ブルース・リー特集とくしゅう、BS松竹しょうちく東急とうきゅうで「死亡しぼう遊戯ゆうぎ」「燃もえよドラゴン」など6夜や連続れんぞく放送ほうそう

ブルース・リーの出演しゅつえん作さくを連日れんじつ放送ほうそうする特集とくしゅう「炸裂さくれつ！6夜や連続れんぞく ブルース・リー・スペシャル」がBS松竹しょうちく東急とうきゅうの「よる8銀座ぎんざシネマ」枠わくで7月がつ1日にちにスタートする。

ラインナップは「ドラゴン危機きき一発いっぱつ」「ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん」「ドラゴンへの道みち」「死亡しぼう遊戯ゆうぎ」「死亡しぼうの塔とう」「燃もえよドラゴン」の6本ほん。今回こんかいの放送ほうそうにあたって、18歳さいで初はじめて観みた「燃もえよドラゴン」に衝撃しょうげきを受うけてから、ブルース・リーを愛あいしてやまない竹中たけなか直人なおとからコメントが寄よせられた。竹中たけなかは当時とうじの興奮こうふんを打うち明あけながら「ぼくにとってブルース・リーの『アタァー!!』は、ブルースの、魂たましいの叫さけびだった」と述懐じゅっかい。各かく作品さくひんの注目ちゅうもくポイントも解説かいせつしている。全文ぜんぶんは以下いかの通とおり。

炸裂さくれつ！6夜や連続れんぞく ブルース・リー・スペシャル

BS松竹しょうちく東急とうきゅう 2024年ねん7月がつ1日にち（月つき）～6日にち（土ど）
＜放送ほうそうスケジュール＞
「ドラゴン危機きき一発いっぱつ」7月がつ1日にち（月つき）20:00～
「ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん」7月がつ2日にち（火ひ）20:00～
「ドラゴンへの道みち」7月がつ3日にち（水みず）20:00～
「死亡しぼう遊戯ゆうぎ」7月がつ4日にち（木き）20:00～
「死亡しぼうの塔とう」7月がつ5日にち（金かね）20:00～
「燃もえよドラゴン」7月がつ6日にち（土ど）20:00～

竹中たけなか直人なおと コメント

ぼくがブルース・リーと初はじめて出会であったのは、今いまから50年ねんも前まえだ…。ぼくがまだ18歳さいだった頃ころさ。「燃もえよドラゴン」を横浜よこはまの映画えいが館かんで観みたんだ。併映へいえいされていたクリント・イーストウッドの「ダーティハリー」もかっこよかったけれど、ぼくはもうスクリーンに映うつるブルース・リーに釘付くぎづけになった！ 映画えいがのオープニングから驚おどろきだ!! ブルースのあの身体しんたいのシルエット!! あの肌はだの色いろ！ そして、あの眼め！ あの髪型かみがた！ あの動うごき!! さらに、あの口元くちもと!! 「アタッ！」「アタッ！」「アタァー！」のあの叫さけび声ごえ!!! 全部ぜんぶがあの！ あの！ あの！ ばかりだ!!! たまらなかった！ こんな人じん、初はじめて見みた!!! すげ～！ すげ～!! たまらなくすげ～!!! だった...！ そして！ 宿敵しゅくてきオハラを倒たおした時ときの、あの表情ひょうじょう!!! うわぁ～!! これはもう…「なんじゃ！ こりゃあー!!!」だっ！
それからというもの、ぼくは何なん度ども何なん度ども「燃もえよドラゴン」を観かんに行いった！ 当時とうじの映画えいが館かんは入いれ替かえ制せいじゃなかったから、何なん度ども何なん度ども「燃もえよドラゴン」をスクリーンで観みることができたのさ！ それでもなお、劇場げきじょうに通とおったのだ！
友人ゆうじんたちの何人なんにんかは、ブルース・リーのモノマネをし始はじめていた。それも、マネするやつ全員ぜんいんが「アチョー！」って!! ぼくはそれが許ゆるせなかった！ ブルース・リーのマネをするやつがなぜ「アチョー」と言いえるんだ!?!? “怪かい鳥とり音おん”って何なにだ!?!? ぼくにとってブルース・リーの「アタァー!!」は、ブルースの、魂たましいの叫さけびだった。

ドラゴン危機きき一発いっぱつ

ただただ初々ういういしい、キラキラのブルースを観みることができる！
なんてチャーミングなブルース・リー!!!

ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん

怒いかりに満みち溢あふれたブルースの表情ひょうじょうがたまらない！
ブルースのコミカルな動うごきもめちゃくちゃキュート！
この映画えいがならではの“日本人にっぽんじん”の表現ひょうげんもたまらないぞ！ びっくりするぜ！
そしてやはり、テーマ曲きょくのインパクト!!

ドラゴンへの道みち

なんてったってこの作品さくひんは、ブルース・リーの初はつ監督かんとく映画えいがだぜ!!!
それも、舞台ぶたいはローマ!!!
ますますコミカルなブルースの動うごきに目めが離はなせない！
そして！ ダブルヌンチャクの破壊はかい力りょく…!!

死亡しぼう遊戯ゆうぎ

うわぁ～!!! ブルース・リーとは全然ぜんぜん違ちがう人ひとがブルース・リーを演えんじてるんだ！
そんなこと、絶対ぜったいにあり得えないだろ!?!? だけど、そのあり得えないことを
やってのけてしまうのが映画えいが産業さんぎょうだ!!!
たまらないぜ!! なんたって音楽おんがくが…！ あの！ ジョン・バリー!!!
エンドロールに映うつし出だされるブルースの表情ひょうじょうには…
なみだが溢あふれること間違まちがいなしさ……

※ブルース・リーの急逝きゅうせいにより未完みかんとなっていたが、生前せいぜんに撮影さつえいしたフィルムと、代役だいやくによる追加ついか撮影さつえいによって完成かんせいした

死亡しぼうの塔とう

こ、こんな映画えいがが作つくられていいのか?!と叫さけびたくなる映画えいがさ!!!
前まえもって言いっておく！ これは覚悟かくごして観みなければいけない映画えいがだ！
なんと…！ 東京とうきょうが舞台ぶたいになってるんだぜ！

燃もえよドラゴン

これぞブルース・リー!!! この作品さくひんのブルースの声こえこそがまぎれもない本物ほんものさ!! “アクション”というブルースの舞まい（まい）に、ダンスに、ただただ釘付くぎづけさ…！
そして、お墓参はかまいりのシーンでブルースが着きているスーツは！ あの！
日本にっぽんのファッションデザイナー・菊池きくち武夫たけおさんのMEN'S BIGIのスーツなのだ！
彼かれの魂たましいの叫さけび 「アタァー!!」は決けっして耳みみから離はなれることはない…。
そしてあの髪型かみがた、あの身体しんたいのシルエット……あれぞ究極きゅうきょくのブルース・リーだ。