松岡まつおか茉優×窪田くぼた正ただし孝こう「愛あいにイナズマ」に仲野なかの太賀たが、趣おもむき里さと、高良こうら健吾けんご、中野なかの英雄えいゆうら出演しゅつえん

松岡まつおか茉優と窪田くぼた正ただし孝こうのダブル主演しゅえん映画えいが「愛あいにイナズマ」の新しんキャストが発表はっぴょうされ、仲野なかの太ふとし賀が、趣おもむき里さと、高良こうら健吾けんご、北村きたむら有ゆう起おこり哉、益岡ますおか徹とおる、中野なかの英雄ひでお、鶴見つるみ辰吾しんごが出演しゅつえんすることがわかった。

「舟ふねを編あむ」「茜色あかねいろに焼やかれる」の石井いしい裕也ゆうやが監督かんとく・脚本きゃくほんを担当たんとうした本ほん作さく。26歳さいの折おり村むら花子はなこは幼おさない頃ころからの夢ゆめであった映画えいが監督かんとくデビューを目前もくぜんに、卑劣ひれつなプロデューサーにだまされて企画きかくを奪うばわれてしまう。失意しついの底そこにいた花子はなこは、空気くうきがまったく読よめない男おとこ・舘たて正夫まさおの励はげましをきっかけに、10年ねん以上いじょう音信いんしん不通ふつうだった父ちちと2人ふたりの兄あにを巻まき込こみ、理不尽りふじんな社会しゃかいへ反撃はんげきする。花はな子こを松岡まつおか、正夫まさおを窪田くぼたが演えんじ、佐藤さとう浩市こういちが花はな子この父ちち・治ち、池いけ松まつ壮たけし亮あきらと若葉わかば竜也たつやが花はな子この兄あに・誠一せいいちと雄ゆう二にに扮ふんした。

仲野なかのは社会しゃかいから理不尽りふじんな仕打しうちを受うける新人しんじん俳優はいゆう、趣おもむき里さとは徹底的てっていてきにマニュアルを守まもる携帯けいたいショップの店員てんいんを演えんじる。前ぜん時代じだい的てきなパワハラ社長しゃちょう役やくには高良こうら、従業じゅうぎょう員いんの人生じんせいを大切たいせつにする運送うんそう会社かいしゃの社長しゃちょう役やくには北村きたむら、社会しゃかいの不条理ふじょうりを知しりながらも懸命けんめいに生いきる料理りょうり屋やの店主てんしゅ役やくには益岡ますおかがキャスティングされた。花はな子こを振ふり回まわす映画えいがプロデューサーにMEGUMI、助監督じょかんとくに三浦みうらが扮ふんするのは既報きほうの通とおり。

仲野なかのは「僅わずかなシーンでも、責任せきにんと挑戦ちょうせんを与あたえてくれた石井いしい監督かんとくに感謝かんしゃします」と述のべ「完成かんせい作さくを拝見はいけんしたのですが、俳優はいゆう陣じんの最高さいこうの演技えんぎ合戦かっせんに惚ほれ惚ぼれしました（実際じっさいは大だい爆笑ばくしょう）」と手応てごたえを伝つたえる。高良こうらは「現場げんばの印象いんしょう的てきな記憶きおくといえば芝居しばいを見みつめる石井いしいさんの目め、姿勢しせい。怖こわくて、信頼しんらいできる、大おおきな存在そんざいでした。緊張きんちょうしたなあ」と撮影さつえいを振ふり返かえり、声こえの出演しゅつえんを担になった鶴見つるみは「試写ししゃを観み終おわってすぐ、石井いしいさんの最高さいこう傑作けっさくなんじゃないかと感かんじた」とつづっている。

「愛あいにイナズマ」は10月27日にちに全国ぜんこくロードショー。

仲野なかの太賀たが コメント

俳優はいゆうという職業しょくぎょうの危あやうさ、俳優はいゆうのみならず時代じだいの流ながれに抗あらがいようのない人間にんげんの弱よわさを表現ひょうげん出来できればと思おもい臨のぞみました。僅わずかなシーンでも、責任せきにんと挑戦ちょうせんを与あたえてくれた石井いしい監督かんとくに感謝かんしゃします。完成かんせい作さくを拝見はいけんしたのですが、俳優はいゆう陣じんの最高さいこうの演技えんぎ合戦かっせんに惚ほれ惚ぼれしました（実際じっさいは大だい爆笑ばくしょう）。あのシーンもう一いち回かい観みたいな…
是非ぜひ楽たのしみにしていてください!!

趣おもむき里さと コメント

初はつの石井組いしいぐみ、とても嬉うれしかったです。少すこしの参加さんかでしたが、素晴すばらしいキャストスタッフのみなさんと、心地ここちよい緊張きんちょう感かんの中なかお芝居しばいできたこと、現場げんばを楽たのしむということを、石井いしいさんが導みちびいてくれて、自分じぶんの財産ざいさんとなりました。石井いしいワールド！ぜひお楽たのしみください。

高良こうら健吾けんご コメント

20歳さいの頃ころに石井いしい裕也ゆうやさんの監督かんとく作品さくひん「ガール・スパークス」を観みて衝撃しょうげきを受うけ、それから石井いしい裕也ゆうやさんの作品さくひんは注目ちゅうもくして追おいかけていました。
そして、やっと念願ねんがんの石井いしい組ぐみ。台本だいほんが届とどいた時ときは嬉うれしかったですね。
出番でばんは少すこしですが現場げんばを満喫まんきつする事ことができました。
現場げんばの印象いんしょう的てきな記憶きおくといえば芝居しばいを見みつめる石井いしいさんの目め、姿勢しせい。怖こわくて、信頼しんらいできる、大おおきな存在そんざいでした。緊張きんちょうしたなあ、笑わらい
オリジナル脚本きゃくほんの「愛あいにイナズマ」が、どんな仕上しあがりになっているのか僕ぼく自身じしんも楽たのしみです。

MEGUMI コメント

石井いしい組ぐみに初はつ参加さんかさせていただきましたが、こういう役やくは意外いがいとやったことがなくて難むずかしかったです。悩なやみながらも皆みなさんからたくさんの刺激しげきをいただいて、ものすごく楽たのしくお芝居しばいをさせていただくことができました。

三浦みうら貴たか大だい コメント

こんなやついてほしくない。でもどこかにはいそう。そんな人物じんぶつを目指めざして、荒川あらかわを演えんじました。
改あらためて、演技えんぎは自由じゆうで、困難こんなんで、楽たのしいものだと、石井いしい監督かんとくに教おしえてもらいました。「愛あいにイナズマ」楽たのしんでください。

鶴見つるみ辰吾しんご コメント

試写ししゃを観み終おわってすぐ、石井いしいさんの最高さいこう傑作けっさくなんじゃないかと感かんじた。自分じぶんが関かかわってる作品さくひんなのに、構かまわず大おおきな拍手はくしゅを送おくった。唸うならせるのは、友人ゆうじんの中野なかの英雄えいゆうが太賀たがと親子おやこ共演きょうえんしてたこと。これが親子おやこの初はつ共演きょうえん？ 何なにはともあれ、タイトル通どおり、愛あいに溢あふれた映画えいがだ。観劇かんげき後ごに自分じぶんの家族かぞくや友人ゆうじんを思おもい出だしながら余韻よいんに浸ひたって欲ほしい。

北村きたむら有ゆう起おこり哉 コメント

まずこの映画えいがを見みて、もうコロナ禍かを忘わすれかけてた自分じぶんにギクリとした。ついこないだのことなのにヒリヒリと思おもい出だしながら。この家族かぞくを眺ながめてて、まさに突発とっぱつ的てきにうたれました、いくつもの落雷らくらいに。
マスクをしたことがある人ひとにぜひ見みていただきたいです。

益岡ますおか徹とおる コメント

一いち回かいだけの人生じんせい、なにか苦くるしいことがあっても、一人ひとりで抱かかえ込こむ事じことはない。家族かぞくや友人ゆうじんだけではない、助たすけてくれる誰だれかは、味方みかたになってくれる誰だれかは、きっといる、大丈夫だいじょうぶだと、人ひとが人ひとと関かかわる事ことを、ぼんやりと忘わすれてしまってたことを、思おもい出ださせてくれました。