(Re-l Mayer)
声 -斉藤 梨絵 [1]本 作 の主人公 。市民 情報 局 職員 で、ドノブ・メイヤーの孫娘 。市民 ナンバーは「124C41+」。「未来 を見通 すもの(one to foresee for one)」。目 のアイシャドーが印象 的 な聡明 かつ大胆 な行動 力 を持 つ美 しい少女 。性格 は男勝 りで、高貴 な身分 の出身 である為 かプライドが高 く少々 傲慢 。飽 くなき探究 心 の持 ち主 であり、真相 を求 め単独 行動 に出 ることもしばしば。- コギトウイルスに
感染 したオートレイブによるものと考 えられていた殺人 事件 の捜査 に当 たっていたが、その過程 でプラクシーとの遭遇 ・襲撃 を受 ける。この出来事 で今 まで感 じたことのない衝撃 を受 けたことを機 に、プラクシーの謎 とそこに隠 された真実 を追 い求 め奔走 することになる。ビンセント・ロウとプラクシーの関連 性 に気付 いた彼女 は、警備 局 に追 われロムドを脱出 したビンセントを連 れ戻 しに外 の世界 に足 を踏 み入 れるが、警備 局 の定期 便 による襲撃 から彼 を守 ったことで感染 症 に罹 りロムドへ返 される。その後 、感染 症 から回復 し、デダルスからプラクシーに関 する情報 をき出 す。その際 に感染 オートレイブによる襲撃 を受 けるが、逆 にこれを利用 して再 び外 の世界 へと旅立 つ。 - その
途中 にビンセント達 と合流 し、以後 彼 らと行動 を共 にする。当初 は考 えなどの違 いから彼 らに馴染 む事 ができなかったが、次第 に彼 らを仲間 として認識 するようになる。 - ビンセント・ロウ(Vincent Law)
声 -遊佐 浩二 [1]- モスコからやって
来 た孤独 な移民 の青年 。気 が弱 くへたれな性格 で、天然 気質 の持 ち主 。元 はモスコの生 まれらしいが、そこで暮 らしていた頃 の記憶 がない。ロムドの良 き市民 になる事 を強要 されていたため、当初 は七 三 分 けに糸目 という地味 で印象 の薄 い人物 であったが、物語 が進 むにつれ顔 の造作 が露骨 に変 わり、別人 のように変貌 する。 - ロムドではコギトウイルスに
感染 したオートレイブの廃棄 処理 施設 職員 として働 き、リルの保護 観察 を受 けていた。リルとは移民 雇用 施設 で出会 ってからの知人 で、密 かに彼女 に好意 を寄 せている。ロムドの「良 き市民 」になろうと努力 していたが、事実無根 の国家 反逆 罪 で警備 局 に追 われドームの外 の世界 へと逃亡 。コミューン脱出 後 、自 らの居場所 を求 め漠然 と故郷 であるモスコを目指 す。行 く先々 で自分 に関 わった人々 が次々 と死 んでしまうことから自身 に付 きまとう「死 の影 」に対 して大 いに悩 まされる。 旅 の途中 ハロスで囚 われの身 となり、廃墟 と化 したハロスからカズキスによって救出 されるが、彼 との出会 いにより自身 の正体 がエルゴプラクシーであること、そして自 らプラクシーであった頃 の記憶 を消 したことを知 る。その事実 を知 ってからは、自 らの過去 と正体 を知 るという明確 な目的 を持 ってモスコに向 かうことになる。また、始 まりの鼓動 以降 から、プラクシー同士 が出会 うと本能 的 に殺 し合 いを始 めるようなっている為 、その時 はプラクシーとしての闘争 本能 が覚醒 し、エルゴへと変身 する。道中 、ビンセントを追 いかけてきたリルを仲間 に加 え、ピノと三 人 で失 った記憶 を求 めて様々 なドームを転々 としながらモスコを目指 していた。しかし、モスコに到着 して、アムネジアの伝言 に従 いロムドへと帰還 していた途中 で謎 の失踪 を遂 げてしまう。独自 でロムドに戻 った後 、自身 の出生 にまつわる重大 な事実 を知 る。- ピノ(Pino)
声 -矢島 晶子 [1]少女 の外見 を持 つ、愛玩 型 オートレイヴ。コギトウイルスに感染 している為 、自我 を持 つ。元 はラウル・クリード夫妻 の家庭 にいて、その頃 は髪 や目 の色 が茶色 であったが、感染 後 は紫色 になっている。天真爛漫 で好奇心 旺盛 。センツォン号 の進行 座標 及 び現在地 の座標 を正確 に答 えたり、絵画 の高速 模写 をこなすなど、ロボットとしての側面 を持 つ一方 で、絵本 や鍵盤 ハーモニカ、動物 の着 ぐるみを着 て遊 ぶなど人間 の子供 とほとんど変 わらない一 面 も持 っている。更 にカズキスの本性 やレフの変装 能力 を見抜 くなどの子供 ならではの勘 の鋭 さも持 っている。好 きな物 はウサギ。夫人 によってコギトの感染 を理由 に処分 されそうになっていたが、ビンセントによって助 けられている。その後 セントラルモールでのモナド・プラクシーの襲撃 により、ラウル以外 の家族 を失 い、自身 もモナドとの接触 によってコギトウイルスに感染 する。自分 が感染 オートレイブとして処分 されることを悟 り、感染 オートレイブが辿 るとされている逃走 ルートを移動 中 にビンセントと再会 、以後 行動 を共 にするようになる。- ラウルによる
影響 が強 く残 っているらしく、親 に当 たる人物 を(女性 であっても)「パパ」と呼 び、ピアノの演奏 にも長 けている。「戻 ったら処分 される」と考 えていたこともあり、当初 はラウルの元 に戻 りたいとは思 っていなかったが、彼 と離 れ多 くの感情 をもったことで父親 である彼 に会 いたいと思 うようになった。 - ラウル・クリード(Raul Creed)
声 -花田 光 [1]- ロムド
警備 局 局長 。就任 した直後 に、プラクシー捕獲 を任 されることになる。「良 き市民 」の代表 格 ともいえる人物 で、自身 も模範 として仕事 をこなす。当初 は無表情 でストイックな面 が目立 っていたが、モナドプラクシーの襲撃 とそれによる家族 の死 を目撃 してから、徐々 に感情 的 な一 面 が顔 を覗 かせている。特 にピノを含 めた自分 の全 てを失 うきっかけを作 った人物 であり、元凶 であり創造 主 =勝者 であるビンセント(エルゴ)に対 しては強 い憎 しみを持 っており、徹底的 に彼 を攻撃 した。 - プラクシーの
謎 を追 う内 にロムドが滅 びに向 かっていることを知 り、システムの改善 によって破滅 の運命 に抗 おうとする。それに対 してただ滅 びの運命 に従 うロムド執 國 ドノブ・メイヤーに対 して反発 的 になっていく(その反発 によって一時 的 に警備 局 局長 の地位 を剥奪 されたことがある)。そしてロムドを滅亡 から救 う手立 てとして、ADWプロジェクトを進 めるが結果 的 に自 らの手 でロムドの滅亡 を早 めてしまう。崩壊 が進 む中 、ビンセント=エルゴが再 びロムドに帰 ってきたことを知 ると人間 もどきとしての運命 に抗 うために最後 まで彼 に戦 いを挑 もうとする。しかし頼 みのFP光線 弾 も底 尽 き自宅 に退避 していたときに、ピノの描 いた絵 を見 つけ彼女 も戻 ってきたことを知 る。そして彼女 を探 してドーム内 を彷徨 っていたところ、移動 中 の大型 オートレイブに接触 、割 れたショーウインドウに串刺 しとなり息 絶 える。彼 の死体 はクリステヴァによって見届 けられた。 - デダルス・ユメノ(Daedalus Yumeno)
声 -小林 沙 苗 - ロムド
市民 厚生 局 主任 の少年 。リルの担当 医 でもある。イギー曰 く「リルの王子 様 」。極秘 研究 施設 での研究 者 としてモナド・プラクシーの観察 を行 っていた。プラクシーの謎 を知 ることは人間 にとって大 いなる力 となるという考 えから、彼 もリル同様 プラクシーの謎 を解 くことに興味 をもっている。 当初 リルにプラクシーのことを隠 していたが、彼女 が外 の世界 を知 ったことと上記 の自身 の考 えから彼女 に協力 するようになる。プラクシーのアムリタ細胞 を死滅 させるFP光線 を開発 するなど、医者 としても研究 者 としても優秀 で抜 かりなく、その才能 はリルも認 める程 。その一方 、彼女 を守 ることがレゾンデートルであることと個人 的 な想 いから、彼女 に対 する執着心 は相当 のものである。感染 オートレイブの襲撃 に際 しリルの死 を偽装 し、彼女 のロムド脱出 を手助 けする。その後 、ラウルの元 でプラクシーの研究 を行 う。そしてロムドの滅亡 を回避 する手立 てとしてモナドの再生 を試 みていた。- イギー(Iggy)
声 -水内 清光 - リルに
随行 するアントラージュ型 オートレイヴ。男性 型 だがチューリング機能 アプリに女性 の話 し方 をインストールされており、外観 とのギャップからオカマ口調 のようになってしまっている。リルの単独 行動 によく振 り回 されていて、それによって自 らの身体 に危機 が及 ぶこともある。また彼 は執 國 ドノブ・メイヤーとの情報 接続 がなされていて、さながら彼女 の監視 役 にもなっている(後 にデダルスの手 でその情報 接続 を切断 される)。 常 にリルを影 で支 える役割 を果 たしていたが、感染 オートレイブの襲撃 の際 にコギトに感染 する。感染 検査 は受 けたが、手順 を知 っていた彼 にとっては何 の問題 もなかった。これにより自我 を持 つようになった彼 は、リルの単独 行動 に対 するアントラージュ型 オートレイブと主人 との相互 関係 や、彼女 が自分 のことを相手 にしてくれないことについて苦悩 する。そして彼女 を隔離 し、彼女 の興味 の対象 であるプラクシー=ビンセントの殺害 によって以前 の関係 を取 り戻 すことを画策 する。しかしビンセントのプラクシーとしての力 に敵 わず逃走 。その後 リルを追 ってきたニートのオートレイブの自爆 から身 を挺 して彼女 を護 り、自身 は大破 。頭部 だけとなった彼 はリルに対 する憎悪 と「自分 のことを嫌 いにならないで欲 しい」という相反 する気持 ちを交互 に訴 え続 け、最期 はリルの手 によって介錯 された。- コギトに
感染 したにもかかわらずリルの元 に居 続 けたことからも、彼 のリルへの想 いはとても強 いものであったといえる。リルも彼 の死後 、とても大 きな存在 であったことを自覚 していく。 - クリステヴァ(Kristeva)
声 -桑島 法子 - ラウルに
随行 するアントラージュ型 オートレイヴ。彼 の指示 に対 して迅速 な対応 をして、彼 の実務 を助 ける優秀 なオートレイブである。彼 が警備 局 局長 としての地位 を剥奪 され暴走 した時 には局長 代理 として任務 を遂行 し彼 を捕獲 する策 を講 じたこともある。 物語 後半 、感染 経路 は不明 だがコギトに感染 し、警備 局 局長 としてのではなく、ラウル・クリードその人 を守 り導 くことをレゾンデートルとし心底 尽 くす。その姿 はリルのアントラージュであるイギーと通 じる部分 がある。ラウルの死体 を見 、その手 に握 られたピノの描 いた絵 (ラウルとピノが並 んで笑 っているもの)から彼 の想 いを察 し、彼 の愛 したピノを守 るという事 に新 たなレゾンデートルを見出 し、ピノをセンツォン号 へと導 く。- ドゥルーズ(Deleuze)
声 -矢澤 喜代美 - ガタリ(Guattari)
声 -立野 香菜 子 - デダルスに
随行 する2体 のアントラージュ型 オートレイヴ。ちなみに本来 ロムドのオートレイブはドノブとの情報 接続 が成 されているが、デダルスの手 によって切断 されており、情報 の機密 性 が確保 されている(よって、彼 らの見聞 きした情報 はドノブには伝 わらないようになっている)。 - ドロシー(Dorothy)
声 -小林 沙 苗 - ビンセントに
随行 していたアントラージュ型 オートレイヴ。ビンセントに的確 な指示 を与 えていたが、物語 の冒頭 部 で破壊 される。 - ドノブ・メイヤー(Donov Mayer)
- ロムド
執 國 として都市 全体 を統括 している人物 。リルの祖父 。ロムドの全 オートレイブを通 しての市民 管理 など徹底的 な統治 を行 っている。老衰 のためか常 に生命 維持 装置 のようなものを付 けている。自分 から喋 る事 はなく、常 に4体 のアントラージュ型 オートレイヴを通 して自 らの意思 を伝 えている。 - エルゴがロムドを
去 る時 に彼 との邂逅 を果 たし、ロムドの全 てを任 されることになる。そしてプラクシーの失踪 によってロムドに近 づく滅亡 の運命 に対 し抗 うことなく、あくまでその運命 に追随 する姿勢 を取 っている。 - デリタ(Derrida)
声 -沢海 陽子 - ラカン(Lacan)
声 -田中 敦子 - フッサール(Husserl)
声 -柴田 秀勝 - バークリー(Berkeley)
声 -島 香 裕 - ドノブ・メイヤーに
随行 する4体 のアントラージュ型 オートレイヴ。石像 のような姿 をしている。ドノブ・メイヤーに代 わって彼 の意思 を伝 える役割 をもっている。
サブキャラクター
PROXY(プラクシー)
MCQのクイズによればProxyは
- エルゴ
- Proxy I。
死 の代理人 。長髪 のある白 い仮面 をつけている。ビンセントの本性 であり、プラクシーとしての記憶 を失 っているらしい。 - ロムドドームの
創造 主 だが、第 一 話 始 まりの前 に一 度 ロムドを離 れ、モスコへ辿 った。後 は移民 の「ビンセント・ロウ」としてロムドへ戻 った。「はじまりの鼓動 」の直後 、リルの自宅 を襲撃 し、彼女 を生 まれて初 めて心 の底 から恐怖 させ、プラクシーの謎 を追 うきっかけを与 える。ビンセントのペンダント(実 はモナドのペンダント)が破壊 された彼女 の自宅 から発見 されたことや彼 の行 く先々 で出現 することから、当初 からビンセントとの関連 性 が疑 われていたが、正体 は彼 自身 であった。ちなみに彼 の意思 にほぼ関係 なく変身 し、当初 はプラクシーとなった時 の記憶 は残 らなかったが、自 らの正体 を知 った後 は変身 後 もビンセントとしての意志 を保 てるようになった。 明 らかにビンセントとは異 なる人格 が存在 していて、それが彼 の過去 と何 らかの関係 をもっていると考 えられるが、実際 はプラクシー・ワンがエルゴの意識 の介入 を行 ったことによるものである。- モナド
- Proxy XIII。モスコドームの
創造 主 。リルが最初 に会 ったプラクシーでもある。 - エルゴが
不在 となったロムドによるモスコ侵攻 で、ロムドの生命 力 として拉致 され、ロムドの極秘 研究 施設 に幽閉 、実験 の対象 にされる。長 らく昏睡 状態 にあったが、「始 まりの鼓動 」により覚醒 して暴走 、研究 施設 から逃走 した。特 にビンセント(エルゴ)を執念深 く追 いかけていて、その過程 で多 くの人々 を殺害 している[2]。エルゴとの戦闘 によって死亡 する。カズキスによれば、元々 エルゴとはお互 いに愛 し合 う仲 で、エルゴの記憶 も持 っているらしい。 - セネキス
- ハロスドームの
創造 主 。月光 の代理人 。外見 上 は女性 の姿 で、1つ目 の仮面 をつけており、頭部 には手 にも羽 にも見 える触角 のようなものが付 いている。 狂気 に生 き、ハロスの人々 を次々 と惨殺 していた。ハロスの兵士 たちを全滅 させた後 エルゴと戦 うが、力負 けし敗北 する。- カズキス
声 -井上 和彦 - アスラドームの
創造 主 。輝 きの代理人 。「カズキス・ハウアー」の正体 である。戦闘 に際 しては自身 の身体 能力 と、手 から放 つ炎 (パイロキネシス)で戦 う。 - プラクシー
抹殺 プログラムの存在 を知 りながら(彼 はそれを「嘆 きのさだめ」と呼 んだ)、セネキスと愛 し合 いその時 が来 ればともに殺 し合 うことを誓 い同 じ場所 にドームを作 った。それゆえに彼女 を殺 したエルゴ(ビンセント)を許 し、それどころか愛 し、真 の友 として迎 えようとした。しかし彼 がプラクシーとしての記憶 を失 っており、尚 且 つ彼 が記憶 を失 った状態 でセネキスを殺 したことを悟 り、苦 しみを分 かち合 う存在 のはずの彼 が、プラクシーとしての記憶 を放棄 しセネキスを殺 した「裏切 り者 」であることに慟哭 し激怒 する。その力 は圧倒的 で、ビンセントの意識 のままのため葛藤 や迷 いから全 く実力 を発揮 できないエルゴを追 い詰 めるが、途切 れる意識 の中 脳裏 に浮 かぶリルの姿 を引 き金 に力 を覚醒 させたビンセントのまえに敗 れ去 る。 - JJ
声 -大塚 周夫 - シティー・ライツ・ブックストアの
店主 。正体 はビンセント(エルゴ)を導 く「記憶 の番人 」。 - ニート
- リルとビンセント
達 が合流 した森 [3]にいたプラクシー。オートレイブに自分 の身 の回 りの世話 をさせていた。ゴリラと思 わせる巨漢 であり、戦闘 ではその体 や怪力 を用 いる。 - ニートの
覚醒 に呼応 したエルゴと戦闘 になるが、リルの放 ったFP光線 弾 が命中 し絶命 する。 - レフ
他人 に姿 を変 える能力 をもつプラクシー。誰 かに愛 されたいという願望 を持 っていて、プラクシーとしての自分 を人々 が受 け入 れてくれなかったために、対象 となる人物 の好 きな人 に姿 を変 えることで他人 からの愛 を得 ようとした。しかし結局 人々 が本来 の自分 自身 を愛 してくれないことを悟 り、自分 自身 の存在 を消 すために人々 を殺害 していた。- ドームに
訪 れたリル達 も手 を掛 けようとしたが、リルにおいてはピノの妨害 を受 け、ビンセントに対 してはぎりぎりのところまで追 い詰 めたが、自分 の正体 を知 りたいという彼 の意思 に阻 まれる形 になった。後 の消息 は不明 。 - MCQ
声 -江原 正 士 悪夢 のクイズSHOWの司会 。人工 衛星 を通 じて全 世界 にクイズSHOWの生 中継 を行 い、異常 なまでのハイテンションでクイズの進行 を行 う。このクイズSHOWでは挑戦 者 とMCQとの対戦 形式 をとっており、30分 で100万 点 を取 れば挑戦 者 の勝 ちとなり豪華 商品 の授与 と同時 にMCQは死亡 することとなっている。だが逆 に30分 で100万 点 を取 れなかった場合 挑戦 者 が死 ぬという内容 になっており、MCQは25連勝 中 であった。ただしこのクイズはMCQ自身 なりの"Proxyの戦 い"である。- 26
人 目 の挑戦 者 であるビンセントが30分 で100万 点 を獲得 したためMCQはスタッフや観客 (全員 オートレイブ)から花束 を受 け取 り最後 の時 を迎 えることとなった。なお、彼 はビンセント達 にこの世界 の成 り立 ちとプラクシーの謎 の真相 の大 部分 を明 かした。 - ウィル・B・グッド
声 -堀内 賢雄 - スマイル
園 の創造 主 。外見 はウォルト・ディズニーに似 ている。スマイル園 の人々 の笑顔 を絶 やさぬように常 に新 しいアトラクションとキャラクターを作 り続 ける一方 、人気 の無 くなったアトラクションとそれに関連 していたキャラクターを次々 と処分 していた。 - スマイル
園 の崩壊 を防 ぐためにピノの夢 の中 に現 れエルゴ(ビンセント)の弱点 をき出 そうとするが、彼 のやり方 に反感 を持 ったキャラクターたちに袋叩 きにされてしまう。しかしピノがスマイル園 を守 りたいという彼 の願 いをき入 れ、ビンセントたちを説得 しスマイル園 に立 ち寄 らせなかったため、一時 的 にではあるがスマイル園 は滅亡 の危機 から救 われた。 - スワン
声 -渡辺 美佐 強 い精神 干渉 能力 を持 つ。外見 上 は女性 の姿 をしている。- ビンセントの
精神 に介入 し、リルの記憶 から構築 したバーチャルなロムドの中 でビンセントを操 り、リルを殺害 させようとする。しかし、ビンセントに見破 られ、最後 は「さよなら」を残 し消 え去 った。 - プラクシー・ワン
声 -大塚 芳忠 - Proxy I。
自 らのドームにおいて人類 の再生 に成功 し、唯一 の「勝者 」であるプラクシーとなった。エルゴ(ビンセント)と同 じ容姿 を持 ち、エルゴを「影 なる存在 」と呼 んだ。 実 は彼 こそが本物 のエルゴ・プラクシーであり、エルゴは彼 がはるか昔 にロムドを捨 てていくときに残 していった替 え玉 (自身 のクローン)であった。両者 の外見 は全 く同 じであるが、リルは両者 の違 いに気付 いた(リルの「真実 」)。- 「
始 まりの鼓動 」以降 、人間 もどき達 に対 する創造 主 としての愛憎 と、自 らの創造 主 への愛憎 、その対比 ・矛盾 に苦悩 していた。すべてを理解 した彼 は創造 主 =本物 の人類 へ「罰 を与 える」ため、ビンセントに似 た自 らの姿 を利用 してラウルを挑発 し、自 らが再生 した人類 を滅亡 させるよう仕向 けた。また、もう一人 のエルゴ(ビンセント)の意識 に入 り込 み暗示 をかけている。第 一 話 冒頭 で語 られる謎 の独白 は声 こそ違 うものの、プラクシー・ワンの心 の声 (復讐 の動機 )そのものである。 再生 モナド(リル・2・リアル)- リアル・メイヤーを
母体 とし、デダルスの手 によって再生 されたモナド。モナド(オリジナル)同様 に白髪 であることと翼 が生 えている事 以外 はリル・メイヤーと同 じ容姿 を持 つ。エルゴと別 れた後 、宇宙 から帰還 した人類 を迎 えに行 こうとするが、太陽光 を浴 び消滅 した。
ロムド
- Petro Seller
声 -掛川 裕彦 移民 局 オートレイヴ処理 課 課長 。ビンセントの上司 。リルの身 の上 を知 っているらしく、彼女 を「お嬢様 」と呼 ぶ。またコギトに感染 したピノの処理 にも出動 している。汚名 返上 と名誉 挽回 の用 い方 の錯誤 に気 づいていない。- メアリー ED26731
使 われていない移民 局 施設 にいた女性 型 愛玩 用 オートレイブ。リルの目前 でコギトに感染 する。その場 は逃走 するが、後 にリルの住 家 の近 くでビンセントによって処理 されている場面 が見 られる。- Cage Seal
声 -銀河万丈 情報 局 局長 。リルの上司 。オートレイブに依存 している傾向 が見 られる。市民 警備 局 の思惑 により、当初 リルが捜査 していた殺人 事件 の担当 を外 すことを通達 する。- ラウル・クリード
夫人 声 -田中 敦子 夫 であるラウルが市民 警備 局 局長 であることから少々 傲慢 な面 が目立 つ。ピノの元々 の主人 でもある。ビンセントにコギトの感染 を理由 にピノの処理 を頼 む[4]が、検査 の結果 確認 されなかったため彼女 の処理 を拒否 される。その際 、移民 であるビンセントに対 し「移民 」と連呼 しているなど軽蔑 する発言 をしている。ラウルに赤 ん坊 を見 せるためにセントラルモールに来 ていたところ、ビンセントに対 するモナド・プラクシーの襲撃 に巻 き込 まれ、ラウルの目 の前 で赤 ん坊 共々 殺害 される。この一 件 により、ラウルはプラクシーを掃討 するような考 えを深 めるきっかけとなった。- リアル・メイヤー
声 -小島 幸子 - デダルスが
密 かに作 っていたリル・メイヤーのクローン。実 はリル自体 が、エルゴの捕獲 という目的 で、モナドのクローンあるいは遺伝 的 にモナドの因子 を持 って作 られた存在 であり、ドノブがリルを失敗 作 であると断念 した(オートレイヴによる襲撃 )結果 、2度目 の挑戦 としてデダルスにリアル・メイヤーの作製 を命 じたという設定 がある[5]。よって、モナドのクローンでもあるともいえる。 - デダルス
本人 としては、デダルスの事 だけを考 える「理想 のリル」を作 りたかったようだが、エルゴと接触 した事 でモナドとしての記憶 を復活 させ、エルゴを求 めるようになる。リルがモナドと独立 した(人間 としての)自我 を持 っているのに対 し、リアルはモナドの記憶 を復活 させ、最後 にはリル・2・リアル(新生 モナド)となった。
コミューン
- フーディー
声 -有川 博 - コミューンのリーダー
的 存在 。ロムドから逃亡 したビンセントを介抱 した。一見 すると思慮 深 い老 紳士 。コミューンの人間 たちに対 してビンセントを「革命 戦士 」と偽 って認 めさせたり、音楽 プレーヤーを通信 機 のように偽 って周囲 の人間 にロムドと通信 しているように思 い込 ませるなど、虚言 癖 がある。どれもその場 しのぎの幼稚 な嘘 ではあるが、ビンセントの身 を案 じてのことでもあり、コミューンの分裂 を防 ぐためのものであったりと、彼 なりの優 しさからくる嘘 である。コミューンの住人 たちの大半 は何 か違和感 は覚 えていても、不安 を紛 わせ偽 りの希望 を与 えてくれる彼 の嘘 を特 に疑 いもせず受 け入 れている。しかしプラクシーの特徴 など彼 の発言 の中 には、結果 的 に真実 となった事柄 も多 い。感染 症 に罹 ったリルを搬送 するため、ロムドへの帰還 を果 たす。眼下 に広 がるロムドの街 を一望 し在 りし日 の思 い出 の中 、充足 感 とともに射殺 される(ロムドには一 度 外 へ出 た者 は2度 と戻 れないというルールがあるため)。 - クイン
声 -湯屋 敦子 息子 のティモシーとコミューンで暮 らしている[6]姉御 肌 の女性 。ロムドに戻 れないということを自覚 しており、もともとコミューンを離 れることを考 えていたが、ロムド側 の襲撃 により我 が子 ティモシーを失 ったことで、本格 的 に仲間 と共 にコミューンから外界 への脱出 を図 る。その際 にロムドの人間 であるリルに怒 りを覚 え、感染 症 に罹 っていた彼女 を人質 にすることを画策 した。ロムド側 からの追手 を振 り切 り脱出 に成功 するが、その戦闘 の際 に負傷 し息 を引 き取 る。クイン・ティモシー親子 の死 はピノに心 (特 に寂 しいという気持 ち)の存在 を明確 に示 すことになった。- ティモシー
声 -高戸 靖広 母 であるクインとコミューンで暮 らしている少年 。コミューンでピノと友達 になる。お絵 かきが好 き。ロムド側 の襲撃 によって死亡 。皮肉 にも彼 の死 がピノに心 の存在 を示 すきっかけとなった。空虚 人 声 -大友 龍三郎 、たてかべ和也 、水内 清光 、望 木 祐子 、石住 昭彦 - コミューンに
住 む人々 。ロムドを追 われコミューンを自由 の世界 というが、中 にはロムドへの帰還 を望 む者 もいる。日々 ロムド側 の定期 便 の脅威 にさらされており、コミューン掃討 作戦 およびコミューン脱出 の際 の戦闘 で多 くの犠牲 者 が出 た。わずかにコミューン脱出 に成功 した者 も外 世界 の厳 しい環境 によって全員 死亡 する。
ハロス
- オマカトル
声 -津田 英三 - ハロスの
軍隊 の副官 。食料 とセンツォン号 の修理 の引 き換 えとして自分 たちと共 にナイツと戦 うことをビンセントに要求 するが、セネキスによる兵士 の殺害 をビンセントの仕業 と断定 し牢獄 に閉 じ込 めてしまう。セネキスによって惨殺 される。 - パテカトル
声 -福田 信昭 - ハロスの
軍隊 の司令 官 。人間 はオートレイブに勝 たなければならないという考 えを持 っている。ナイツによって人口 母体 (ロムドのウームシスと同 じ)が破壊 され軍用 ヘリでの脱出 を図 ろうとするが、セネキスから逃 れることはできなかった。 - マヤウェル
声 -小林 愛 - ハロスの
女性 。月光 の代理人 ・セネキスの覚醒 、はじまりの鼓動 について述 べていたが、狂人 とみなされ牢獄 に閉 じ込 められていた。ナイツによって開放 されるが、セネキスによる軍用 ヘリの墜落 に巻 き込 まれ死亡 する。
アスラ
- カズキス・ハウアー
声 -井上 和彦 - アスラの
塔 に一人 で住 んでいる人物 。ワインを好 んでおり、味 にはかなりうるさい。一見 紳士 的 な人物 に見 えるが、空 になったワインの瓶 を投 げ捨 てるなど粗暴 な一 面 も見 られる。ハロスをナイツと呼 ばれるオートレイブで攻撃 していた張本人 である。
その他 のプラクシー
- ニートプラクシーのオートレイヴ
悪夢 のクイズSHOW
- ソウミちゃん
声 -沢海 陽子 悪夢 のクイズSHOWのナレーター。他 の悪夢 のクイズSHOWのスタッフ同様 オートレイヴであると思 われる。徐々 に年 を取 るような感 じでクイズ内容 の紹介 をする、解説 の途中 に私語 を入 れるなどくだけた印象 がある。
モスコ
- アムネジア
声 -島田 敏 - エルゴ(ビンセント)の
記憶 の番人 であったオートレイブ。コギトに感染 し記憶 の維持 が困難 になったため、全 ての記憶 を秘密 の部屋 の壁 に書 き写 していた。プラクシーワンの手 によって破壊 される。ワンからビンセントのペンダントと同 じものを預 けられ、彼 らにロムドに行 くように伝 えた。
スマイル園
- アル
声 -楠 大典 - プル
声 -伊藤 健太郎 娯楽 用 オートレイブ。アルとプルはそれぞれ自分 のことを「太 めのチビのハナペコ」、「細 めノッポのいばりんぼ」と言 い、気 の合 う仲良 しとして行動 を共 にしている。娯楽 用 のためか動 きが他 のオートレイブよりも非常 にコミカルである。- お
笑 いアトラクションのコメディア・デラルテに所属 していたが、アトラクションが閉鎖 されたためゴミ捨 て場 にいた。途中 で色々 目的 を変 えながら、ピノと一緒 にスマイル園 を冒険 する。ピノの自然 な笑顔 に感化 されウィル・B・グッドに反発 するが、彼 の真意 を知 りピノにスマイル園 を救 うよう頼 む。 - ロギ
声 -草尾 毅 - コオロギの
姿 をした監視 ・偵察 用 オートレイブ。ウィル・B・グッドの意思 に従 ってピノからビンセント(エルゴ)の弱点 をき出 そうとするが、肝心 なところでアルとプルに話 をそらされる上 に、彼 らからは終始 無視 されてしまう。アルやプルたちのせいで話 が進 まないことに苛立 ち、手 っ取 り早 くピノたちをウィル・B・グッドのもとに向 かわせる。 - ポリスワン
警部 声 -柳沢 栄治 - スマイル
園 の警備 を行 っているオートレイブ。名前 の通 り犬 と同 じ姿 をしていて、なぜか園内 を見回 るときは自分 の顔 を何 倍 にも大 きくしたような被 り物 をしている。タダ乗 りしようとしていたピノたちを逮捕 するが、ピノの自然 な笑顔 に影響 を受 ける。 - ポリスニャール
声 -立野 香菜 子 - ポリスワン
警部 の助手 をしているオートレイブ。名前 の通 り猫 と同 じ姿 をしている。彼女 も警部 同様 ピノの笑顔 に感化 される。
用語
始 まりの鼓動 - プラクシープロジェクトにおいて、
完全 な人類 再生 に成功 したときに始 まるプラクシーへの異変 を指 したもので、プラクシーの創造 者 がしくんだプラクシー抹殺 のためのプログラム。プラクシー同士 は出会 えば本能 的 に殺 し合 うこととなる。プラクシーワンが完全 な人類 作製 に成功 したことでこれが始 まり、モナドの覚醒 も同 時期 に起 きた。殺 し合 う本能 を「嘆 きのさだめ」とカズキスは呼 んでいた。プラクシーが死 ねば、子孫 を作 れない人間 もどきは必 ず滅 びることになる。プラクシープロジェクトの終焉 、ブーメランプロジェクトによって疎開 した人類 の帰還 を意味 する。 - プラクシー
異常 な身体 能力 を持 つ異形 の怪人 (中 には人間 に擬態 しているものもいる)。その実態 は、各 ドームとそこに住 む人々 (人間 もどき)を作 った創造 主 である。デダルスの研究 によると生物 学 的 または神学 的 に見 ても人間 とは異 なる存在 であり、性別 も確認 できないとされている[7]。体 は不死身 のアムリタ細胞 で構成 されているため基本 的 には不死身 である(詳細 はアムリタ細胞 の項目 を参照 )。- プラクシーのペンダント
- それぞれのプラクシーに
与 えられているペンダント。それぞれにプラクシーのナンバーを示 すローマ数字 が刻 まれている(ちなみにプラクシーワンはI、モナドはXIII)。 - アムリタ
細胞 - プラクシーの
体 を構成 する細胞 。基本 的 に不死身 であり、プラクシーの生命 力 はこれに由来 する。ただしプラクシー同士 での戦闘 やFP光線 や太陽 の光 を浴 びた場合 には細胞 が破壊 されるため、その場合 プラクシーは死亡 する。 人間 もどき- プラクシープロジェクトにおいて、プラクシー
達 に不完全 な形 で創造 された人類 。完全 な人類 に比 べ、交配 で子孫 を作 れない、免疫 力 が弱 いなどの欠陥 を持 つ。その結果 、ドームでの居住 を余儀 なくされ、ウームシスにより管理 生産 される。創造 主 にとっては失敗 作 であり、破棄 されるべき存在 。 移民 局 オートレイヴ処理 課 - ビンセントが
勤 めていた部署 で、コギトに感染 したオートレイブの処理 または感染 の確認 などを行 っている。処理 に際 しては銃器 等 の武器 を使用 することもあるが、それほど充実 しているわけではないため仕留 めたオートレイブの損傷 は激 しい場合 が多 い。 - ウームシス
- ロムド
市民 全員 が誕生 する人工 子宮 (人間 もどきであるがためにロムド市民 には生殖 能力 がない)。ドーム内 での人々 の生活 の安定 のために人口 の調節 が行 われている。またドーム内 にプラクシーがいなくなるとその運営 に大 きな支障 をきたす(沈黙 する)事 になる。ハロスなどのドームにも同様 のものがある。エルゴ失踪 でウームシスが沈黙 したとき、ドノブはモスコに侵攻 し、エルゴの代 わりにモナドを拉致 したことでウームシスの機能 を回復 することに成功 していた。しかし実際 には同 時期 に、壊滅 させたモスコから引 き受 けた移民 の中 にヴィンセント(記憶 を失 ったエルゴ)も含 まれていたため、ウームシスの回復 が昏睡 したモナドによるものかは明 らかではない。 - オートレイヴ
- この
世界 で使用 されているロボット。- アントラージュ
型 主人 である人物 に随行 するオートレイブ。随行 する人物 に指示 を与 えたり、情報 の検索 、メディカルチェックなどの機能 が備 えられている。愛玩 型 持 ち主 の愛 の対象 として作 られているオートレイブ。他 のオートレイブに比 べると顔 の造詣 が人間 に近 いまたはそっくりのものが多 く、主 に子供 や女性 が主流 となっている。上記 のアントラージュ型 のような機能 は備 え付 けられていないが、絵画 や楽器 演奏 などの機能 は備 わっている模様 。武装 型 警備 局 にある大型 のオートレイブ。銃器 が装備 されており、背部 に操縦 席 が設 けられている。- ナイツ
- ハロスを
襲撃 していたオートレイブ。ハロスの兵士 達 を滅 ぼすためにカズキス・ハウアーがアスラで製造 していた。
- アントラージュ
海馬 ファイル- オートレイブにある
記憶 中枢 。廃棄 されたオートレイブはこの部分 を調 べられることでコギトの感染 を判断 される。またこれにより対象 となるオートレイブの記憶 をたどることができる。 - コギトウイルス
- オートレイブに
取 り付 き自我 を持 たせるウイルスプログラム。名前 はラテン語 の「コギト(私 は考 える)」に由来 している。このウイルスプログラムに取 り付 かれたオートレイブは主人 である人間 の言 うことを聞 かなくなり、場合 によっては暴走 などのトラブルを引 き起 こすことがある。 - オートレイブはコギトウイルスに
感染 した直後 、天 に向 かって祈 りを捧 げる仕草 をする。また感染 オートレイブはほぼ同 じ逃走 経路 を辿 る傾向 がある。ブーメランプロジェクト(BP)にも何 らかの関係 があるらしい。 - コミューン
様々 な理由 でロムドを離 れざるを得 なくなった人々 の暮 らす集落 。ドームに隣接 し、ドームからの廃棄 物 などに依存 している。気温 が低 く、感染 症 によりドーム逸脱 者 の8割 が死亡 するなど環境 が厳 しい。またロムドの警備 用 オートレイブの定期 巡回 のため、常 にロムドの脅威 にさらされている。発見 された人間 は射殺 されてしまう。集落 の人々 の中 にはロムドへの帰還 を切望 している者 もおり、あまりまとまりがあるようには見受 けられない。- シティ・ライツ・ブックストア
市民 管理 局 市民 警備 局 市民 厚生 局 市民 情報 局 人類 先史 数 千 年 前 、人類 は石油 ・石炭 に代 わる資源 としてメタンハイドレートを見出 すが、そのメタンハイドレート層 の崩壊 によって地球 上 の生物 の85%を死滅 させてしまう。人類 自 らも生存 の危機 に立 たされ、ブーメランプロジェクトとプラクシープロジェクトという二 重 の発動 により人類 の再生 ・生存 を計画 した。長 い年月 の末 、ついにプラクシーワンが完全 な人類 の再生 に成功 し、同時 にブーメラン号 でも生 き残 っていた人類 も地球 への帰還 を開始 する。- センツォン・トトチティン
帆船 のような乗 り物 。通称 「400羽 のウサギ」。フーディー以外 は誰 も見 たことがないためその存在 が疑問 視 されていたが、フーディーの住 家 の近 くにある湖 に封印 されていた。コミューンからの脱出 の際 に用 いられ、以後 ビンセントたちはこれに乗 ってモスコを目指 すことになった。動力 が風 であるため燃料 切 れの心配 はない反面 、風 のない場合 あるいは風 の強 い場合 は出発 できないという帆船 ならではの欠点 もある。創造 主 - この
世界 において、絶対 的 な意味 での創造 主 とは地球 から脱出 しプラクシープロジェクトを計画 した人類 のことをさし、プラクシーはその代理人 に過 ぎない。一方 、各 ドームにおいて、住人 (人間 もどき、オートレイヴ)たちにとっての創造 主 はプラクシーである。 定期 便 - ロムドの
外 およびコミューン周辺 を巡回 する警備 用 オートレイブ。毎日 決 まった時間 に決 まったコースを巡回 する。銃器 の武装 もあり、普段 は空中 を浮遊 して移動 するが水中 でも行動 可能 である。あくまで設定 された範囲 、コースを巡回 するだけで、設定 された範囲 を逸脱 した目標 に関 してはそれ以上 の追尾 をすることは無 い。また、オートレイヴに対 する発砲 も設定 されていない。 - ドーム
-
- ロムド
- モスコ
- ハロス
- アスラ
無人 のドーム- レフプラクシーのドーム
- プラクシーワンのドーム
- ワンが
唯一 再生 に成功 した(完全 な)人類 が暮 らすドーム。ラウルの発射 したラプチュア(核 ミサイル)により壊滅 、再生 された人類 も滅亡 する。 - スマイル
園
- ブーメランスター
号 惑星 間 移民 船 (俗称 疎開 船 )。地球 環境 の悪化 による絶滅 の危機 を避 けるために、人類 により静止 衛星 軌道 上 で造船 された宇宙船 。- ブーメランプロジェクト
上記 の疎開 船 により一部 の人類 が地球 を脱出 し、地球 が人間 の生存 可能 な条件 を回復 するまで疎開 船 で人類 が存続 できれば、環境 が回復 した際 に帰還 する計画 。後述 のプラクシープロジェクトとは独立 に計画 ・実行 された。ブーメランプロジェクトは「第 一 オプション」(by デダルス)であると考 えられ、地球 に帰還 すべき人類 が生存 していた場合 は、地球 への帰還 にとって障害 になる地球 に先住 している人類 (もどき)を、コギトウイルスによる暴走 オートレイヴにより取 り除 くことも画策 されていた。プラクシーが日光 の下 で生 きられずに環境 回復 した地球 から一掃 されることも、この計画 の一部 であると推測 される。- プラクシープロジェクト
- ダブルピーと
略 す事 もある。環境 破壊 された地球 上 でも存命 でき、不死 であるプラクシー達 が、地球 環境 が比較的 正常 に戻 ったと判断 したときに人類 の再生 を行 うことを目的 とした計画 。実際 には環境 回復 に予測 以上 の時間 を要 したため、劣悪 な環境 で計画 が開始 されることとなったうえ、プラクシーのもつ再生 人類 のデータも長期間 にわたる記憶 での容量 オーバーなどにより欠損 し、ほとんどのプラクシーは、「不完全 な創造 主 」として、子孫 を残 せない人類 もどきという形 でしか再生 を行 なえないことになった。本来 、再生 人類 のために使 われるはずのオートレイヴも人間 もどきの維持 のために使 われているロムドは失敗 作 といえる。エルゴはロムドで人類 の再生 に失敗 したことに気付 き、それでも彼 らを排除 できないことから、失意 の内 にロムドを捨 てることになった。 - ミュータント
- ピノが
見 つけた洞窟 に生息 していた生物 。数 千 年 の間 、微弱 な有毒 ガスに蝕 まれミュータント化 した、ブーメランプロジェクトで取 り残 された人類 の成 れの果 てと思 われる。有毒 ガスへの適応 を果 たした結果 、正常 な大気 の下 では生存 できなくなった。洞窟 の入 り口 近辺 、ガス濃度 の薄 まった部分 で朽 ち果 てていたのはこの為 である。知能 的 にも退化 が見 られるが、人間 もどきにはない生殖 能力 を維持 している。 - ライトレール
- ドーム
内 に作 られた路上 鉄道 - ラプチュア
- ロムドによるモスコ
侵攻 の際 に使用 された熱 核 反応 爆 弾 。モスコ侵攻 終了 後 も地下 施設 にて封印 されていたが、ラウルによってプラクシーワンのドームに向 け発射 された。ちなみにロムド市民 は何 も知 らされていないため「光 の柱 」という認識 しかされていない。 - レゾンデートル
フランス語 で「存在 理由 」の意 。デダルスとイギーのレゾンデートルは共 にリルであった。だが双方 ともそのレゾンデートルの視界 に自分 が居 ないことに苦悩 、嫉妬 し、狂気 に身 を落 とすこととなっていった。- ADW(Aus Der Wickel)プロジェクト
- ラウルが
提唱 した人体 改造 計画 。プラクシーがいなくなり滅亡 の一途 を辿 るロムドを救 うため、プラクシーがいなくとも自分 たち市民 が変 わればいいという考 えに基 づいている。詳細 は不明 だが人間 もどきと完全 な人間 の違 いから推測 すると、免疫 力 の向上 や生殖 能力 の回復 などが考 えられる。結果 的 に失敗 に終 わり、ロムドの人口 の9割 が死滅 するという大 惨事 になった。 - AHT
- FP(Fundamental Particle)
光線 - U4
引用
人名 ・単語 の元 ネタ
- リル124C41+ (re-l124C41+) One to forsee for one - ラルフ124C41+ (Ralph 124C41+) ヒューゴー・ガーンズバック(Hugo Gernsback)
- デダルス - ダイダロス(Δαίδαλος)ギリシャ
神話 より イカロスの父 - クリステヴァ - ジュリア・クリステヴァ(Julia Kristeva)
- ドゥルーズ - ジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze)
- ガタリ - フェリックス・ガタリ(Félix Guattari)
- ラカン - ジャック・ラカン(Jacques Lacan)
- デリタ - ジャック・デリダ(Jacques Derrida)
- フッサール - エドムント・フッサール(Edmund Gustav Albrecht Husserl)
- バークリー - ジョージ・バークリー(George Berkeley)
- エルゴ -
我 思 う、ゆえに我 あり(cogito, ergo sum)ルネ・デカルト(René Descartes) - モナド - モナド(monado)ライプニッツ(Leibniz)「
単 子 論 」 - アムリタ - アムリタ(Amrita) インド
神話 より - アスラ - アスラ(असुर) インド
神話 より - センツォン・トトチティン -センツォン・トトチティン アステカ
神話 より
スタッフ
原作 ・アニメーション制作 - manglobe[1]監督 -村瀬 修 功 [1]- チーフライター -
佐藤 大 [1] - キャラクターデザイン -
恩田 尚之 [1] - セットデザイン -
佐藤 道明 - デザインワークス -
佐山 善則 、山根 公利 、柳瀬 敬之 [1] - デザイン
協力 -出渕 裕 [1] 美術 -青井 孝 色彩 設計 -山崎 紀代美 (第 12話 まで)→吉村 智恵 、久保木 裕一 (第 13話 から)撮影 監督 -山田 和弘 編集 -長坂 智樹 音楽 -池 頼広 [1]音響 監督 -百瀬 慶一 - フォーリーアーティスト -
佐藤 秀 国 - プロデューサー -
松田 章男 、藤井 さとし、鈴木 路子 、河 内山 隆 製作 - ジェネオン エンタテインメント、GENEON ENTERTAINMENT USA、WOWOW、manglobe
主題歌
- メインテーマ: PARANOID ANDROID (Radiohead)
- オープニングテーマ: kiri (MONORAL)
- エンディングテーマ: Fellow Citizens (
池 頼広 )
※
各 話 リスト
サブタイトル | |||||
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meditatio I | はじまりの awakening |
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meditatio II | confession |
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meditatio III | mazecity |
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meditatio IV | futu-risk |
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meditatio V | TASOGARE |
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meditatio VI | domecoming |
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meditatio VII | リル124C41+ re-l124c41+ |
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meditatio VIII | shining sign |
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meditatio IX | angel's share |
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meditatio X | cytotropism |
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meditatio XI | anamnesis |
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meditatio XII | hideout |
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meditatio XIII | wrong way home |
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meditatio XIV | ophelia |
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meditatio XV | WHO WANTS TO BE IN JEOPARDY! |
マツモトジュンイチ |
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meditatio XVI | デッドカーム busy doing nothing |
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meditatio XVII | terra incognita |
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meditatio XVIII | life after god |
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meditatio XIX | eternal smile |
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meditatio XX | Goodbye Vincent |
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meditatio XXI | shampoo planet |
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meditatio XXII | bilbul |
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meditatio XXIII | deus ex machina |
関連 商品
センツォン・ヒッチャーズ&アンダーテイカー
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 『
月刊 ニュータイプ 2006年 8月 号 』角川書店 、2006年 8月 1日 、197頁 、ASIN B000GGRUZQ - ^ モナドとの
接触 直後 にメアリーやピノといったオートレイヴがコギトウイルスに感染 する描写 がある。 - ^ ニートがいた
場所 がウームシスと同 じものであったことから、その森 も元 は都市 であったと思 われる。 - ^ もっとも
子供 を持 つことを許可 され、更 に家政 婦 型 オートレイブを傍 につけようと考 えていたため、ピノが不要 となり処理 させようとしたというのが本当 の理由 であると考 えられる。 - ^
佐藤 大 インタビューより。 - ^ DVDブックレットによると、クイン・ティモシー
親子 は「本当 の親子 ではない」とのこと。 - ^ ただし、セネキスなどが
人間 の女性 と同 じ外見 をしていることと、エルゴとモナド、セネキスとカズキスのように互 いに愛 し合 う関係 をもつ例 もあることから詳 しいことは不明 。
外部 リンク
- マングローブ - エルゴプラクシー - ウェイバックマシン(2015
年 8月 15日 アーカイブ分 )
WOWOW |
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Ergo Proxy
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