久野くの遥子ようこ・山下やました敦あつし弘ひろのW監督かんとく作さく「化ばけ猫ねこあんずちゃん」カンヌの監督かんとく週間しゅうかんに正式せいしき出品しゅっぴん

久野くの遥子ようこと山下やました敦あつし弘ひろしが共同きょうどう監督かんとくを務つとめる日にち仏ふつ合作がっさくアニメーション映画えいが「化ばけ猫ねこあんずちゃん」が、第だい77回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいの監督かんとく週間しゅうかんに正式せいしき出品しゅっぴんされることがわかった。

いましろたかしの同名どうめいマンガを原作げんさくとする本ほん作さくは、子猫こねこのときにお寺てらの和尚おしょうに拾ひろわれたが何なん年ねん経たっても死しなず、30年ねんが経過けいかした頃ころには人間にんげんの言葉ことばを話はなすようになった化ばけ猫ねこのあんずちゃんを主人公しゅじんこうに据すえた物語ものがたり。森山もりやま未來みらいがあんずちゃんを演えんじ、和尚おしょうの息子むすこに連つれられた11歳さいの娘むすめかりんを五ご藤ふじ希まれ愛あいが演えんじた。いまおかしんじが脚本きゃくほんを執筆しっぴつし、映像えいぞう制作せいさくには実写じっしゃ映像えいぞうから動うごきや表情ひょうじょうを抽出ちゅうしゅつしてアニメーションにする手法しゅほう“ロトスコープ”が用もちいられている。

カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいに初はつ参加さんかとなる両りょう監督かんとく。久野くのは「まさかあんずちゃんがカンヌに連つれて行いってくれる化ばけ猫ねこだったとは...！ この1年ねん半はん、日にち仏ふつのスタッフでこつこつアニメーションを作つくってきましたが、こんな形がたでスポットがあたるとは微塵みじんも思おもっていなかったので本当ほんとうに驚おどろきました」と、山下やましたは「まず初はじめに何なにかの冗談じょうだんかと思おもいました。いましろたかしが原作げんさくで、いまおかしんじの脚本きゃくほんで、『山田やまだ孝之たかゆきのカンヌ映画えいが祭さい』というカンヌに怒おこられそうな番組ばんぐみを作つくった俺おれが関かかわっているのに、なかなかカンヌも懐ふところが深ふかいです」とコメント。森山もりやまは2人にんに対たいして「山下やましたさん 久野くのさん おめでとうございます。今度こんどカツ丼かつどんおごってください」とつづっている。

「化ばけ猫ねこあんずちゃん」は7月がつ19日にちより全国ぜんこくロードショー。

久野くの遥子ようこ コメント

まさかあんずちゃんがカンヌに連つれて行いってくれる化ばけ猫ねこだったとは...！
この1年ねん半はん、日にち仏ふつのスタッフでこつこつアニメーションを作つくってきましたが、こんな形がたでスポットがあたるとは微塵みじんも思おもっていなかったので本当ほんとうに驚おどろきました。
とても手作てづくりで手探てさぐりな映画えいがに関かかわってくださった方々かたがたに素敵すてきな報告ほうこくが出来できてとても嬉うれしいです！ そしてこんなに楽たのしいアニメーションに、私わたしと山下やました監督かんとくを誘さそってくださった近藤こんどうプロデューサーにはカンヌでデカい肉にくを奢おごらせてくださいね。

山下やました敦あつし弘ひろ コメント

「化ばけ猫ねこあんずちゃん」がカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいの監督かんとく週間しゅうかんに選出せんしゅつ...、
まず初はじめに何なにかの冗談じょうだんかと思おもいました。いましろたかしが原作げんさくで、いまおかしんじの脚本きゃくほんで、「山田やまだ孝之たかゆきのカンヌ映画えいが祭さい」というカンヌに怒おこられそうな番組ばんぐみを作つくった俺おれが関かかわっているのに、なかなかカンヌも懐ふところが深ふかいです。
これも一いち重じゅうにアニメーション監督かんとくの久野くの遥子ようこさんの頑張がんばりのおかげなのだと思おもいます。なのでカンヌで久野くのさんに海鮮かいせんを奢おごりたいと思おもいます。とりあえず行いってきます。

「化ばけ猫ねこあんずちゃん」特報とくほう