文乃あやのゆき「ひだまりが聴きこえる」テレ東ひがしで連続れんぞくドラマ化か、中沢なかざわ元紀もとのりと小林こばやし虎とら之の介かいがW主演しゅえん

文乃あやのゆき「ひだまりが聴きこえる」「ひだまりが聴きこえる-幸福こうふく論ろん-」が連続れんぞくドラマ化かされ、7月がつ3日にちよりテレ東ひがしほかで放送ほうそうされると明あきらかに。中沢なかざわ元紀もとのりと小林こばやし虎とら之の介かいがダブル主演しゅえんを務つとめる。

「ひだまりが聴きこえる」は難聴なんちょうによっていつしか人ひとと距離きょりを置おくことが当あたり前まえになってしまった大学生だいがくせいの航こう平たいらと、明あかるくまっすぐな同級生どうきゅうせい・太一たいちが織おりなすヒューマンラブストーリー。正せい反対はんたいな性格せいかくの2人ふたりを、聴覚ちょうかくに障害しょうがいのある生徒せいとに講義こうぎ内容ないようをリアルタイムで伝つたえるボランティア“ノートテイク”がつなぐ。原作げんさくはBLアンソロジー・Canna（プランタン出版しゅっぱん）で連載れんさいされており、2017年ねんには実写じっしゃ映画えいが化かもされた。

杉原すぎはら航わたる平たいら役やくは中沢なかざわ、佐川さがわ太ふとし一役ひとやくは小林こばやし。2人ふたりは地上波ちじょうは連続れんぞくドラマ初はつ主演しゅえんだ。監督かんとくは八重樫やえがし風雅ふうが、牧野まきの将すすむ、原島はらしま孝たかし暢とおる、脚本きゃくほんは川崎かわさきいづみ。地上波ちじょうは放送ほうそうに先さきがけ、U-NEXTでは6月がつ26日にちより独占どくせん先行せんこう配信はいしんされる。

文乃あやのゆき（原作げんさく者しゃ）コメント

ひだまりは10年ねん前まえから連載れんさいを続つづけている作品さくひんで一いち度ど映像えいぞう化かもして頂いただいているので、ここにきてドラマ化かのお話はなしを頂いただけるのは大変たいへん光栄こうえいに思おもいます。
制作せいさく陣じんの方々かたがたや主演しゅえんキャストのお2人ふたりに作品さくひんについてお話はなしする機会きかいを頂いただき、原作げんさくを大事だいじにしてくださろうとする皆みなさんの温あたたかさに触ふれてとても嬉うれしかったです。原作げんさくは聴覚ちょうかく障さわがいを題材だいざいにした作品さくひんで登場とうじょう人物じんぶつにもそれぞれの苦悩くのうや抱かかえているものがありますが、漫画まんがでは難むずかしい、映像えいぞうならではの表現ひょうげんで観みる人ひとの気持きもちに寄より添そうような優やさしいドラマになればいいなと思おもっています。

中沢なかざわ元紀もとのり（杉原すぎはら航わたる平たいら役やく）

この度たび、小林こばやし虎とら之の介かいくんとW主演しゅえんを務つとめさせていただきます。僕ぼくの演えんじる杉原すぎはら航わたる平たいらは、途中とちゅうで耳みみが聞きこえづらくなる病気びょうきを患わずらった難むずかしい役やくどころです。今いままで経験けいけんのない役やくを演えんじる事ことに不安ふあんもありますが、前作ぜんさくで切磋琢磨せっさたくましあった虎とら之の介かいくん演えんじる太一たいちとの掛かけ合あいや現場げんばで生うまれてくるものを大切たいせつにしながら、誠心せいしん誠意せいい演えんじさせていただきます。
1人ひとりでも多おおくの方ほうにこの作品さくひんを観みていただき、何なにか感かんじていただけたらとても嬉うれしいです。

小林こばやし虎とら之の介かい（佐川さがわ太ふとし一役ひとやく）

太一たいちはとにかく子犬こいぬのような男おとこの子こで、パワフルな一いち面めんもあれば繊細せんさいな一いち面めんもあって。演えんじるのがとても楽たのしみです。また、作品さくひんに入はいるにあたって難なん聴者ちょうしゃに取材しゅざいをする機会きかいも多おおくいただきました。難聴なんちょうである航こう平たいら役やくを演えんじる中沢なかざわ君くんにも注目ちゅうもくしてもらいたいです。今回こんかいドラマを作つくるチームが比較的ひかくてき若わかいので、ベテランのスタッフさんやキャストの方々かたがたに支ささえてもらいながら、勢いきおいのある面白おもしろいドラマを作つくりたいと思おもいます。楽たのしみにしていて下ください。

加瀬かせ未奈みな（プロデューサー）コメント

聴覚ちょうかく障さわがいを題材だいざいにした作品さくひんはろう者しゃを主人公しゅじんこうにした作品さくひんが多おおく、私わたしの周まわりには難なん聴者ちょうしゃもいるのに……と、そのギャップに疑問ぎもんを抱だいていました。
そんな中なかで文乃あやの先生せんせいの原作げんさく本ほんに出会であい、今回こんかいのドラマ化かを企画きかくしました。難なん聴者ちょうしゃへの取材しゅざいの機会きかいをいただいた中なかで、「理解りかいしてもらえないことの方ほうがつらい」という原作げんさくにも登場とうじょうする話はなしを伺うかがうことが多々たたありました。聴きこえる人ひとと聴きこえない人ひと、そして聴きこえにくい人ひとがいるということが、ほんの少すこしでも多おおくの方ほうに広ひろまる作品さくひんになってほしいと思おもい、制作せいさくに努つとめております。魅力みりょく溢あふれるキャスト陣じんや優秀ゆうしゅうなスタッフとともに、原作げんさくのもつ心温こころあたたまる世界せかい観かんをしっかり届とどけられるよう頑張がんばりますので、是非ぜひご期待きたいください！

藤田ふじた絵里花えりか（プロデューサー）コメント

今回こんかい、大切たいせつな原作げんさくをお預あずかりするにあたり、文乃あやの先生せんせいに直接ちょくせつお会あいする機会きかいをいただきまして、先生せんせいの作品さくひんに対たいする思おもいやキャラクターに対たいする愛情あいじょうを改あらためて感かんじ、しっかりと向むき合あってこのドラマの制作せいさくに臨のぞみたいと思おもいました。また主演しゅえんのお2人ふたりとは、取材しゅざいを重かさねる中なかでクランクイン前まえから何なん度どもお会あいする機会きかいがありました。熱心ねっしんに役やく作づくりの為ための勉強べんきょうに取とり組くむ姿すがたと、ありのままの素朴そぼくさがとても魅力みりょく的てきな2人ふたりだからこそ、人ひとの体温たいおんをしっかりと感かんじられるような地続じつづきの世界せかいにいる存在そんざいとしての航こう平たいらと太一たいちになってくれるのではないかなと、今いまからとても楽たのしみです。そんな2人ふたりの心しんの機微きびをじっくりと捉とらえた、深ふかく愛あいされるような作品さくひんにできればと思おもいますので、是非ぜひご期待きたいください。