én

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ハンガリー

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発音はつおん

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  • IPA(?): /ˈeːn/
  • (ファイル)

語源ごげん

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ハンガリーɛ̄n より。通常つうじょうウラル祖語そご -の1人ひとりしょう代名詞だいめいし *minäつづいているとみなされている。

しかし、どのようにハンガリー現在げんざいかたりかたちつようになったのかコンセンサスはない。すくなくとも4つのあんげられている:

  1. 語頭ごとう *m-不規則ふきそく喪失そうしつ
  2. óふる などのほかおおくの場合ばあいのように、より以前いぜん*ɛmen からかたりちゅう *-m-母音ぼいんしたのち喪失そうしつ
  3. より以前いぜん*ɛ̄mn より、子音しいん連結れんけつ *mnn簡略かんりゃく
  4. より以前いぜん*ɛ̄m より、*mi というみじか語根ごこんから派生はせいし、語根ごこんまつ*-m-n不規則ふきそく簡略かんりゃく。おそらく1人ひとりしょう単数たんすう体格たいかく engem にも関係かんけい(< ? *ɛmgɛm)

最後さいごの3つの選択肢せんたくしは、単語たんごまえ*ɛ-いていることを前提ぜんていとしている。これはおそらく強調きょうちょうしょう、またはウラル祖語そご代名詞だいめいし語根ごこん *e-これ由来ゆらいしている。(ezthis比較ひかくを)

同様どうよう不規則ふきそく一人称いちにんしょう代名詞だいめいしがあるものはつぎとおり:

これらがハンガリー同様どうよう起源きげんっている場合ばあい、それらは3・4番目ばんめあんもっと互換ごかんせいがあります。

代名詞だいめいし

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én (人称にんしょう代名詞だいめいし)

  1. わたしぼくおれ
    一人称いちにんしょう単数たんすう代名詞だいめいし
    Én vagyok a képen.写真しゃしんにはわたしうつっています。

かく変化へんか

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派生はせい

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注意ちゅうい: これらの語形ごけいén必要ひつようおうじて強調きょうちょうのためにのみ使つかわれます。

名詞めいし

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én (複数ふくすう主格しゅかく ének)

  1. (心理しんりがく) 自己じこエゴ

かく変化へんか

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語形ごけい変化へんか (語幹ごかん: -e-, 母音ぼいん調和ちょうわ: ぜんしたえんくちびる)
単数たんすう 複数ふくすう
主格しゅかく én ének
対格たいかく ént éneket
与格よかく énnek éneknek
かく énnel énekkel
いんかく énért énekért
変格へんかく énné énekké
いたかく énig énekig
さまかく(ként) énként énekként
さまかく(ul)
うちかく énben énekben
うえかく énen éneken
せっかく énnél éneknél
にゅうかく énbe énekbe
ちゃくかく énre énekre
むかいかく énhez énekhez
出格しゅっかく énből énekből
はなれかく énről énekről
だつかく éntől énektől
限定げんていてき
所有しょゆうがた単数たんすう
éné éneké
限定げんていてき
所有しょゆうがた複数ふくすう
énéi énekéi

参考さんこう文献ぶんけん

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  • én in Bárczi, Géza and László Országh. A magyar nyelv értelmező szótára (’The Explanatory Dictionary of the Hungarian Language’). ブダペスト: Akadémiai Kiadó, 1959–1962. だい5はん, 1992: →ISBN