「Billboard JAPAN」「Mikiki」「Rolling Stone Japan」編へん

編集へんしゅう・構成こうせい / 酒匂さこ里奈りな（音楽おんがくナタリー編集へんしゅう部ぶ）

Billboard JAPAN編集へんしゅう部ぶ
植田うえだ匠たくみ人じん

植田うえだ匠たくみ人じんのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. 機関きかん銃じゅうを撃うたせないで / MONO NO AWARE
02. 芍薬しゃくやく / 折坂おりさか悠太ゆうた
03. 心配しんぱい性せい / Klan Aileen
04. ドラマ / 羊ひつじ文学ぶんがく
05. Inner Blue / パソコン音楽おんがくクラブ
06. 草木くさき / 長谷川はせがわ白紙はくし
07. Mirror （選択せんたく） / YonYon, SIRUP
08. Still Alive (feat. Young Dalu, Gucci Prince & Spada) / Normcore Boyz
09. Coincidence / KID FRESINO
10. FUTURE WAVE / eill
11. There's No Ending / RUANN
12. 髪かみの花はな / Ghost like girlfriend

時代じだい、国くに、ジャンルを越こえてきた12曲きょく

ヒットチャートの運営うんえいというメディア体質たいしつ上じょう、ある意味いみ、音楽おんがくをデータの世界せかいで語かたることが仕事しごとの1つなのですが、だからこそ世よの中なかには数字すうじだけでは測はかり切きれない、素晴すばらしい音楽おんがくがたくさんあふれていることを実感じっかんし続つづける毎日まいにちです。サブスクをはじめとするデジタルメディアの浸透しんとうにより、音楽おんがくはインプットもアウトプットも時空じくうを超越ちょうえつするまでになりました。その恩恵おんけいを享受きょうじゅした音楽おんがくリスナーにとって2018年ねんは、さまざまなルーツや新鮮しんせんな感性かんせいを感かんじさせる、含蓄がんちく性せい豊ゆたかな音楽おんがくをたくさん楽たのしむことができた年としだったと思おもいます。ライブハウスやインターネットで形成けいせいされる限かぎられたコミュニティから、お茶ちゃの間あいだになじみ深ふかいポップシーンのド真まん中なかまで、研鑽けんさんと挑戦ちょうせんを続つづけるアーティストはあらゆるシーンにも存在そんざいしていて、いつどこでどんな音楽おんがくが生うまれるかわからない。そんな2018年ねんだからこそ出会であえた曲きょくを、ほんの氷山ひょうざんの一角いっかくではありますが集あつめてみました。それぞれが時代じだい、国くに、ジャンル、何なにかを越こえてきた音楽おんがくだと思おもいます。

Billboard JAPAN

アメリカのヒットチャート / 音楽おんがくメディアを運営うんえいする音楽おんがくブランド「Billboard」の日本にっぽん国内こくないライセンシー。音楽おんがくチャート、音楽おんがくニュースなどを掲載けいさいしている。サイトを運営うんえいする阪神はんしんコンテンツリンクは、国内外こくないがいのアーティストのライブが楽たのしめるクラブレストラン「Billboard LIVE」を東京とうきょうと大阪おおさかで展開てんかいしている。

・Billboard JAPAN

Mikiki編集へんしゅう部ぶ
酒井さかい優ゆう考こう

酒井さかい優ゆう考こうのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. Audio Check Music / Cornelius
02. Nicogoly / マテリアルクラブ
03. こんがらがった！ / ネクライトーキー
04. AIN'T NOTHIN' LIKE A FUNKY BEAT / HIDEKI NAGANUMA
05. いない・いない / POLLYANNA
06. 泳およぐ針はり / tricot
07. Prayer X / King Gnu
08. Tokyo OP / くるり
09. DELICIOUS. / TWEEDEES
10. 化ばけるレコード / ニガミ17才さい
11. KAIBUTSU / 絶景ぜっけいクジラ
12. オシャカ / 集団しゅうだん行動こうどう

美うつくしく、面白おもしろく、変かわっている曲きょくたち

音楽おんがく誌しとかカルチャー誌しとか、昔むかしは雑誌ざっしのくだらない注釈ちゅうしゃくとか広告こうこくの隅々すみずみまで読よんだりしたのに、ナタリーもウチも含ふくめて隅々すみずみまでチェックしたりしないし、今いまのメディアは本当ほんとうつまんねーなと思おもいます。あります？ そんなメディア。個人こじん個人こじんが自分じぶんで情報じょうほうを集あつめる時代じだいだからいいのか。いいのか？ そのくせ誰だれかがまとめたまとめサイトとかニュースアプリは隅々すみずみまで読よんだりして。それはさておき、今回こんかいは2018年ねんによく聴きいた音楽おんがくの中なかから、特とくに美うつくしい、面白おもしろい、変かわってると思おもう12曲きょくを選えらびました（Pollyannaだけは2017年ねん作さくですが配信はいしんは2018年ねんからなのでご容赦ようしゃを）。メディアがつまんねーこんな時代じだいだからこそ、Mikikiでは個性こせい強つよめの編集へんしゅう者しゃたちがこういった“特とくにいい”と思おもう音楽おんがくを毎日まいにち多数たすう紹介しょうかいしています。なんでも載のってるナタリーに飽あきたら、“特とくにいい”ものだけが載のってるMikikiにもぜひ遊あそびに来きてみてください（笑）。

Mikiki

タワーレコード株式会社かぶしきがいしゃが運営うんえいする、2014年ねんにスタートした音楽おんがく情報じょうほう・レビューサイト。コンセプトは“音楽おんがくをもっと聴ききたい、知しりたい、楽たのしみたい人ひとのための〈読よんで〉〈聴きける〉ミュージックガイドメディア”。オリジナルコンテンツのほか、同社どうしゃ発行はっこうのフリーマガジン「bounce」「intoxicate」「TOWER PLUS+」の作品さくひんレビューやインタビューも掲載けいさいされている。

・Mikiki

Rolling Stone Japanチーフディレクター
上野うえの拓朗たくろう

上野うえの拓朗たくろうのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. The Circle / Crystal Lake
02. Neo Gal Wop / JP THE WAVY
03. Dodemoii feat. Masayoshi Iimori / TENG GANG STARR
04. Byuuun! feat. BLAISE / YDIZZY
05. Palm Tree / ゆるふわギャング
06. Same S**t / NORIKIYO
07. SWIM IN / AAAMYYY
08. テレパシー / Tempalay
09. Mosquito Bite / [ALEXANDROS]
10. Rel / THE ORAL CIGARETTES
11. Prayer X / King Gnu
12. 円まどか環たまき / 三浦みうら大知たいち

独自どくじの言語げんごを持もったアーティストたち

Rolling Stone Japanは音楽おんがくメディアとしてグローバルとローカルを大事だいじにしていきたいと考かんがえています。昔むかしから「無む国籍こくせきっぽいもの」を漂ただよわせる音楽おんがくが大好だいすきなのですが、今回こんかいセレクトした12組くみのアーティストはいずれも独自どくじの言語げんごを持もった人ひとたちだなあと。言葉ことばの壁かべ、ジャンルの壁かべ、そんな壁かべを壊こわし続つづけていく日本にっぽんのアーティストたちの活躍かつやくを、2019年ねんも見届みとどけていきたいと思おもいます。

Rolling Stone Japan

アメリカで1967年ねんに創刊そうかんされたカルチャー誌し「Rolling Stone」の日本にっぽん版ばん。Webサイト「Rolling Stone Japan Web」も運営うんえいしており、こちらでも音楽おんがく、映画えいが、政治せいじ、スポーツ、ライフスタイルなどのニュースを掲載けいさいしている。

・Rolling Stone Japan