デジタル大辞泉だいじせん 「偽にせ層そう」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご ぎ‐そう【偽にせ層そう】 ⇒クロスラミナ 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「偽にせ層そう」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご ぎ‐そう【偽にせ層そう】 〘 名詞めいし 〙 地層ちそうの一ひとつの層そう理り面めんに対たいし、斜はす行ぎょうする小しょう層そう理りをいう。動揺どうようしている川かわの水みずや風ふうの力ちからでできたもので、層そう理り面めんとちがって水平面すいへいめんをあらわさない。偽にせ層そう理り。〔英和えいわ和英かずひで地学ちがく字彙じい(1914)〕 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
岩石がんせき学がく辞典じてん 「偽にせ層そう」の解説かいせつ 偽にせ層そう ① cross-lamination: →斜はす交成層そう ② current bedding: →水流すいりゅう層そう理り ③ false bedding: 斜はす交成層そう(cross-stratification).一般いっぱん層そう面めんと多少たしょうとも斜はす交かわして発達はったつする層そう理りで,水流すいりゅうまたは風ふうによって運はこばれた砂粒さりゅうが,流ながれの向むきに傾かたむいた層そうを作つくって堆積たいせきすることで形成けいせいされる.日本にっぽんでは偽にせ層そうという名称めいしょうが広ひろく用もちいられたが,現在げんざいでは斜はす交成層せいそうまたは斜はす交層理りが主おもに用もちいられる[木村きむらほか : 1973]. 偽にせ層そう 一ひとつの地層ちそうが一般いっぱんの成層せいそう面めんに様々さまざまな角度かくどで沈積ちんせきした薄うすい層そうから形成けいせいされるもの.斜はす交成層そう(cross-bedding)の方ほうが主おもに用もちいられる. 出典しゅってん 朝倉書店あさくらしょてん岩石がんせき学がく辞典じてんについて 情報じょうほう
ブリタニカ国際こくさい大だい百科ひゃっか事典じてん 小しょう項目こうもく事典じてん 「偽にせ層そう」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ 偽にせ層そうぎそうcross-bedding 地層ちそうの堆積たいせき面めんである層そう理り面めんに対たいして,斜はす交かわした層そう理りをもつ地層ちそう。砂層さそうの中なかに最もっともよくみられるが,シルト層そうや礫つぶて岩がん層そうの中なかにも発達はったつする。水流すいりゅうの移動いどうによってでき,一般いっぱんに偽にせ層そうの傾斜けいしゃ方向ほうこうは,水流すいりゅうの方向ほうこうにほぼ平行へいこうする。したがって,その地層ちそうの堆積たいせき時じにおける水流すいりゅうの方向ほうこうを復元ふくげんするのに役立やくだつ。 出典しゅってん ブリタニカ国際こくさい大だい百科ひゃっか事典じてん 小しょう項目こうもく事典じてんブリタニカ国際こくさい大だい百科ひゃっか事典じてん 小しょう項目こうもく事典じてんについて 情報じょうほう
日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ) 「偽にせ層そう」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ 偽にせ層そうぎそう →斜はす交層理り 出典しゅってん 小学館しょうがくかん 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)について 情報じょうほう | 凡例はんれい