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TOHJIRO

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TOHJIRO(とうじろう、1956ねん6月17にち - )は、日本にっぽんAV監督かんとく映画えいが監督かんとく実業じつぎょう東京とうきょうみなと六本木ろっぽんぎ出身しゅっしん[1]株式会社かぶしきがいしゃオムプロダクション代表だいひょう取締役とりしまりやく

来歴らいれき人物じんぶつ

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  • 小学生しょうがくせい時代じだいチャップリンの『キッド』や『ライムライト』などの作品さくひん映画えいが業界ぎょうかいこころざす。中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう明治大学めいじだいがく付属ふぞく中野高等学校なかのこうとうがっこう定時ていじせい進学しんがく在学ざいがくちゅう円谷つぶらやプロで『ミラーマン』の美術びじゅつアルバイトとしてたずさわる[2]
  • 1974ねん明治大学めいじだいがく付属ふぞく中野高等学校なかのこうとうがっこうぜんにちせい転籍てんせき
  • 1975ねん横浜よこはま放送ほうそう映画えいが専門せんもん学院がくいんげん:日本にっぽん映画えいが大学だいがく)に入学にゅうがくだいいち期生きせいとなる。
  • 1976ねん横浜よこはま放送ほうそう映画えいが専門せんもん学院がくいん在籍ざいせき映画えいが監督かんとく森崎もりさきひがしさそわれ、映画えいが黒木くろき太郎たろうあい冒険ぼうけん』の脚本きゃくほん製作せいさく役者やくしゃとして映画えいが監督かんとく目指めざ青年せいねんじゅういちやく出演しゅつえん
  • 1979ねん映像えいぞうプロデューサーのさだまつあさ哉子とともミニシアター「クリエイティブ・スペースOM」を六本木ろっぽんぎ開設かいせつ[3](2018ねん現在げんざい閉鎖へいさ)。石井いしいさとしわた山本やまもと政志まさし上映じょうえいかいひらくなどの活動かつどうおこなっていた。どう時期じき仲代なかだい達矢たつや劇団げきだん無名むめいじゅく公演こうえん演出えんしゅつ助手じょしゅ演出えんしゅつとしてかかわる。
  • 1984ねん、5000まんえん借金しゃっきんをして自主じしゅ映画えいがゴンドラ』を制作せいさく開始かいし
  • 1986ねん4がつ、『ゴンドラ』が完成かんせいするもしょ事情じじょうにより国内こくないでの上映じょうえい困難こんなんとなる。試写ししゃかい森崎もりさきひがしかわ喜多きたかしこ評価ひょうかされたのち、海外かいがい映画えいがさい多数たすうしょう受賞じゅしょう。マルセル・マルタンらに評価ひょうかされる。
  • 1987ねん10月、かわ喜多きたかしこの助言じょげんによりホールをりて『ゴンドラ』の特別とくべつ先行せんこう上映じょうえいおこなう。
  • 1988ねん4がつ特別とくべつ先行せんこう上映じょうえいでの好評こうひょうけ、『ゴンドラ』が国内こくない正式せいしき劇場げきじょう公開こうかいされる。国内こくないでの上映じょうえいでは谷川たにがわ俊太郎しゅんたろう著名ちょめいじんからも評価ひょうか[4] 一方いっぽう制作せいさく借金しゃっきんのこってしまう。
  • 1989ねんつぎさく制作せいさく準備じゅんびはいっていたがスポンサーから脚本きゃくほんくわえるよう指示しじされるなどしたことで自身じしんりたかったものがれなくなり、頓挫とんざ。『ゴンドラ』制作せいさく借金しゃっきんなやんでいたさいアダルトビデオメーカーV&Rプランニング紹介しょうかいされ、「きにっていい」とわれたことをけにアダルトビデオ制作せいさくたずさわるようになる。『ゴンドラ』制作せいさく以前いぜんからの知人ちじんだった溜池ためいけゴローとも脚本きゃくほんいた『ブルーフィルム』(冴島さえじま奈緒なお主演しゅえん)でAV監督かんとくデビュー[5]。アダルトビデオ作品さくひん制作せいさくつづけるも制作せいさくえる作品さくひんつづけたため借金しゃっきんえてしまうが、作品さくひん出演しゅつえんする女性じょせいたちに自身じしんが『ゴンドラ』でえがいたことにつうずるものをかんじ、かれる。以降いこう、アダルトビデオ制作せいさく中心ちゅうしん活動かつどうする。
  • 1997ねん、レンタルビデオからセルビデオに活動かつどううつ[5]
  • 2001ねん4がつ、アダルトビデオメーカー「ドグマ」を設立せつりつ[5]
  • 2014ねん3月、映画えいが黒木くろき太郎たろうあい冒険ぼうけん上映じょうえいイベントのトークショーに体調たいちょう不良ふりょう参加さんか出来できなくなった森崎もりさきひがしわりにゲストとして参加さんかしたさい、TOHJIRO本人ほんにんうことを目的もくてき体調たいちょう不良ふりょうしてイベントに森崎もりさきから「おれきているうちに2ほん映画えいがせろや!!」と叱咤しったされる[6]
  • 2016ねんイマジカ保存ほぞんされていた『ゴンドラ』のネガフィルム劣化れっかすすんだことや自身じしん還暦かんれきむかえたこと、当時とうじ『ゴンドラ』を評価ひょうかしてくれたひとたちの言葉ことば師匠ししょうあお森崎もりさきひがしからの叱咤しったなど、様々さまざま理由りゆうから『ゴンドラ』に新作しんさく制作せいさくする覚悟かくご意味いみめてデジタルリマスターはん制作せいさくめる。
  • 2017ねん全国ぜんこく各地かくちのミニシアターをまわり、『ゴンドラ』デジタルリマスターばん上映じょうえい
  • 2018ねん8がつ佐賀さが映画えいがかんで「せい」についてかたうことをテーマにした女性じょせいのみ参加さんか可能かのうとしたAV鑑賞かんしょうかいおこな[7]
  • 2019ねん12月、まぼろし映画えいが復刻ふっこくレーベルDIGから『ゴンドラ』がHDリマスターはんとしてはつDVD&ブルーレイ
  • 2023ねん9がつには『しゅら』がドイツでおこなわれたオルデンブルグ国際こくさい映画えいがさいミッドナイト・エクスプレス部門ぶもんにノミネート[8][9]

監督かんとく作品さくひん

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映画えいが一般いっぱん作品さくひん

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  • ゴンドラ』(監督かんとく脚本きゃくほんなつめ耶子と共同きょうどう、OMプロダクション、1986ねん伊藤いとう智生ともお名義めいぎ
  • 劇場げきじょうばん いたくて、きもちいいこと(2022ねん)TOHJIRO(伊藤いとう智生ともお名義めいぎ[10]
  • しゅら-なわ姉妹しまい(2023ねん)TOHJIRO(伊藤いとう智生ともお名義めいぎ[11]

アダルトビデオ

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すべてTOHJIRO名義めいぎ

  • 『ブルーフィルム』(V&Rプランニング、1989ねん
  • 『あぶない放課後ほうかごおんな教師きょうしスペシャル 沢口さわぐちまりあ』(V&Rプランニング、1991ねん1がつ1にち
  • 監禁かんきんボディドール』シリーズ(マックスエー、1993~1995ねん
  • 『うぶ 森下もりしたくるみ』(SODクリエイト、1998ねん9がつ18にち
  • 緊縛きんばくMじょ調教ちょうきょう』シリーズ(SODクリエイト、1998ねん
  • 秘技ひぎ伝授でんじゅ』シリーズ(SODクリエイト、1998~1999ねん
  • 全裸ぜんらわか女将おかみ 森下もりしたくるみ』(SODクリエイト、2000ねん12月8にち
  • あいしのおんな教師きょうし 朝岡あさおか実嶺みれい』(ソフトオンデマンド、2001ねん1がつ20日はつか) 
  • 『なな 伊藤いとう千夏ちなつ』(SODクリエイト、2001ねん6がつ20日はつか
  • あお性欲せいよく』シリーズ(ドグマ、2001~2012ねん
  • しろ性欲せいよく』シリーズ(ドグマ、2001~2010ねん
  • あか性欲せいよく』シリーズ(ドグマ、2002ねん
  • 痴女ちじょ性欲せいよく』シリーズ(ドグマ、2002~2005ねん、2009ねん
  • 『アナルトランスDX』シリーズ(ドグマ、2002~2007ねん
  • 拘束こうそく椅子いすトランス』シリーズ(ドグマ、2002ねん~)
  • 拘束こうそく椅子いすレズビアン』シリーズ(ドグマ、2004~2007ねん
  • 巨乳きょにゅう拘束こうそくトランス』シリーズ(ドグマ、2004~2006ねん
  • 『Mトランス』シリーズ(ドグマ、2004~2006ねん
  • 『Mドラッグ』シリーズ(ドグマ、2005ねん~)
  • 『エンドレス・ファッカー』シリーズ(ドグマ、2005~2006ねん
  • なわ・M女優じょゆう コレクション』シリーズ(ドグマ、2006~2008ねん
  • 旦那だんなまえで…ネット中毒ちゅうどく人妻ひとづま・レイプ奴隷どれい 川上かわかみゆう』(ドグマ、2010ねん12月24にち
  • 解禁かいきん TOHJIRO』シリーズ(ドグマ、2016ねん~)
    • 『ガチンコであたまがぶっぶくらいイキたい。かすみはて』(ドグマ、2016ねん1がつ19にち)
  • 解禁かいきんSM緊縛きんばく奴隷どれい かすみはて』(ドグマ、2016ねん2がつ19にち)
  • 『Mドラッグ 女体にょたいにく便器べんき連続れんぞくイラマチオ・せいちゅうし かすみはて』(ドグマ、2016ねん3がつ19にち)

多数たすう

ミュージックビデオ

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イメージビデオ

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出演しゅつえん作品さくひん

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  • 黒木くろき太郎たろうあい冒険ぼうけん(「伊藤いとう裕一ひろいち名義めいぎ、「伊藤いとうじゅういちやくATG、1977ねん

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 「みんなの☆りれきしょ」2011ねん7がつ6にち
  2. ^ 表現ひょうげん太陽たいようだいいちかいゲスト TOHJIRO
  3. ^ 『シネ・フロント』221ごう(1995ねん3がつ、Vol.20、No.2)より
  4. ^ 『ゴンドラ』パンフレットより
  5. ^ a b c 天才てんさい鬼才きさいインタビュー カントクたちがAVを理由りゆう だい3かい TOHJIRO (前編ぜんぺん) - スカパー! アダルト
  6. ^ 30ねんえてリバイバル上映じょうえい! - 映画えいが『ゴンドラ』公式こうしきサイト
  7. ^ 女性じょせい限定げんていのAV観賞かんしょう、みんなでかたる「せい佐賀さが映画えいがかん - 朝日新聞あさひしんぶんデジタル 2018ねん9がつ8にち
  8. ^ デラべっぴん編集へんしゅう (2023ねん10がつ20日はつか). “さん代目だいめあおいマリーと愉快ゆかい仲間なかまたち だい209かい】ドグマTOHJIRO監督かんとく作品さくひん『しゅら』がオンデンブルグ国際こくさい映画えいがさいにノミネート。TOHJIRO監督かんとく主演しゅえん女優じょゆう塩見しおみあやちゃんが参加さんかした映画えいがさい様子ようすをレポート!”. デラべっぴんR. 2023ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  9. ^ 自主じしゅ制作せいさく成人せいじん映画えいがが、芸術げいじゅつ作品さくひんとしてだい30かいオルデンブルク国際こくさい映画えいがさい正式せいしき出品しゅっぴんさく選出せんしゅつ伊藤いとう智生ともお(TOHJIRO)監督かんとくの「ゴンドラ」以来いらい36ねんぶりの劇場げきじょうさく『しゅら』 - シネフィル - 映画えいがとカルチャーWebマガジン”. cinefil.tokyo (2023ねん9がつ11にち). 2023ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  10. ^ TheaterGuild. “劇場げきじょうばん『いたくて、きもちいいこと』トークづけ上映じょうえいかい”. TheaterGuild. 2022ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  11. ^ 映画えいが『しゅら-なわ姉妹しまい‐』公式こうしきサイト”. 映画えいが『しゅら-なわ姉妹しまい‐』公式こうしきサイト. 2023ねん5がつ20日はつか閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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