加藤かとうシゲアキと行こう定てい勲くんが「ピンクとグレー」舞台ぶたい挨拶あいさつ登壇とうだん、「1人ひとり5回かいは観みてください」

1月がつ9日にち、東京とうきょう・TOHOシネマズ 渋谷しぶやにて「ピンクとグレー」のスペシャル初日しょにち舞台ぶたい挨拶あいさつが行おこなわれ、行くだり定てい勲くんとNEWSの加藤かとうシゲアキが登壇とうだんした。

本ほん作さくは加藤かとうによる同名どうめい小説しょうせつをもとに、芸能げいのう界かいの嘘うそとリアルを描えがき出だした青春せいしゅんドラマ。人気にんき絶頂ぜっちょう期きに突如とつじょ謎なぞの死しを遂とげる俳優はいゆう・白木蓮はくもくれん吾われを中島なかじま裕ひろし翔しょう、その親友しんゆう・河田かわた大だい貴たかを菅田すげた将すすむ暉あきら、2人ふたりの幼おさななじみサリーを夏なつ帆かいが演えんじている。

公開こうかい初日しょにちとあって劇場げきじょうには多おおくの観客かんきゃくが詰つめかけた。加藤かとうが「皆みなさんご覧らんになっていかがでしたか」と質問しつもんを投なげかけると、場内じょうないからは大おおきな拍手はくしゅが。それに応こたえるかのように「何なん回かい観みてもらってもかまわないので、ぜひ1人ひとり5回かいは観みてください」と冒頭ぼうとうから笑わらいを誘さそった。

この日ひ、イベント前まえに渋谷しぶやで別べつの映画えいがを観みてきたという加藤かとうは「書店しょてんや駅えきに『ピンクとグレー』がすごく多おおくて、本当ほんとうに始はじまったんだなと思おもいました。5年ねん前まえに暗くらい部屋へやで1人ひとり小説しょうせつを書かいているときはどうなるかと思おもっていたけど、今こんこんな明あかるい場所ばしょに立たたせていただいていることがうれしいです」と感慨かんがい深ふかげな様子ようす。行くだり定じょうは「すごく映画えいが的てきな素晴すばらしい小説しょうせつだと思おもっていました。小説しょうせつをそのままなぞっても予想よそう通どおりになるだけだから、僕ぼくはさらに映画えいが的てきに裏切うらぎるような仕掛しかけを作つくりました。こんなふうに冒険ぼうけんさせてもらえて加藤かとうくんには感謝かんしゃです」と感謝かんしゃの意いを伝つたえた。

本ほん作さくのお気きに入いりシーンについて行こう定じょうは「裕ひろし翔しょう（白木しらき）が、スキャンダルについて恋人こいびとに問といつめられたとき、わざとらしくとぼけたあとに怒いかり出だすところ。人間にんげんとしての小ちいささが出でてるよね。あの裕ひろし翔しょうは何なん回かい観みてもいいなって」とコメント。加藤かとうも「たしかに（笑）。でも僕ぼくだったら、もうちょっとドーンとしてるかも。『に、似にてる人ひとじゃない？』みたいな」と答こたえ、続つづけて「僕ぼくはラストシーンが一番いちばん好すき。（映画えいがと小説しょうせつは）描えがいているテーマが違ちがうと思おもったんです。発見はっけんでした」と語かたった。

演えんじたい役やくについて聞きかれた加藤かとうは「観みる前まえだったら主役しゅやくがやりたかったかも。裕ひろし翔しょうがすごくよかったから。あの役やくは濡ぬれ場ばがあるからなあ（笑）。裕ひろし翔しょうと夏帆なつほちゃんと話はなす機会きかいがあったんだけど、『アクションシーンみたいだった』って言いってました」と明あかす。行くだり定じょうは「ボコボコに殴なぐられながら笑わらってる菅田すげたの役やくっていいよね。やってて気持きもちよさそう」と振ふり返かえった。

本ほん作さくでのカメオ出演しゅつえんについて加藤かとうが「監督かんとくに冗談じょうだん半分はんぶんで『出だしてくださいよ！』って言いったら、本当ほんとうに実現じつげんしてくれたんです」と経緯けいいを明あかすと、「他たの役やくで出でてもらう案あんもあったんだけど難むずかしくて。でもあのシーンは面白おもしろいと思おもう」と賞賛しょうさんした。その後ご、観客かんきゃくからの質問しつもんに2人ふたりが答こたえる一幕ひとまくも。笑わらいと拍手はくしゅに包つつまれる中なか、イベントは終了しゅうりょうした。