デジタル大辞泉だいじせん 「肉体にくたい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご にく‐たい【肉体にくたい】 生身なまみのからだ。生いきている人間にんげんのからだ。肉にく身み。[類語るいご]体からだからだ・身体しんたい・体からだたい・身み・ボディー・肉にく塊かたまり・ししむら・骨身ほねみ・体躯たいくたいく・図体ずうたいずうたい・肢体したいしたい・五体ごたいごたい・全身ぜんしん・満身まんしん・総身そうしんそうしん・そうみ・人身じんしんじんしん・人体じんたい・体質たいしつ的てき・生理せいり的てき・肉体にくたい的てき・生いき身み・生身なまみ・体質たいしつ・体力たいりょく・スタミナ・フィジカル・生体せいたい 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「肉体にくたい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご にく‐たい【肉体にくたい】 〘 名詞めいし 〙 なま身みのからだ。肉にくによってできている身体しんたい。からだ。肉にく身み。うつしみ。また、性的せいてき欲望よくぼうの対象たいしょうとしてのからだ。[初出しょしゅつの実例じつれい]「シスル nicutaiuo(ニクタイヲ) ウケタル アイダワ ココロノ ヲモキコト、クルシキ コトワ ヲボユベキナリ」(出典しゅってん:コンテムツスムンヂ(捨世録ろく)(1596)三さん)「往々おうおう理り義ぎの勇いさみを振ふるうて、肉体にくたいの欲よくに克かつこと能のうはず」(出典しゅってん:西国さいごく立志りっし編へん(1870‐71)〈中村なかむら正直まさなお訳やく〉一いち〇) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)内うちの肉体にくたいの言及げんきゅう 【体からだ】より …このように,生物せいぶつ体たいとしての体からだはほぼ〈個体こたい〉に対応たいおうした多分たぶんに便宜べんぎ的てきな概念がいねんで,その内容ないようは多様たようであるうえ明確めいかくには規定きていしえない場合ばあいが少すくなくない。 狭義きょうぎの体からだは身体しんたい,肉体にくたいともいい,一般いっぱんには頭あたまの先さきから足あしやしっぽの先さきまで外皮がいひに包つつまれた全体ぜんたいをさすが,ときには四肢ししを除のぞいた体からだ幹みきのみをいうこともある。その外皮がいひは〈体からだ〉の内部ないぶ環境かんきょうを外部がいぶ環境かんきょうから画かくし,内部ないぶ環境かんきょうはホメオスタシスによって恒常こうじょう性せいを維持いじされている。… 【四大しだい】より …空そら大だいは物質ぶっしつの存在そんざいする場所ばしょを要素ようそとして数かぞえたものである。人間にんげんの身体しんたいも四よん大おおまたは五大ごだいより成なっているので,肉体にくたいのことを四大しだいとも五大ごだいともいう。また密教みっきょうでは認識にんしき作用さようの〈識大(しきだい)〉を加くわえて〈六ろく大だい〉とし,一切いっさい万有ばんゆう・全ぜん宇宙うちゅうの構成こうせい要素ようそとする。… 【肉にく】より …meatが14世紀せいき末まつころからしだいに鳥獣ちょうじゅうの肉にくや食肉しょくにくの意味いみに限かぎられてきたのは,肉食にくしょくを常つねとするイギリス人じんの食しょく習慣しゅうかんの結果けっかである。fleshは今日きょうの〈肉にく〉が意味いみするものとほぼ同おなじで,後述こうじゅつする精神せいしんや心しんと対立たいりつする肉体にくたいや肉欲にくよくのような観念かんねんまで包含ほうがんしている。 万物ばんぶつを支持しじする土どが身体しんたいの支持しじ組織そしきである肉にくに化かしたとみる五ご行ぎょう思想しそうは,1万まん8000年ねん生いきた盤ばん古いにしえが死しんで肉にくが土どになり,女おんな媧(じよか)が土どから人間にんげんをつくったとする古代こだい中国ちゅうごく神話しんわと通つうじている。… ※「肉体にくたい」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。 出典しゅってん|株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)」