「みとりし」村上むらかみ穂みのる乃佳や高崎たかさき翔太しょうたのコメント到着とうちゃく、宮下みやした舞花まいかの主題歌しゅだいか流ながれる予告よこくも

榎木えのき孝明たかあきが主演しゅえんを務つとめる「みとりし」の予告編よこくへんがYouTubeで解禁かいきん。あわせてキャストの村上むらかみ穂みのる乃佳、高崎たかさき翔太しょうた、櫻井さくらい淳子じゅんこのコメントが到着とうちゃくした。

余命よめい宣告せんこくを受うけた人々ひとびとの最期さいごをサポートし、納棺のうかん前まえまで寄より添そって過すごす看取みとり士しの姿すがたを描えがいた本ほん作さく。ビジネスマンから看取みとり士しに転身てんしんした柴しば久生ひさおを榎木えのきが、久生ひさおに見守みまもられながら成長せいちょうする新米しんまい看取みとり士し・高村たかむらみのりを1200人にんの中なかからオーディションで選えらばれた村上むらかみが演えんじている。高崎たかさきは地元じもとの唯一ゆいいつの病院びょういん・清原きよはら診療しんりょう所しょにやってくる新任しんにん医師いし・早川はやかわ奏そう太ふとし、櫻井さくらいは3人にんの子供こどもを持もつ母親ははおやでありながら余命よめい宣告せんこくを受うけた山本やまもと良子りょうこを演えんじた。

放課後ほうかごプリンセスの宮下みやした舞花まいかが歌うたう主題歌しゅだいか「サクラの約束やくそく」が流ながれる予告編よこくへんは、娘むすめを亡なくし絶望ぜつぼうした久生ひさおが自殺じさつを図はかろうとする姿すがたから始はじまる。そのとき「生いきろ」という声こえを聞きいた彼かれは、会社かいしゃを辞やめ看取みとり士しとして働はたらくことに。幼おさない頃ころに母親ははおやを亡なくしているみのりが「母ははの死しをきちんと受うけれたいと思おもってこの仕事しごとを選えらんだんです」と打うち明あける場面ばめんや、死しにゆく人々ひとびとの最期さいごにそっと寄より添そう姿すがたが切きり取とられた。

「ママ、ごはんまだ？」の白羽しらは弥わたる仁ひとしが監督かんとくを務つとめた「みとりし」は、9月13日にちより東京とうきょう・有楽町ゆうらくちょうスバル座ざほか全国ぜんこくで順次じゅんじロードショー。

村上むらかみ穂みのる乃佳 コメント

今回こんかい演えんじるにあたり看取みとり士しの方々かたがたとお話はなしした際さい、
とても優やさしくて柔やわらかで、常つねに笑顔えがおで明あかるい印象いんしょうを受うけました。
まずは、この雰囲気ふんいきを大切たいせつにしようと思おもいました。
映画えいがを見み終おえた時とき、気持きもちは重おもくなく、
清々すがすがしいほど温あたたかい気持きもちになりました。
そして“みとりし”というお仕事しごとの重要じゅうようさを改あらためて感かんじました。

高崎たかさき翔太しょうた コメント

新人しんじん医師いしの早川はやかわ役やくを演えんじました、高崎たかさき翔太しょうたです。
映画えいが「みとりし」を観みさせていただいたんですが、命いのちとは…と、考かんがえさせられるというよりは、死しぬとは。という事ことを考かんがえさせられました。
僕ぼくの役やくは、医者いしゃなので、死亡しぼう宣告せんこくをするのですが、医者いしゃは、病気びょうきとか、現実げんじつと向むき合あう事ことが大切たいせつだと感かんじました。
しかしその瞬間しゅんかん、故人こじん、残のこされる家族かぞくや親族しんぞく、つまり「人ひと」と、丁寧ていねいに向むき合あう職業しょくぎょうが「みとりし」なのではないのでしょうか。

櫻井さくらい淳子じゅんこ コメント

“看取みとり士し”
この作品さくひんに参加さんかするまで、耳みみにしたことのない職業しょくぎょうでした。
私わたしは、近ちかしい人ひとの最期さいごに一緒いっしょにいた経験けいけんがありません。
だからか、設備せつびの整ととのった病院びょういんで逝いってしまうのが、本人ほんにんにも、また残のこされた家族かぞくにも迷惑めいわくのかからない最善さいぜんなことだと思おもい込こんでいました。
でも、最善さいぜんなことって？
今回こんかい、余命よめいいくばくもない母親ははおやを演えんじるにあたって、「大切たいせつな家族かぞくと最後さいごまで一緒いっしょにいたい」常つねにそんな気持きもちで取とり組くみました。
そして、大切たいせつな場所ばしょで、大切たいせつな人ひとの中なかで旅立たびだつことが幸しあわせだと感かんじました。
この「みとりし」は、それぞれの人ひとの思おもいや、たくさんの感謝かんしゃと愛情あいじょうがつまった作品さくひんだと思おもいます。