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HTTP 503

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

HTTP 503、またはエラーメッセージ 503 Service Unavailable(「サービス利用りよう不可ふか」「サービスが利用りようできません」の)は、HTTPステータスコードひとつ。一時いちじてきにサーバーにアクセスできないことをしめす。

概要がいよう

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HTTPによる通信つうしんさい、クライアント(ブラウザー)からのアクセス要求ようきゅうたいするサーバーがわからの返答へんとうコード(HTTPステータスコード)のひとつ。はじめの5がサーバー内部ないぶのエラーであることをしめしている。同様どうようにサーバーエラーが関連かんれんして表示ひょうじされるエラーコードである500 Internal Server Errorとはちがい、このコードは一時いちじてきにサーバにアクセスできずサービスが利用りよう不可能ふかのうになっていることをしめしている。このコードが表示ひょうじされる要因よういんとしては、

  • 当該とうがいウェブサイトに瞬間しゅんかんてき多数たすうのアクセスがなされ、サーバーが処理しょり不能ふのうおちいった。
  • サーバーがメンテナンスちゅうなどで機能きのうしていなかった。
  • サーバない最大さいだいデータ転送てんそうりょう超過ちょうかした。
  • どういちサーバないほかのサイトへのアクセスの集中しゅうちゅう

などがげられる。一度いちどこのエラーが発生はっせいしてしまうと、サーバのトラブルが解消かいしょうされないかぎ復旧ふっきゅうしない。対処たいしょほうとしてはウェブサーバーがわ高性能こうせいのうキャッシュ利用りようしたデータの転送てんそうりょうおよび転送てんそう速度そくど向上こうじょうなどがある。

LaravelRuby on Railsなど、一部いちぶWebアプリケーションフレームワークでは、設定せってい変更へんこうや、コマンド実行じっこうなどで、メンテナンス形態けいたいにすることが可能かのうとなっている。この状態じょうたいにすると、つねに503のエラーコードをかえこととなる。たとえば、LaravelではArtisanコマンドをもちいてphp artisan downというコマンドを実行じっこうすると、つねに503のコードとともに、メンテナンス画面がめん表示ひょうじする状態じょうたいとなる。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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  • RFC 1945 - Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.0
  • Service Temporarily Unavailable 503エラー対策たいさく方法ほうほう - KDDIウェブコミュニケーションズ運営うんえいするホスティングサービスCPI解説かいせつサイト