「BARFOUT!」「2YOU MAGAZINE」「ROCK AND READ」編へん

編集へんしゅう・構成こうせい / 酒匂さこ里奈りな（音楽おんがくナタリー編集へんしゅう部ぶ）

BARFOUT!編集へんしゅう部ぶ
松坂まつさか愛あい

松坂まつさか愛あいのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. 点てんと線せん / Akeboshi
02. Footsteps / Ryu Matsuyama
03. Blurred / mabanua
04. Modry sen / UQiYO
05. Deadwood / Predawn
06. 手紙てがみが届とどけてくれたもの / Schroeder-Headz
07. 遠とお郷きょうタワー / MOROHA
08. なんにもいらない / 冬ふゆにわかれて
09. 最初さいしょのグー / ヒグチアイ
10. 虎とら / ハンバート ハンバート
11. さよなら、ありがと / 大橋おおはしちっぽけ
12. 忘わすれっぽい天使てんし / 中村なかむら佳穂かほ

映画えいがと音楽おんがくに触ふれる日々ひびの中なかで出会であった、何なん年ねん先さきも聴きいていたい12曲きょく

映画えいがと音楽おんがくに多おおく触ふれる毎日まいにちなので、物語ものがたりが浮うかんできやすい音楽おんがくを中心ちゅうしんにセレクトしました。実際じっさいに、Akeboshiの「点てんと線せん」は映画えいが「鈴木すずき家かの嘘うそ」の主題歌しゅだいかに、Schroeder-Headzの「手紙てがみが届とどけてくれたもの」は映画えいが「ハローグッバイ」主題しゅだい曲きょくに、MOROHAの「遠とお郷きょうタワー」は映画えいが「アイスと雨あめ音おん」の主題歌しゅだいかになっています。映画えいがもまた素晴すばらしいものばかり。また、ヒグチアイの「最初さいしょのグー」は、少年しょうねんマンガを題材だいざいに書かかれたものなので、楽曲がっきょくを聴きくと、その中なかに存在そんざいする主人公しゅじんこうを強つよく感かんじられます。聴きいていて祈いのりにも近ちかい感触かんしょくを覚おぼえるのが中村なかむら佳穂かほの「忘わすれっぽい天使てんし」。なるべく静しずかな場所ばしょで、この曲きょくだけに集中しゅうちゅうし、いろんなことを頭あたまの中なかに巡めぐらせたくなります。どの曲きょくも、何なん年ねん先さきも聴きいていたい、きっと、聴きいている、と思おもえる12曲きょくです。　

BARFOUT!

ブラウンズブックスが1992年ねんより発行はっこうしているカルチャー誌し。“表現ひょうげん活動かつどうを「批評ひひょう」するのではなく、「応援おうえん」する”をコンセプトに、音楽おんがく、映画えいが、ファッションなどのカルチャー情報じょうほうを掲載けいさいしている。同社どうしゃでは「BARFOUT!」のほか、雑誌ざっし「Movilist」「STEPPIN’ OUT!」も発行はっこうしている。

・BARFOUT!

2YOU MAGAZINE編集へんしゅう長ちょう
柴山しばやま順次じゅんじ

柴山しばやま順じゅん次じのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. アゲンストザペイン / BiS1st
02. アゲンストザペイン / BiS2nd
03. さびしさ / 折坂おりさか悠太ゆうた
04. Home Alone / カネコアヤノ
05. さよならが言いえなくて / OLEDICKFOGGY
06. THE GREAT ESCAPE / ナードマグネット
07. My HERO / 04 Limited Sazabys
08. GOLD / Age Factory
09. 遠とお郷きょうタワー / MOROHA
10. Paper plane / FRONTIER BACKYARD
11. 夜よる王子おうじと月つきの姫ひめ / セントチヒロ・チッチ
12. THIRTEEN / lynch.
13. GANG2 / GANG PARADE

ジャンルはバラバラでもじっくり聴きいた大切たいせつな曲きょくたち

2018年ねんもたくさんの音楽おんがくに出会であいましたが邦楽ほうがくに関かんしては歌詞かしに感情かんじょう移入いにゅうできるものを好このんで聴きいていた気きがします。その中なかでもアゲンストザペインの「感情かんじょうよくたばれ」というフレーズには幾度いくどとなく救すくわれました。ついイライラしてしまうときにこの言葉ことばを呪文じゅもんのように唱となえると気持きもちがスッと楽らくになるのでオススメです。折坂おりさかさんの「さびしさ」はひさしぶりに歌うたを聴きいて震ふるえました。この感覚かんかく、ここ数すう年ねんではアイナ・ジ・エンドさんか折坂おりさか悠太ゆうたさんですね。そしてカネコアヤノさんも素晴すばらしかったです。彼女かのじょの音楽おんがくはやはりコーヒーを煎せんじれてレコードで聴ききたいです。音楽おんがくを聴きく時間じかんを作つくって聴きく音楽おんがく。OLEDICKFOGGYの「さよならが言いえなくて」やMOROHAの「遠とお郷きょうタワー」を聴きくと亡なくなった母ははに会あいたくなります。亡なくなって時間じかんは経たつのですが駄目だめですね。こうして並ならべてみるとバラバラですがどの曲きょくも2018年ねんにじっくり聴きいた大切たいせつな曲きょくばかりです。

2YOU MAGAZINE

トランスACEが2007年ねんより発行はっこうしているフリーマガジン。愛知あいち県けん、三重みえ県けん、岐阜ぎふ県内けんないのCDショップ、ライブハウス、スタジオなどを中心ちゅうしんに配本はいほんされている。「2YOU MAGAZINE」はWebでも展開てんかいされており、インタビュー、ライブレポート、作品さくひんレビューなどを掲載けいさいしている。

・2YOU MAGAZINE

「ROCK AND READ」編集へんしゅう長ちょう
吉田よしだ幸司こうじ

吉田よしだ幸司こうじのプレイリスト（曲名きょくめい / アーティスト名めい）

01. 沈黙ちんもく / DEZERT
02. insomnia / DEZERT
03. おやすみ/ DEZERT
04. TODAY / DEZERT
05. Ranunculus（Radio Edit Ver.） / DIR EN GREY
06. 光彩こうさい / luz
07. 餞はなむけの唄うた / ぞんび
08. A FOOL / lynch.
09. メルト DEMO / MUCC
10. ドンマイ / ゴールデンボンバー
11. ７ / ７ / BLACKNAZARENE

ヴィジュアル系けいの泣なかせるメランコリックな10曲きょく＋1曲きょく

ヴィジュアル系けいと聞きくと激はげしいヘドバン曲きょくを思おもい浮うかべる人ひとが多おおいかもしれないが、実じつはバラードやスローテンポの曲きょくもニーズが高たかく、2018年ねんはそうしたいわゆる“いい曲きょく”が特とくに豊作ほうさくの年としだった。ここでは、ヴィジュアル系けいの2018年ねんのストリーミング解禁かいきん曲きょくから、泣なかせるメランコリックな10曲きょく＋1曲きょくをピックアップ。特とくにDEZERTのニューアルバム「TODAY」は、彼かれらの真骨頂しんこっちょうだった刺々とげとげしい曲きょくより聴きかせる系けいの曲きょくに比重ひじゅうを置おいた名作めいさくなので、4曲きょく入いれた。このほかストリーミング解禁かいきんされていない中なかでは、有村ありむら竜太りゅうた朗ろう「ザジ待まち」、Plastic Tree「遠国おんごく」、COALTAR OF THE DEEPERS「LANGSAM BLUT '13」、R指定してい「命日めいにち」、キズ「０」あたりもオススメ。11はヴィジュアル系けい好すきにも聴きいてほしいロック色しょくの強つよいアイドルグループのセンチメンタル曲きょく。

ROCK AND READ

2004年ねんより発行はっこうされている音楽おんがく書籍しょせき。“読よむロックマガジン“をコンセプトに、アーティストのロングインタビューを中心ちゅうしんに掲載けいさいしている。アイドルのパーソナリティにロングインタビューで迫せまる別冊べっさつシリーズ「IDOL AND READ」も展開てんかい中ちゅう。

・ROCK AND READ