黒沢くろさわきよしマスタークラスが開催かいさい、「CURE」「回路かいろ」の秘話ひわ影響えいきょうけた映画えいが監督かんとくかた

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6月14にちに「へびみち」の公開こうかいひかえる映画えいが監督かんとく黒沢くろさわきよしのマスタークラスが6がつ11にち東京とうきょう東京とうきょうにちふつ学院がくいん開催かいさい。フランスの批評ひひょう映画えいがプログラマーのクレモン・ロジェを司会しかいに、2間近まぢかくにわたって自作じさくおも自身じしん影響えいきょうけた監督かんとく、そして映画えいが魅力みりょくかたった。

黒沢清

黒沢くろさわきよし

おおきなサイズでる(ぜん11けん

「蛇の道」メインビジュアル

へびみち」メインビジュアル拡大かくだい

1997ねんの「CURE/キュア」で世界せかいてき注目ちゅうもくあつめ、2001ねんにはカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいある視点してん部門ぶもん出品しゅっぴんされた「回路かいろ」で国際こくさい映画えいが批評ひひょう連盟れんめいしょう受賞じゅしょう以降いこう国内外こくないがいからたか評価ひょうかけ、「岸辺きしべたび」ではカンヌある視点してん部門ぶもん監督かんとくしょう、「スパイのつま」ではヴェネツィア国際こくさい映画えいがさいぎん獅子しししょう受賞じゅしょうした。今年ことしだい74かいベルリン国際こくさい映画えいがさい新作しんさく中編ちゅうへんの「Chime」が上映じょうえい自身じしん同名どうめい映画えいがをセルフリメイクした「へびみち」が公開こうかいされるほか、9月には菅田すげたすすむあきら主演しゅえんの「Cloud クラウド」の公開こうかいひかえており、黒沢くろさわ新作しんさくが3ほんられる貴重きちょうとしとなる。

特集とくしゅう記事きじ

日本にっぽん映画えいがにおける自分じぶん位置いちは?

左から黒沢清、通訳を務めた藤原敏史、司会のクレモン・ロジェ。

ひだりから黒沢くろさわきよし通訳つうやくつとめた藤原ふじわら敏史としふみ司会しかいのクレモン・ロジェ。拡大かくだい

フランスの芸術げいじゅつ文化ぶんか勲章くんしょう・オフィシエを受章じゅしょうした黒沢くろさわは、6がつ10日とおか東京とうきょう・フランス大使たいし公邸こうていおこなわれた叙勲じょくんしき出席しゅっせきしたばかり。まずロジェはおいの言葉ことばべ「フランスにとっても大変たいへん重要じゅうようなこと。というのも、フランスの我々われわれも1997ねんの『CURE』のときから、ずっと作品さくひん拝見はいけんしているからです」と、その功績こうせきをたたえた。フランスでは「CURE」以前いぜん作品さくひんも、2012ねんおこなわれた黒沢くろさわ回顧かいこ上映じょうえいで“発見はっけん”される機会きかいがあったという。

つづいてロジェは「その膨大ぼうだい作品さくひんすうおどろくと同時どうじに、さまざまなジャンルをおこなったりたりしながら、製作せいさく規模きぼにおいても、長編ちょうへんつくったり、ときにはあえて短編たんぺん中編ちゅうへんつくったり。お手玉てだまをもてあそぶように、さまざまなジャンルや規模きぼ自由じゆうしていることに驚嘆きょうたんおぼえます」とべながら、黒沢くろさわに「日本にっぽん映画えいが産業さんぎょうにおいて、ご自身じしんをどのように位置付いちづけているのか。それは産業さんぎょう中心ちゅうしんなのか、それともはしなのか」と質問しつもん黒沢くろさわ長年ながねん親交しんこうのあるロジェとトークをできる感慨かんがいつたえながら、自身じしん位置いちについては「かんがえたことがないのでよくわかりません」とす。

現在げんざい68さい黒沢くろさわは「このとしになっても雑多ざった映画えいがつづけているのは多少たしょうわっているのかなとおもいます。ただ過去かこには、そういうひとはたくさんいた。としるごとに、作風さくふうまってきておなじような主題しゅだいつまみつづけ、スタイルを確立かくりつするような作家さっか有名ゆうめいなのは小津おつやすろうですが、かれわかころ雑多ざったなものをっていました。そういう作家さっかがいる一方いっぽうで、としかさねるごとに、なんでもかんでもはばひろげていく作家さっか近年きんねんだとスティーヴン・スピルバーグ。ぼくあきらかに、としるごとにいろんなものをやれるだけやっておこうというタイプ。いま日本にっぽんでは、このタイプはすくなくなっているのかもしれませんね」と、自身じしん位置いちかたった。

物語ものがたりからんだ人間にんげんうらみを一切いっさい排除はいじょした「回路かいろ

「回路」キービジュアル (c)2001 KADOKAWA 日本テレビ 博報堂 IMAGICA

回路かいろ」キービジュアル (c)2001 KADOKAWA 日本にほんテレビ 博報堂はくほうどう IMAGICA拡大かくだい

マスタークラスでは、黒沢くろさわ監督かんとくさくやロジェがセレクトした映画えいが抜粋ばっすいシーンを上映じょうえいするかたち進行しんこう。1ほんはインターネットをかいした恐怖きょうふえがいた「回路かいろ」から、加藤かとう晴彦はるひこえんじる主人公しゅじんこうのパソコンに奇妙きみょう部屋へや連続れんぞくしてうつり、「幽霊ゆうれいいたいですか」という文字もじ表示ひょうじされる場面ばめんだ。上映じょうえいえると黒沢くろさわは「かなりずかしい」とくちにしながら、印象いんしょうてきなダイヤルアップ接続せつぞくのピーという発信はっしんおんにもれ「デジタルなのに、すごくアナログなおとがしてインターネットにつながる。これはどこにつながっているんだ?と不気味ぶきみで。なつかしい時代じだいのものです」としみじみおもす。

ロジェの「ホラー映画えいがあたらしいフォルムをもたらした。幽霊ゆうれい姿すがたもよくえないし、役割やくわり漠然ばくぜんとしている。なんとなくインターネットをつうじて感染かんせんしていくこわさ」という紹介しょうかいたいして、黒沢くろさわは「まったくあたらしいホラー映画えいがつくってやろうという意気込いきごみにえていたというよりは、もうやりくされているというあきらめにもたところから発想はっそうしていった記憶きおくがあります。幽霊ゆうれい映画えいが日本にっぽんでもたくさんつくられましたが、大抵たいていなにかのうらみ、悪意あくいもとづいた目的もくてきって、ぬうっとてくるのがほぼ主流しゅりゅうであったとおもいます」と当時とうじかえっていく。

そして「幽霊ゆうれいがある異様いようちょう自然しぜんてきちからをもって、人間にんげんにのしかかってくる。これを世界せかいてきひろめたのは『リング』です。貞子さだこうらみをっていますが、人間にんげんてき個人こじんうらみとはちがう、ビデオをたものをまじなころすという、もっと不可思議ふかしぎちからった怪物かいぶつのような幽霊ゆうれいでした」と述懐じゅっかい。「回路かいろ」は黒沢くろさわがプロデューサーから「『リング』みたいなものをやってくれない?」と打診だしんされことから企画きかくまれたそうで、「あの映画えいがはビデオ画面がめんおそろしい。あからさまな(パクリ)ではないですが、じゃあインターネットがおそろしいということでかんがえてみます、とスタートしました」とかした。

さらに「回路かいろ」での経験けいけんを「んでしまった人間にんげん個人こじんてきうらみ、感情かんじょうのようなものは一切いっさい物語ものがたりから排除はいじょしてつくってみよう、と。それはおもった決断けつだんだったとおもいます。理由りゆうつくっていた自分じぶんもよくわからないですが、んだ人間にんげん幽霊ゆうれいとして現実げんじつ進出しんしゅつしてくる。人間にんげんてき感情かんじょうたない、不気味ぶきみなものが現実げんじつあらわれる。いまおもえば、ホラーというジャンルをめると、文明ぶんめい破壊はかいされてしまうような、常識じょうしきがどんどんわってしまうようなきん未来みらいSFに近付ちかづいていくと実感じっかんしました」とかえった。なお現在げんざい角川かどかわシネマコレクションのYouTubeでは「へびみち」の公開こうかい記念きねんし、「回路かいろ」が全編ぜんぺん無料むりょう公開こうかいされている。

黒沢くろさわきよしがもっとも影響えいきょうけた監督かんとく

つづいて、ロジェは黒沢くろさわがフェイバリットにげることもおおリチャード・フライシャー監督かんとくさくから「しずかについて」を上映じょうえい黒沢くろさわは「ったものをされましたねえ。不意ふいかれて動揺どうようしています」と吐露とろしながら、フライシャーからは、撮影さつえいやカットりの効率こうりつ重視じゅうしする映画えいが監督かんとくとしての職人しょくにんてきいちめんおおきな影響えいきょうけたことをかす。「かれの『絞殺こうさつ』という映画えいがに、普通ふつうであれば、いくつかのカットにりそうなところ、たったワンカットであっというあいだせてしまう瞬間しゅんかんがあります。これは、どうやってったんだ?とびっくりして、フライシャーが特殊とくしゅ監督かんとくだと気付きづいた瞬間しゅんかんでした」とべ、「当初とうしょは、とても作家さっかてきなスタイルであり、個性こせいなのだろうとおもっていたのですが、自分じぶんがVシネマのようなプログラムピクチャーをはじめてから、フライシャーのやりかた個性こせいというよりも、経済けいざいてき原則げんそくからみちびされたものなんだと気付きづきました」とおもかえす。

全編フランスで撮影された「蛇の道」の現場の黒沢清。

全編ぜんぺんフランスで撮影さつえいされた「へびみち」の現場げんば黒沢くろさわきよし拡大かくだい

そして黒沢くろさわは、自身じしん経験けいけんしてきた日本にっぽん商業しょうぎょう映画えいがにおける撮影さつえい状況じょうきょうを「だいたい1にちに10~15カット、おおくても20カットしか撮影さつえいできません。予算よさんすくなくスケジュールがコンパクトな場合ばあい、1にちで3シーンをらなければならず、ワンシーンにおよそ3カットしかかけられない」と説明せつめい。そのうえで、フライシャーの手腕しゅわんを「たとえばヤクザがだれかをピストルでってげる場面ばめんかんがえると、ヤクザがつカット、だれかがたれてたおれるカット、そしてげるカット。それで3カットはわり。ところがちょっとした工夫くふうで、ヤクザがって、だれかがたれて、ヤクザがげるのをワンカットでれてしまうことがある。フライシャーの映画えいがると、いたるところに、そういうカットがある。その才能さいのう映画えいが史上しじょう、フライシャーがだんトツですごいとおもっております。そしてかれ場合ばあい、ワンカットであること、編集へんしゅうされていないことが、あるしゅおどろきとなる。そこにはなに経済けいざいてきなことだけではない、映画えいがという表現ひょうげん原点げんてんがあるようなもします」と評価ひょうかした。

大好だいすきな三隅みすみけんの「さくらだいもん

黒沢清

黒沢くろさわきよし拡大かくだい

つづいてワンカットでせることが映画えいがてき興奮こうふんをもたらす場面ばめんとして、「CURE」の調しらべと、三隅みすみけんの「さくらだいもん」の調しらべとそれにつづ護送ごそうしゃおそわれるシーンが上映じょうえいされた。黒沢くろさわは「『さくらだいもん』は大好だいすきな映画えいがです。三隅みすみけんはフランスではまだあまりられてないようなので、三隅みすみけんのことをもっとフランスで紹介しょうかいしたいとおもっていた矢先やさきでした。フライシャーと同様どうように、すごく才能さいのうのあるプログラムピクチャーの監督かんとく日本にっぽんではマキノ雅弘まさひろもそうだとおもいます」とかたりながら、「さくらだいもん」から抜粋ばっすいされたシーンの魅力みりょくについては「護送ごそうしゃうしろから突然とつぜんくるまよこてくる。そうおもったかとおもえば、もう1だい護送ごそうしゃまえさえぎるようにてきてはさちにする。この瞬間しゅんかんがたったワンカット。ハリウッド映画えいがのようにたくさんカットをるのも、それはそれで贅沢ぜいたく娯楽ごらくですが、護送ごそうしゃはさちになった瞬間しゅんかんの、あるしゅのリアリズムとっていいのか、この瞬間しゅんかんにこれがこった!という衝撃しょうげき確実かくじつせい。ワンカットだからこそつたわる強烈きょうれつなものがあります」と紐解ひもといた。

「CURE」の調しらべシーンの撮影さつえいかんしては、部屋へやのセットのかべ画面がめんうつっている2めんしかなかったことを回想かいそう予算よさん撮影さつえい時間じかん考慮こうりょして、あえて2めんしかうつさない効率こうりつてきなカットりだったとしつつ、「あるシーンを一方向いちほうこうからのみでるやりかたは、時々ときどきやります。そこでえる範囲はんいなかで、そのシーンのドラマをすべてやってしまう。全部ぜんぶせられないんですが、その方向ほうこうからだけることによってなにかががる。なんとっていいか……その映画えいがてき興奮こうふんのようなものは、時折ときおり自分じぶん映画えいがにもれたいとおもっています。それはなにつうじているか。ややずかしいですが、それは世界せかい最初さいしょ映画えいが、リュミエール兄弟きょうだいの『工場こうじょう出口でぐち』。あれをやりたい。たったいちめんだけで全部ぜんぶせる。映画えいが基本きほんが、あそこにあるようにおもうからなんです」と、映画えいが起源きげんにもつうじるこだわりをかたった。

エリック・ロメールの影響えいきょうまれた「スパイのつま

クレモン・ロジェ

クレモン・ロジェ拡大かくだい

ロジェは黒沢くろさわの「スパイのつま」を鑑賞かんしょうしたときに連想れんそうしたというエリック・ロメールの「三重みえスパイ」の抜粋ばっすい紹介しょうかい具体ぐたいてき諜報ちょうほう活動かつどうえがかず、スパイとそのつま会話かいわ中心ちゅうしんにした室内しつないげきであるどうさくについて、黒沢くろさわ開口一番かいこういちばん「『三重みえスパイ』の影響えいきょうで『スパイのつま』をつくったというのは本当ほんとうです」と告白こくはくする。ロジェは「2人ふたり個人こじん、カップルをとおしておおきな歴史れきしえがいている」という共通きょうつうてんれ、黒沢くろさわは「そと大変たいへんなことがこっているにもかかわらず、ほぼ室内しつないはなしそと影響えいきょう室内しつないにもおよび、室内しつない画策かくさくしたことがどうもそとにも影響えいきょうおよぼしている。『三重みえスパイ』のように、そと実際じっさいにどうなっているのかを、ほとんどえがかないまま、戦争せんそうというものをえがけるだろうか。そこから日本にっぽんでもできるはずだとかんがえ『スパイのつま』をつくりました。あらためて『三重みえスパイ』をると、おなじようなことをやっていてずかしい」とかす。

ロジェは「おにんとも感情かんじょうしずみをじっとえがくことに感心かんしんがある作家さっかであるとおもう。しかし対照たいしょうてきなのは、ロメールは言葉ことばとおして表現ひょうげんするのにたいして、黒沢くろさわさんは沈黙ちんもくとおしてかたる」と指摘してき。これをけて、黒沢くろさわは「エリック・ロメールとえば、ざされた場所ばしょでの会話かいわ中心ちゅうしんにドラマがすすんでいく。そのスタイルはすごいものですが、ぼくはなかなか会話かいわだけでドラマを成立せいりつさせてしまう度胸どきょう勇気ゆうきがない。会話かいわがなくても、ているひとなにかハッとスクリーンに釘付くぎづけになる瞬間しゅんかんつくらないとマズイんじゃないのかということにとらわれてしまって。なかなかエリック・ロメールのようにはいかないですね」とはなした。

レオス・カラックスのひねりのいた祝福しゅくふく

「蛇の道」でマチュー・アマルリックが演じたティボー・ラヴァル。

へびみち」でマチュー・アマルリックがえんじたティボー・ラヴァル。拡大かくだい

マスタークラスの最後さいごには、黒沢くろさわにゆかりのあるフランスの映画えいがじんたちから、芸術げいじゅつ文化ぶんか勲章くんしょう受章じゅしょうしたことにたいする祝福しゅくふくのビデオメッセージが上映じょうえい参加さんかしたのは、黒沢くろさわが「ダゲレオタイプのおんな」でタッグをんだタハール・ラヒムコンスタンス・ルソー、「へびみち」のプロデューサーであるダヴィッド・ゴキエ、出演しゅつえんしゃマチュー・アマルリックダミアン・ボナール、そして映画えいが監督かんとくアルノー・デプレシャンクレール・ドゥニら。最後さいごめくくったのは、自身じしんのナレーションをんださまざまな映像えいぞう映画えいがのモンタージュをせたレオス・カラックスかれは「Kiyosi Kurosawa」のイニシャル「KK」がフランス語ふらんすご発音はつおんすると「クソ」を意味いみする「CACA(カカ)」であるとき、それはかつて作品さくひん成功せいこうして大入おおいりとなった劇場げきじょうおおくの馬車ばしゃけつけ、周辺しゅうへん馬糞ばふんだらけになったことから「幸運こううん」を意味いみするシンボルであると、祝福しゅくふくにはおよそ相応ふさわしくない単語たんご連発れんぱつするひねりのいたメッセージをおくった。

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(c)2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA

映画えいがへびみち予告編よこくへん

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