デジタル大辞泉だいじせん 「俗言ぞくげん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご ぞく‐げん【俗言ぞくげん】 1 世間せけんで日常にちじょう的てきに使つかう言葉ことば。卑俗ひぞくな言葉ことば。俗語ぞくご。→雅言がげん2 世間せけんの評判ひょうばん・うわさ。[類語るいご]噂うわさ・風聞ふうぶん・風説ふうせつ・風評ふうひょう・風声ふうせいふうせい・風ふうの便たより・評判ひょうばん・世評せひょう・取とり沙汰さたざた・下馬評げばひょう・巷説こうせつこうせつ・浮説ふせつ・流説るせつ・流言りゅうげん・飛語ひご・流言飛語りゅうげんひご・虚説きょせつ・空言くうげん・前ぜん評判ひょうばん・説せつ・デマ・ゴシップ 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「俗言ぞくげん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご ぞく‐げん【俗言ぞくげん】 〘 名詞めいし 〙① 俗間ぞっかんで使つかうことば。また、下品げひんなことば。俗語ぞくご。俗ぞく辞じ。ぞくごん。⇔雅言がげん。[初出しょしゅつの実例じつれい]「天子てんしに俗言ぞくげんなし、同おなじく五ご位いになさんとてなされけるに何なにをかしるしにすべきといふに」(出典しゅってん:平治へいじ物語ものがたり(1220頃ころか)上じょう)[その他たの文献ぶんけん]〔春秋しゅんじゅう左ひだり伝でん注ちゅう‐隠かくれ公こう一いち一いち年ねん〕② 俗間ぞっかんの風説ふうせつ。世間せけんの取とりざた、うわさ。[初出しょしゅつの実例じつれい]「後進こうしんの文明ぶんめい学士がくしは凡俗ぼんぞくの俗言ぞくげん(ゾクゲン)に耳みみを傾かたむけずして、駸々しんしん(しんしん)独ひとり進すすむ可かきものなり」(出典しゅってん:福ぶく翁おきな百ひゃく話わ(1897)〈福沢ふくさわ諭吉ゆきち〉三さん三さん) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「俗言ぞくげん」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【俗言ぞくげん】ぞくげん 世俗せぞくの語かたり。字じ通どおり「俗ぞく」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう
世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)内うちの俗言ぞくげんの言及げんきゅう 【俳言】より …俳諧はいかいの制作せいさくに用もちいることばのうち,俗語ぞくご,日常にちじょう語ご,ことわざなど和歌わか・連歌れんがに嫌きらうことば,音読おんどくする漢語かんご,鬼おに,女じょ,竜りゅう,虎とら,狼おおかみなど千せん句く連歌れんがに一いち度どだけ使用しようを許ゆるされた耳立みみだつことばをいう。〈俗言ぞくげん(ぞくごん)〉〈ただごと〉〈ひらことば〉ともいう。俳文はいぶん芸げいジャンルの確立かくりつをめざす貞徳さだのりは,〈抑そもそも(そもそも)はじめは誹諧はいかいと連歌れんがのわいだめ(区別くべつ)なし。… ※「俗言ぞくげん」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。 出典しゅってん|株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)」