積せき

漢字かんじ

積せき

• 部首ぶしゅ: 禾禾 + 11 画が
• 総画そうかく: 16画かく16
• 異体いたい字じ : 积（簡体字かんたいじ）
• 筆順ひつじゅん : ファイル:積せき-bw.png

字源じげん

• 形声けいせい。「禾」+音符おんぷ「責せめ /*TSEK/」。「たくわえる」「つみあげる」を意味いみする漢語かんご｛積せき /*tsek/｝を表あらわす字じ。

日本語にほんご

発音はつおん^(?)

• 音読おんよみ
  • 呉音ごおん : シ(表ひょう外がい)、シャク(表ひょう外がい)
  • 漢音かんおん : シ(表ひょう外がい)、セキ
  • 慣用音かんようおん : セキ
• 訓読くんよみ
  • 常用漢字じょうようかんじ表ひょう内ない

    つ-む、つ-もる

  • 常用漢字じょうようかんじ表ひょう外がい

    ずみ、しゃこ、さか、つみ、つ-もり、づ-み

名詞めいし

1. （セキ）二ふたつ以上いじょうの数かずを掛かけ合あわせて得えられる値ね。
   • もっと説明せつめいすれば、Ｘが５なら、除数じょすうのはじめの二に桁けた 74 との積せきは 370 となり、ヘに７が出でる。（海野うみの十三じゅうざ「暗号あんごう数字すうじ」）〔1938年ねん〕
2. （セキ）大おおきさ。広ひろさ。余地よち。
   • 「これは何なにということだ。上うえには上うえがあるものだ」翁おうは人ひとの世よの言葉ことばではじめてこういった。物ものの絶大ぜつだいの量りょうと絶大ぜつだいの積せきは説明せつめいなくしてそれが一ひとつの力強ちからづよい思想しそうとして影響えいきょうするものであることを翁おうは悟さとらせられた。（岡本おかもとかの子こ「富士ふじ」）〔1940年ねん〕
   • 固もとより広ひろい庭にわでない上うえに立木たちきの数かずが存外ぞんがい多おおいので、代だい助すけの歩あるく積せきはたんと無なかった。（夏目なつめ漱石そうせき「それから」）〔1909年ねん〕

発音はつおん^(?)

せ↘き

類義語るいぎご

• （語義ごぎ1）乗の積せき、乗算じょうざん、乗法じょうほう

対義語たいぎご

• （語義ごぎ1）商しょう

熟語じゅくご

• 積年せきねん
• 積分せきぶん
• 積雲せきうん
• 積せき堆うずたか
• 積層せきそう
• 積善せきぜん
• 積雪せきせつ
• 積せき翠みどり
• 積算せきさん
• 積せき学がく
• 積せき日び
• 積せき聚
• 積怨せきえん
• 積せき鬱うつ
• 積せき雨う
• 積せき羽わ
• 積悪せきあく
• 積載せきさい
• 積水せきすい
• 積せき送おく
• 積極せっきょく
• 積せき徳とく
• 乗の積せき
• 求もとめ積せき
• 集積しゅうせき
• 鬱積うっせき
• 外積がいせき
• 内積ないせき
• 堆積たいせき
• 滞積たいせき
• 力ちから積せき
• 累積るいせき
• 容積ようせき
• 載の積せき
• 面積めんせき
• 体積たいせき
• 実じつ積せき
• 沈積ちんせき
• 微ほろ積せき
• 山積さんせき
• 直積ちょくせき

中国ちゅうごく語ご

積せき *

• ロろーマ字まじ表記ひょうき
  • 普通ふつう話ばなし
    • ピンイン: jī (ji1)
    • ウェード式しき: chi¹
  • 広東かんとん語ご
    • イェール式しき: jik1
  • 閩南語ご
    • POJ: chek

動詞どうし

1. 積せき（つ）む

名詞めいし

1. （数学すうがく）積せき

朝鮮ちょうせん語ご

積せき *

• ハングル: 적, 자
• 音おと訓読くんよみ: 쌓을 적
  • 文化ぶんか観光かんこう部ぶ2000年ねん式しき: jeok, ja
  • マッキューン＝ライシャワー式しき: chŏk, cha
  • イェール式しき: cek, ca

ベトナム語ご

積せき *

• ロろーマ字まじ表記ひょうき
  • Quốc ngữ: tích

動詞どうし

1. 蓄積ちくせきする

名詞めいし

1. （数学すうがく）積せき

コード等とう

• Unicode
  • 16進しん: 7A4D 積
  • 10進しん: 31309 積
• JIS X 0208(-1978,1983,1990)
  • JIS
    • 16進しん：4051
  • Shift JIS
    • 16進しん：90CF
  • 区点くてん：1面めん32区く49点てん
• EUC
  • 16進しん：C0D1
• Big5
  • 16進しん：BF6E
  • 10進しん：49006
• 四角号碼しかくごうま : 2598₆
• 倉くら頡入力にゅうりょく法ほう : 竹たけ木き手しゅ一いち金きん (HDQMC)