Windows 3.1では、標準でPCM音源による音声を出力することができたが、動画の再生は対応していなかった。そこで1994年に、映像と音声をそれぞれ個別に格納するAVI形式にて再生ができるソフトウェア群と、複数の映像ならびに音声コーデックを開発、配布した。この中には、標準で装備されているメディアプレーヤのバージョンアップも含まれていた。
同時期には、Apple Computer(現:アップル)からも、Macintoshの動画再生プログラム、QuickTime形式のファイルを再生できるQuickTime for Windowsも配布され、特にMac向けのCD-ROMソフトをWindowsに移植したものを中心に利用されていった。